岐阜の画廊 文錦堂

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「焼〆展」DM掲載作品(徳利編)!!

2012-03-06 15:21:30 | 工芸
皆さん、こんにちは。
今日の岐阜は、曇り空ながらも春の陽気を感じさせる温かな1日となりました。

いよいよ今週末10日(土)から、本年度文錦堂企画展第三弾!!として、「焼〆展」を開催致します。

焼〆陶ならではの“土との美”に彩られた若手人気陶芸家6名による熱い競演が今から大変楽しみです!!

さて、開催を前に今日から今回の「焼〆展」のDM表紙に掲載された6作品をご紹介致します。

先ずは「徳利編」と題して、備前金重 潤平さんと森本 良信さんの作品をご紹介致します。

まさに備前焼の醍醐味が詰まった潤平さんの作品。手に吸い付くような柔らかな土肌の感触が堪りません・・・。



   金重 潤平作「備前徳利」・・・¥60,900- 

金重 潤平さんは、1972年に備前焼作家 金重 晃介先生の長男として生まれました。
早稲田大学第一文学部卒業後、父に師事し、金重家に伝わる技法を土作りから学ばれました。
窯変・緋色・カセ胡麻・・・など、多彩な景色を見せる「金重伝統の焼き」をしっかりと受継がれ、次世代の備前焼を担う作家として現在注目の若手陶芸家の一人です!!

次に、鎌倉時代に近い初期備前の土肌をストイックなまでに追求し続ける森本さんの自信作、



   森本 良信作「備前灰被り徳利」・・・¥57,750-

   森本 良信作「備前灰被り酒呑」・・・(売約済

森本 良信さんは、1976年に岡山県に生まれました。
96年に備前陶芸センターを修了された後、造形作家 安倍 安人の工房でスタッフとして学ばれ、2003年に現在地に穴窯を築窯し独立されました。
森本さん自身が「ストロング備前」と称すその力強い作風は、穴窯によって幾度も焼成されたことにより生まれる深い褐色の艶やたっぷりと流れ落ちる黄胡麻など見応え十分です。
備前焼若手作家の中でも現在、その将来を最も嘱望される作家の一人です!!
コメント (2)
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