岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

新作入荷~更なる可能性・漆紅釉~

2013-05-29 16:07:05 | 工芸
皆さん、お久しぶりです。

今日の岐阜は、朝からが降り続くあいにくの空模様となっています。 東海地方も、昨日から梅雨入りした模様だそうです。
しばらくの間は、スッキリしない天気が続きそうですね。

さて、先の「池田 省吾 陶人形展」の納品作業も、本日大物の作品を送り出し、ようやく出口の“光”が見えてきました。(ホッ)
ここ2週間に亘り続いた梱包作業でしたが、「陶人形」ということで梱包に細心の注意を払わなければならず、今回は思いのほか難航してしまいました。

ただ、ホッとするのも束の間、直ぐに「NEW Generation 2013展」の桐箱が届き始めるので、しばらくは忙しい日々が続きそうです・・・。

そんな中、昨日、養老の大谷 紀貴くんが窯出ししたばかりの作品を持って遊びに来てくれました!!
昨年、独自の「漆紅釉」による作品で初個展を成功させ、大ブレークを果たした大谷くんでしたが、念願だった東京での個展も開催が来年に決定するなど、今後の活躍がますます楽しみです。

今回は、刷毛目文様を組み合わせ、「漆紅釉」の更なる可能性を感じさせるぐい呑2点をご紹介致します。



   大谷 紀貴 作 「漆紅釉ぐい呑」 H 5.0×D 6.5cm・・・・・(売約済



   大谷 紀貴 作 「漆紅釉ぐい呑」 H 5.5×D 6.8cm・・・・・¥8,400-

鉄分を含んだ漆紅釉の上に黒の釉薬を重ねて焼成することで、黒の地に赤い斑紋を浮かび上がらせる「漆紅作品」
焼成温度や釉薬の配合などにより様々な景色を見せてくれます・・・。

大谷 紀貴 (おおたに のりたか)

1974年、岐阜県に生まれる 1995年、トライデントスクール・オブ・デザイン卒業 1998年、夢現窯にて焼き物を始める 2004年、独立 岐阜県養老町に工房を築く
2008年、ギャラリー・阿吽(静岡)にて初個展 2012年、第5回「現代茶陶展」入選 / 画廊 文錦堂(岐阜)にて「漆紅釉」による初個展
2013年、タイ・バンコク伊勢丹にて個展
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする