今回は三本つづけて、ダメな計算のやり方についてです。
ダメなやり方の計算をしているかぎり、計算の力はあがりませんし、ミスも多いので、この機会に、正しいやり方でやってみるのも良いかもしれません。
(正しい計算ノートの書き方は、2009年10月21日の記事をご覧ください。)
まず、最初は、「「=」という等号を使いながら、新たな数字を加える」パターンです。上の画像でご確認いただけるとわかりやすいと思います。
「=」というのは、前の式と同じものですよ、というのを示すための印なので、途中で新たな数字を加えるのはダメです。
このようにするのは、数字を書くのがめんどう、という気持ちがあるのでしょうが、途中で加える癖をつけてしまったら、加え忘れもありますし、なんといっても等号(=)の意味がないので、頭が混乱してしまいます。
なので、絶対に等号【=】を使いながら数字を新たに加えるのではなく、めんどうくさくても前の式の数字をすべてあらかじめ書いていくようにしていきましょう。
慣れてくれば、めんどうくさくもならなくなり、自然に書けるようになってきます。