あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

8年が経っても震災は終わらない

2019-03-11 | from:sachiaki
今日お誕生日の人や、9月11日が誕生日の人ってお祝いしにくいムードになっちゃいましたよね……。
他にも8月6日と9日の人とか、
私も6月4日生まれなので、中国にいたらお祝いムードになれないと思ったりするsachiakiです。
天安門事件で一体どれだけの人の命が奪われたのかと考えると頭が痛くなります。

が。

それは全然別の話。
曰く付きの誕生日に生まれたからって、それはなんの関係もないのです。

というわけで、本日お誕生日の方おめでとうございます。
結婚記念日の人、創立記念日の人、
他のおめでたいことがあった人、
それぞれにおめでとうございます。
今日1日目一杯良い日としてお過ごしくださいませ。








と、書いたところで震災の話。
もう散々語られているであろう話ですし、
私が語るようなことなどないと思っているのだけど、
今年は西洋占星術でいうところの
天王星が新しいシーズンを迎えるも年ということで
改めて7年前のことを思い出し(7年で季節が変わるのが天王星の周期なのだそう)
そういえば震災から1年経った頃に
人の分断がシッカリと見え始めたのだよな…と
嫌なことを思い出したりしてました。

日本は震災大国で、大きい地震や台風の被害が多く
その度に胸を痛めたりしていましたが、
この東北大震災の恐ろしさは震災そのものよりも
人を不信にさせる全く別の何かだったのだと思います。

安心・安全と言われ未来のエネルギーと呼ばれていた原子力発電の嘘や、
それを誘致することで民間へ出来ていたサービスへの信用や、
学者さんたちが言っていることの不安定さや
企業の補償の姿勢などなど
まさに不信感が噴きこぼれたのが2012年という年だったと思います。

2011年は震災という「復興」向けた
いうなれば通常の震災だったのだけど
2012年にこれは「復興」というものへの考え方そのものが変わる
そんな転換期だったなぁと。

たくさんの人々が努力してきたからこそ
野菜や果物がその地方のものでも購入できるとなっているけれど
あの時のダメージで
いまだに同じ頃のようなブランドイメージはなくなっているし
そものの見方そのものの違いが浮き彫りになって
知識への不信や偏見にまつわるものへの恐怖が
より深くなってきている気がします。

さらに今年は不適切統計なんていうトンデモニュースも巻き上がって
『信用』とはなんなのか?
なんてことを思ってしまったりします。

私は『絆』という触の良い言葉が好きじゃないけれど
(そもそも絆の語源が”絆は犬や馬などの動物を繋ぎとめておく綱のこと”とあるので
 あまり気持ちの良いものではないなーってのがある)
それでももう一度人々が顔を見合わせて手をとりあうのは必要だよね
なんてことを思ったりします。

と、日記を書いてる場合ではなかった。
他にも書こうかな?と思うことはあったけれど
疑心暗鬼が一番怖いんだよ、って話をしたかったってことです。

これからの7年がどんな年になるのか
せめてもうこれ以上人々が分断されることなどないと良いなと思います。

そんじゃまた。モイモイ
コメント
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