岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品紹介(1)/佐竹 康宏 展より

2013-12-05 16:37:38 | 工芸
皆様、こんにちは。

ここ数日、本当に暖かいですね。 今日も岐阜は、日中の気温が15度を越すなどポカポカ陽気の1日となりました。

さて、明後日より、いよいよ本年度文錦堂企画展の最後を飾ります「~木・轆轤・漆~ 木地師 佐竹 康宏 展」 【12月 7日(土)~15日()】が開催されます。

開催に先立ち、DM掲載作品をご紹介致します。

今日ご紹介致します作品は、佐竹先生が漆器の可能性を追求し、「陶器に負けない漆器による茶器を」と、近年力を注ぐ「抹茶椀」をご紹介致します。

樂茶碗を彷彿とさせる、このお茶椀を初めて目にした時は“衝撃的”で、漆器の固定概念を見事に覆されました・・・。



   佐竹 康宏 作 「抹茶椀」 H 8.6×D11.5cm・・・・・(売約済

 落ち着いた、カセた肌合い。 中央には火間の様な景色があり、見所の一つとなっています。

 茶溜まりが施された見込部分。

 高台は、三日月高台。 高台脇は漆が掛かっておらず、素地が露出し、さながら「土見せ」の様。

佐竹 康宏(さたけ やすひろ)

1952年 石川県加賀市山中温泉に生まれる 1970年 佐竹常良に師事 1994年 日本民藝館展入賞(98') 2001年 岐阜 画廊 文錦堂にて個展(以後、隔年開催)
2004年 工房 千樹 設立 2005年 イギリス ウェールズにてワークショップを行う 2007年 AAW(アメリカアソシエーションウッドターナ)大会招待され講演・実演
AWGB(アソシエーションウッドターナイギリス)20大会招待され講演・実演

【個展】日本橋三越本店を中心に、全国各地で作品発表を続ける / 元 東京藝術大学非常勤講師(集中講座)
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