岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品紹介(1)/NEW Generation 展 2017より

2017-06-07 19:22:19 | 工芸
皆様、こんばんは。
東海地方も梅雨に入り、今日は朝からが降り続いています・・・。

さて、今週末から本年度文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation展 2017」 【 10日(土)~18日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱き “競演 で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました。
出展作品も、この展覧会を足掛かりとして更に大きく羽ばたこうとする出展作家たちの気概が伝わってくる逸品揃となっています。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱き競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
注)初日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂く予定です。
整理番号順に順次販売致しますので、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

それでは、開催に先立ちましてDM掲載作品をご紹介させて頂きます。 
今日ご紹介する作家は、全員が80年代生まれというフレッシュな三人組です!

先ずは、事前のお問い合わせが最も多い九谷の新鋭 吉村 茉莉(1988年生)さんの作品から。
赤絵細描の第一人者 福島 武山 氏の下で学び、伝統の技とモダンなデザインを融合させた独自の作風で注目される茉莉さん。
今展では、代表作の「口吸い」「はなえみ」などの酒器と共に、「比翼の鳥」「夜色」「IROKA」といった新作が発表されます。



   吉村 茉莉 作 「香炉 風媒」H 9.2×D 8.4cm・・・・・(売約済

続いて、今回初登場となる地元 美濃の新星 加藤 好康(1985年生)さんの作品も。
数多くの人気作家を輩出する多治見市陶磁器意匠研究所出身で、卒業時には卒業制作賞を受賞された好康さん。
鋳込みと釉着という観点から、独自の世界を生み出しています。



   加藤 好康 作 「遊高台 碗」H 9.3×D14.0cm・・・・・¥48,600-

最後は、信楽からの参戦となった古谷 宜幸(1984年生)さんの作品を。
亡父 古谷 道生や兄である和也とは一線を画し、焼き締めによる信楽焼とは全く異なる難易度の高い天目に取り組む宜幸さん。
中国建窯で作られた天目に魅せられ学生時代から取り組んできた天目作品は、緊張感を感じさせ高貴な雰囲気を醸し出しています。
次号の炎芸術では「天目」特集ということで、宜幸さんが大きく取り上げられる予定です。



   古谷 宜幸 作 「天目茶碗」H 6.7×D12.7cm・・・・・¥86,400-
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