岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《魅惑の青/矢野 直人 編》☆

2013-05-16 16:27:18 | 工芸
皆さん、こんにちは。

連日暑い日が続いていますが、今日の岐阜も太陽が照りつける暑い1日となっています。(

さて、早いもので先週末から開催致しております「NEW Generation 2013展」 【~19日()】も中日を迎え、いよいよ後半戦へと突入です。
是非、今週末は若手人気陶芸家たちによる6者6様の“個性”が出た素晴らしい競演をご高覧下さい。

さて、今日も「私の一押し作品!!」と題して、現在開催中の「NEW Generation 2013展」から選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する方は、昨日のブログでご紹介した井口 大輔さんと共に、昨年のメンバーの一人でもあった矢野 直人さんです。
矢野さんは、1976年生まれの新進気鋭の作家で、5年間に亘るアメリカ留学や韓国蔚山での作陶経験を生かし、唐津焼に新風を吹き込んでいます。
次世代の唐津焼を担う作家として現在“大注目”の若手陶芸家の一人です!! 

今回は、玄界灘を連想させる様な青みを帯びた藁灰釉で昨年も評判となった斑・朝鮮唐津作品をご紹介致します。 先ずは、水指から



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津水指」 H18.5×D19.3cm・・・・・¥73,500-

続いて、窯変の景色を見せる



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津花生」 H26.0×D17.5cm・・・・・¥73,500-

最後は、会期早々に完売となった酒器揃。



   矢野 直人 作「朝鮮唐津徳利」 H12.6×D 8.7cm・・・・・(売約済

写真手前左から

   矢野 直人 作「朝鮮唐津ぐい呑」 H 5.6×D 6.0cm・・・・・(売約済

   矢野 直人 作「斑唐津ぐい呑」 H 5.5×D 6.2cm・・・・・(売約済

現在、唐津焼は次世代の台頭が激しく、矢野さんをはじめ有望な若手作家たちが切磋琢磨しながら鎬を削っています。
伝統を踏襲しながらも、自らの表現が出来る若き才能達が溢れる唐津。 彼らの活躍がますます楽しみで、今後も唐津から目が離せません・・・。

矢野 直人 (やの なおと)

1976年、佐賀県鎮西町生まれ 1994年、5年間アメリカ留学 2002年、佐賀県立有田窯業大学校専門課程陶磁器科卒業 
2003年、佐賀県立有田窯業大学校嘱託講師(助手) 2004年、殿山窯 2008年、韓国 蔚山にて6ヶ月作陶

明日は、瀬戸の新鋭「深見 文紀 編」です。 乞うご期待!!
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