岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

週末特別企画!!

2017-06-25 16:05:47 | 工芸
皆様、こんにちは。

今朝は長野県南部を震源とする最大震度5強の地震があり岐阜も強い揺れを感じましたが、幸い大きな被害はありませんでした。

さて、昨日は私の修業先が主催する親和会という交換会の年に一度の大会が開催された為、早朝から東京へと出張してきました。
横山大観、加山又造、藤田嗣治といった物故作家に加え、現存作家の草間彌生などが高額な価格で次々に落札されていきました。
また、陶器では岡部嶺男や八木一夫といった作品に人気が集まりました。
普段はなかなかお目にかかれない名品の数々を間近で見ることが出来、眼福の一日となりました・・・。

それでは、今日も「週末特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。
今日ご紹介する作品は、静岡県南伊豆の地で作陶する古松 淳志先生の最新作です。

三島、粉引を中心に、古陶に通ずる静かで変わらぬ美しさを求めて作陶活動を続ける古松さん。
師匠であられた 故 吉田 明先生譲りの素朴で渋味豊かな趣を放つ作風で、多くの愛陶家を魅了します。
この作品も五角形の一面に佛を刻み仏龕(ぶつがん)に見立てるなど、精神性の高い仕上がりとなっています。



   古松 淳志 作「黒陶佛龕五方盃」 H 5.3×D 6.6cm・・・・・¥9,720-

古松 淳志 / Atushi FURUMATU

1973年 神奈川県生まれ。京都大学農学部卒業。古陶の美しさに魅せられ、大学院中退後、陶芸家吉田 明氏に師事
7年弱の修行を経て、南伊豆にて独立 2012年 割竹式登窯完成
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする