あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

知人の出演された演劇アーカイブを見てました

2021-11-29 | from:sachiaki
なんていうか、「知人」と言っていいのか?
っていうぐらい恐れ多い人っていうのが時々いるんですけれど
そのうちの一人である老舗Webラジオの「くりらじ」さんより
Tech Avenue」を担当されているyanmaさんが
数年ぶりに舞台に立たれたというので配信アーカイブを鑑賞していたsachiakiです。

本当は舞台を見に行く予定だったのですけれど、
フタを開けてみたら11月の予定が仕事色一色になっていて
ギャーってなってしまったんですよね。
というわけで泣く泣く舞台を諦めて配信アーカイブを見ることにしてたものの
ずっと見るタイミングがこなかったのですけれど、
ようやっと本日頭を使うより手を使う作業ターンに入れたので
画像の切り出しをしながら鑑賞をすることができました。
パラレル作業にもほどがある……って思うんだけど
わりとなんとかなるもんでしてな。

2時間超えの長尺舞台でしたけれど
内容は壮大なストーリーの中でも
一番の見所を抜き取ったもので
足りない説明などはあるけれど
それでも見応えのある舞台で観終わった後も
思わずそのストーリーの元となった
ボーカロイド曲を聞いてしまうぐらいに浸ってしまいました。

今回鑑賞した舞台は元がボーカロイドの曲って書いたとおり
鏡音リン・レンを使ったボーカロイドソング「悪ノ娘」と「悪ノ召使」の世界観を元にした
壮大なファンタジー小説・漫画化されたものであり、
あぁ、あの曲がこんなストーリーに膨れたんだなぁと感慨深くなりながらも
13年も前の曲と再び会えたことに感動すら覚えたのでした。

大人たちの都合で引き裂かれた双子の片割れが悪に落ちていくものの、
世界中が敵になってしまっても自分だけは味方でいるという
設定だけでもヨダレ物な話に
フランス革命のソースがベースに絡まり、
それぞれの正義の元で話が進んでいくところは圧巻でした。

強いていうなら、
双子の片割れが召使として王女に仕えている心情がもう少し描かれていれば
「双子だと覚えているのは自分だけ」という悲しい背景に加えて
王女に命令されただけで育ててくれた義父や片思いの女の子を手にかけるところなど
情景に深みが増したんじゃないかなーって思います。
あのボカロ曲を聞いていて世界観が心の中にあれば
なんて忠義ものなの!って萌えるところなんですけれど、
その世界観がない(忘れている)人が見ると、アホの子なんちゃうか?
って見えるぐらいものを考えている風がなかったのが残念なところだったかなぁ……と。

でもそんな瑣末なことはさておいても、
中世のドレスをこれでもか!と種類と人数で見せてくれたことも
主人公となる「悪ノ娘」となる王女の葛藤や、
革命後の生き様などはとても良かったと思います。
罪の償い方は「生きてこそ」だと思うので。
※王女はとてもわがままで、国民の生活事情など気にせず放蕩を貪り
 気にくわない従事者は粛清するという悪逆非道をしていました。

さて、いいもの見て英気も養えたのでお仕事頑張ってきまs。
そんじゃまた!モイモイ。

鑑賞していた舞台
→劇団ブリオッシュ 第7回公演『悪ノ娘 ~ To my dearest ~』
 https://briochefamily.wixsite.com/brioche
コメント
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