小沢健二のファーストアルバム
「犬は吠えるがキャラバンは進む」に
出会ったのは高校1年生の時だっただろうか。
フリッパーズギターを知らないまま中学時代を過ごし
(TMNとaccessとB'zと洋楽で育ってしまった)
バイト先のお客さんに東芝EMIの人がいて
たまたま「音楽好きそうだから」って理由で
サンプルCDをもらったのがきっかけだった。
今まで聞いてきたどの音楽とも違っていたので
耳が慣れるまで少し時を要したものの
今も賛美歌のように聞いてしまうのが
このアルバムである。
小沢健二の真骨頂は歌詞にあって、
「天気読み」の
♪星座から遠く離れていって
景色が変わらなくなるなら
ねえ 本当は何か本当があるはず
であったり、
「ローラースケートパーク」の
♪意味なんてもう何もないなんて
僕がとばしすぎたジョークさ
神様がそばにいるような時間つづく
中略
ありとあらゆる種類の言葉を知って
何も言えなくなるなんて
そんなバカなあやまちはしないのさ!
なんてところは何度も何度も聞き返してしまう。
今の気分は「天気読み」。
「天気」を別のものと入れ替えてもいい。
私が悪魔やら地獄的なモチーフを好むのも
見つかりやしない「本当」を追っかけたかったり
「甘い誘惑」やら「甘美な罠」であったり
美しさの後ろにあるドロッとしたものに
とても魅かれるからなのだと思う。
そもそも「魅力」の「魅」には「鬼」がいるし。
厳しさの方がきっと通じる
「美しさ」があるのだろうけれど
厳しさなんて誰も求めてない世の中なら
徹底的に「甘い罠」になってやりたいとすら思う。
でも自分が実はそういったもの(見せかけの善さ)が
一番嫌いなので
ここが難しいところなんですけれど……。
ストイックな人に憧れつつも
そうはなれない自分に
言い訳用の「鬼」を使いたいのかも?
とかそんなことを考えていました。
「犬は吠えるがキャラバンは進む」に
出会ったのは高校1年生の時だっただろうか。
フリッパーズギターを知らないまま中学時代を過ごし
(TMNとaccessとB'zと洋楽で育ってしまった)
バイト先のお客さんに東芝EMIの人がいて
たまたま「音楽好きそうだから」って理由で
サンプルCDをもらったのがきっかけだった。
今まで聞いてきたどの音楽とも違っていたので
耳が慣れるまで少し時を要したものの
今も賛美歌のように聞いてしまうのが
このアルバムである。
小沢健二の真骨頂は歌詞にあって、
「天気読み」の
♪星座から遠く離れていって
景色が変わらなくなるなら
ねえ 本当は何か本当があるはず
であったり、
「ローラースケートパーク」の
♪意味なんてもう何もないなんて
僕がとばしすぎたジョークさ
神様がそばにいるような時間つづく
中略
ありとあらゆる種類の言葉を知って
何も言えなくなるなんて
そんなバカなあやまちはしないのさ!
なんてところは何度も何度も聞き返してしまう。
今の気分は「天気読み」。
「天気」を別のものと入れ替えてもいい。
私が悪魔やら地獄的なモチーフを好むのも
見つかりやしない「本当」を追っかけたかったり
「甘い誘惑」やら「甘美な罠」であったり
美しさの後ろにあるドロッとしたものに
とても魅かれるからなのだと思う。
そもそも「魅力」の「魅」には「鬼」がいるし。
厳しさの方がきっと通じる
「美しさ」があるのだろうけれど
厳しさなんて誰も求めてない世の中なら
徹底的に「甘い罠」になってやりたいとすら思う。
でも自分が実はそういったもの(見せかけの善さ)が
一番嫌いなので
ここが難しいところなんですけれど……。
ストイックな人に憧れつつも
そうはなれない自分に
言い訳用の「鬼」を使いたいのかも?
とかそんなことを考えていました。