岐阜の画廊 文錦堂

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次回展DMのお知らせ!!

2017-09-15 11:27:00 | 工芸
皆様、おはようございます。 

今朝は、北朝鮮が発射したミサイルによる全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り響きビックリしました!?
改めて、戦争のない平和な世の中が続くよう心から願います・・・。

さて、次回展のDMが出来上がってきましたので取急ぎご紹介させて頂きます。
今回は、笠間期待の澤田 勇人さんによる東海地方初個展ということで、今から開催が待ち遠しい限りです。

 「 -笠間- 澤田 勇人 陶展」/ 平成29年10月 7日(土)~ 15日(

この度、画廊 文錦堂のご厚意により、東海地方初個展を開催させて頂くこととなりました。
ものづくりの深遠さを感じながら、一点一点と向き合い、制作してまいりました。
私の現在地を楽しんで頂けたら幸いです。
ご高覧下さいますようお願い申し上げます。 澤田 勇人

伝統にこだわらない自由な気風を求めて全国各地から若い陶芸家が集う笠間において、現在最も注目を集める澤田 勇人さんの東海地方初となる個展です。
象嵌や上絵付けで描かれた線の陰影と近代的な塔のような造形が特徴的な澤田さんの作品は、日本陶芸界の鬼才 加守田 章二や和太 守卑良の作品を連想させるなど、見る者に強烈な個性を感じさせます。
独創的な模様と斬新なフォルムを見事に融合させた笠間の新旗手による新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
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私の一押し作品!!≪「いちい」・「槐」 作品編/柴崎重行 遺作展より≫

2017-09-10 18:22:28 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は朝から晴れて、穏やかな1日となりました。

さて、先週末から開催致しておりました「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
柴崎さんの代表作が一堂に揃った遺作展ということで、県内外から数多くの来場者が訪れるなど注目度の高い展覧会となりました。
開催にあたり、多大なご尽力を賜わりましたコレクターA氏並びに多くの来場者の皆様方に厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」から私の一押し作品をご紹介していきたいと思います。

「何百年もの間、風雪に耐えてきた樹には、その尊い生命と苦節の歴史があります。
その樹の種類によりそれ自体特有の肌の美しさ、荒々しさ、細やかさがあります。
また、年輪は温暖で素直に育った年、風雪・寒さに耐えて過ごした苦難の年など、よく語ってくれます。
木彫は、それ等を活かさなければならないし、作者としてそれを活かす義務があると思います。
私は、その為にも出来るだけ手を加えないような木彫をしていきます。 木彫の行きつくところ塊になるのです・・・。」(柴崎談)

柴崎さんは、自分の気持ちが熟して創作意欲が高まるまで制作されなかったそうです。
北海道の大自然の空気を存分に吸い、山野を黙々と歩きまわり、制作意欲の高まりを持ち、一気阿成に斧を振り下ろす。
生涯、素材が持つ内なる魂と対峙し続けた柴崎さんの代表作が揃う「いちい」「槐」作品をお楽しみください・・・。



   柴崎 重行 作 「我ここにあり」13.5×12.0×15.6cm・・・・・¥432,000-



   柴崎 重行 作 「先達」15.0×10.8×15.0cm・・・・・¥432,000-



   柴崎 重行 作 「命のつながり」11.0× 9.0×12.8cm・・・・・¥270,000-
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私の一押し作品!!≪「栓」 作品編/柴崎 重行 遺作展より≫

2017-09-08 11:53:56 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から久しぶりに太陽が顔を出し、爽やかな青空が広がっています。

さて、先週末から開催致しております「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」 【 ~ 10日()】も、早いもので後半戦へと突入です。
北海道八雲熊の伝説の木彫家と謳われた柴崎さんの代表作がこれだけ一堂に揃うのも、今展が最初で最後になるかと思います。
どうぞ今週末は、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

野生の羆が集団生活を嫌うように、北海道八雲の木彫り熊の中において、熊崎さんの作品は他を寄せ付けない異彩を放っています。
自分の気持ちが熟して創作意欲が高まるまで制作されなかった柴崎さんの「熊」は、いつしか「幻の熊」と呼ばれるようになりました。
最初から形は決めず、素材の持ち味に逆らうことなく自然の息吹を感じながら彫られた柴崎さん。
彫り進めていくうちに、その素材の素晴らしい面や線が現れてきて一頭の熊となったそうです・・・。

先ずは、自分の手法と刀がピッタリと合うと、柴崎さんが生前好んで材料に用いた「栓」の木による作品から。



   柴崎 重行 作 「孤独」17.0×13.6×15.0cm・・・・・(売約済





   柴崎 重行 作 「BOSS」13.4×17.0×11.5cm・・・・・(売約済





   柴崎 重行 作 「童心」11.4×14.2×10.2cm・・・・・(売約済





  
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「-木塊- 柴崎重行 遺作展」会場奥風景。

2017-09-07 10:10:02 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝からどんよりとした雲に覆われスッキリしない空模様となっています。

さて、現在開催中の「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」 【 ~ 10日()】。
おかげ様で、幻の熊と呼ばれる「柴崎熊」を一目見ようと、連日多くの多くのお客様で賑わっています。

それでは、昨日に引き続き「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」の会場奥風景をご紹介致します。
同じ作品が殆ど無いといわれる柴崎さんの極意が詰まった会場をお楽しみください。



先ずは、柴崎さんがトキ夫人の為に彫られた「化粧」を含む代表作が並びます。
1966年制作の作品で、柴崎さんの「はつり彫り」がいよいよ円熟の境地に達しつつあった頃と思われます。

 

まるで魂を宿すかの如く野生熊の動きを巧みに捉えた「柴崎熊」が、来場者の心を強烈に捉えます。



「違い棚」コーナーには、常設展示の原 憲司 先生の「黄瀬戸」作品と共に、柴崎さんの初期作品が参考出品されています。




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「-木 塊- 柴崎 重行 遺作展」会場風景。

2017-09-05 17:30:17 | 工芸
皆様、こんにちは。

最近朝晩が涼しくなり、少しづつですが秋の気配を感じるようになってきました。

さて、秋といえば芸術の秋ですね!! 
この季節、各地で魅力的な展覧会が続きますが、文錦堂でも「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」 【 ~ 10日()】が始まりました。
コレクターA氏が長年に亘り収集された珠玉のコレクションを一目見ようと、連日多くのお客様で賑わっています。

それでは、「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」の会場風景をご紹介致します。
「幻の熊」と呼ばれ、知る人ぞ知る北海道八雲熊の伝説の木彫家 柴崎 重行さんの代表作が一堂に揃った会場をお楽しみください。
本日 9月 5日(火)21:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。





先ずは、柴崎さんの制作風景が写されたパネルと共に「先達」と題された羆が来場者をお出迎え致します。



床の間には、出展作品最大の「毛づくろい」が展示され、凛とした空間を生み出しています。 
掛軸は、日本画壇の巨匠 川合 玉堂 画伯(1873~1957 文化勲章・帝国芸術院会員 ) による 賛「楽 分」を。



続いて、栓の木で彫られた小品3体が整然と並びます。



画廊内に足を踏み入れると、素材が持つ生命力が作品に凝縮された「柴崎熊」がズラリと並びます。



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