岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《古谷 和也展・花器編》☆

2012-09-08 13:41:18 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、昼過ぎからどしゃぶりの大雨に見舞われました。一時だけで止みましたが凄かったです・・・。

さて、先週末9日より開催致しています「~初窯作品を中心に~ 信楽 古谷 和也 作陶展」 【~ 9日()】ですが、残すところ明日1日となりました。
今展は和也先生のご協力もあり、初窯作品ならではの変化に富んだ窯変作品を中心とした、素晴らしい個展を開催することが出来たのではないかと自負致しております。
まだまだ明日1日残しています。どうぞ和也先生のこの素晴らしい個展を、皆様お揃いでご高覧賜わりますようご案内申し上げます。

では、今日も「私の一押し作品《花入編》」として選りすぐりの逸品をご紹介致したいと思います。
先ずは、信楽といえばやっぱり「蹲」ですよね!! 

 DMの表紙にシルエットで掲載し今展でも1番人気だった、



   「信楽蹲」 H19.4×D19.0cm (売約済

(うずくまる)・・・・古信楽・古伊賀,近くは越前古窯・古丹波などの代表的な小壺(こつぼ)。底が大きく、人が蹲(うずくま)ったような形から「蹲」と呼ばれています。元来は農家の日用品でしたが,茶人の好みで花入れなどに使われています。

ところで、皆さんは「伊賀に耳あり、信楽に耳なし」という言葉をお聞きになられたことはありますか?
これは、伊賀焼と信楽焼と特徴がよく似ていることから、違いを伝えるための言葉なんだそうですよ。



   「伊賀花入」 H25.0×D13.0cm ¥84,000-



   「信楽三角花入」 H25.2×D12.6cm ¥84,000-

続いて、昔、藁とか稲を柔らかくする為に叩いて伸ばしたのに使われた砧、その見立てで砧形に作られた



   「伊賀砧花入」 H25.2×D12.0cm ¥84,000-

最後は、会場内で独特の雰囲気を醸し出す経筒花入。経筒の花入れは、もともとは 経典を土中に埋納するときに用いた筒形の容器です。青銅や金属のものが多かったようですが、現在は仏事の茶会などの花入れとして用いられます。



   「伊賀経筒花入」 H27.5×D16.0cm ¥84,000-

ラストを飾る明日は、「壷編」をご紹介致します。乞うご期待!!

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