スラヴォイ・ジジェクの話を和訳して
字幕つけたものを7月26日にポストしてくれた方がいて、
当日も、あぁ嫌だなぁって気持ちになったんですけれど、
今日改めて見て、マジでキナ臭くなってるんだな
ってことを思ったりしたsachiakiです。
いまや国家権力はギャングのような組織に手を借りないと
治安維持できない状況に置かれている。
そして手を借りた結果、
公然と悪がなされていても、それを批判する術を持たない。
そしてそのような状況が蔓延り始めている。
ハイチが大災害の後に政府の対応が遅れたのをきっかけに
ギャングが権力を握ってしまい、
現在大変なことになっている。
そのことについて批判をたくさんするのに
ドイツではユダヤ人の大量虐殺をしてしまったがために
イスラエルに対してなにも言い返すことができなくなってしまった。
だからイスラエルがする悪も悪だとは言わず
無条件で肯定するのだという馬鹿馬鹿しさに
ハイチのそれとなにが違うんだ?と
疑問を持ってしまうわけですね。
そしてこのようななにかの利権が絡んでいるから
公で行われた不正に対してもスルーをする
ということがだんだんとエスカレートしていっているような
そんなことを感じる今日この頃なのです。
パリのオリンピック、自転車以外は興味がないので
あまりちゃんと見ていないんですけれど、
それでも流れてくるニュースなど見ていると
え?なんで??って話がちょいちょいあり、
話をつなげるには飛躍してるんだろうけれど、
公然と主張する権利が強い方が
その他を黙らせることができるのだ!
って言ってる感じがね、繋がっているように感じて
怖いな〜って思ったんです。
ちなみに昨日の夜から『テクノ・リバタリアン/橘玲 著』を
オンライン読書会でしておりまして、
こちらも併せて読むと、世界でいま何が起きているのか
もしくはどういう思想が流行っているのかを
多少は理解することができるのかもなぁ
なんて思っています。
そんな感じ。
さて、銀行に行かねばなのでこの辺にて。モイモイ