岐阜の画廊 文錦堂

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「焼〆展」DM掲載作品(茶碗編)!!

2012-03-07 08:54:50 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今日の岐阜は、昨日と同じく曇り空ながらも温かな朝を迎えています。

さて、昨日から今週末に開催する「焼〆展」のDM掲載6作品をご紹介致しておりますが、今日は「茶碗編」と題して、伊賀新 学さんと淡路大前 悟さんの作品をご紹介致します。

伊賀の若手作家の中で、最近めきめきと頭角を現してきた新 学さんの会心作。
この作品について多くの方々からお問合せを頂きましたが、DMに作品名を表記していなかった為、「ぐい呑」とお間違いになられた方も多かったようです・・・。
造形的ながら手取り感も良く、エメラルドグリーンに彩るとんぼ玉が見て取れる景色がとても美しい茶碗です。



   新 学作「伊賀茶碗」・・・(売約済) 

新 学さんは、1973年に伊賀焼作家 新 歓嗣先生の長男として生まれました。
関西大学文学部卒業後、父に師事し、以後伊賀上野三軒窯にて作陶されています。
2002年に地上式単室穴窯を築窯し、初個展を開催。08年には、二基目となる穴窯も築窯されました。
緋色・焦げ・ビードロ・・・、強烈な焔の洗礼を浴びて生まれる伊賀焼の伝統をしっかりと受継ぎ、次世代の伊賀焼を担う作家として現在注目の若手陶芸家の一人です!! ※10日の初日には新さんも伊賀から駆けつけてくれますよ!!

次に、信楽から瀬戸内海を見下ろす淡路の地に工房を移され、自ら設計・築窯した半地下式の穴窯で新たなスタートを切られた大前 悟さんの自信作、



   大前 悟作「伊賀茶碗」・・・¥84,000-

大前 悟さんは、1972年生まれの新進気鋭の陶芸作家です。
信楽・伊賀・備前・唐津・李朝・・・・など、古陶磁に精通された見識をもとに、その素材となる様々な土の特性を活かした多彩な作風は、そのどれもが古格を漂わせるなど見る者を驚愕させます。
また、近年新たに取り組まれている黒楽作品も注目です。
穴窯にこだわる若手作家として、その将来が大変楽しみな作家です!!
コメント (2)
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