◆あごだし麺 五島軒◆

2019年3月閉店 回想録レシピなどを公開します

福岡 博多 〔長浜とんこつカレー〕

2006年07月08日 | ■昔々作ったカレー
長浜
とんこつカレー


福岡の中央区★長浜★と言えば・・・・・・・・・・・☆とんこつスープの長浜ラーメンが有名です。
福岡鮮魚市場そばには長浜ラーメン屋台群もあります。

ハローは1998年に鮮魚市場内に開店しました。
その頃九州のレストランや喫茶店でカレーと言えば、殆どビーフカレーが主流でしたので、当店でも開店から半年位までは、ビーフカレーを作っていました。

鶏ガラでスープを作って、カレーの材料と合わせて作っていましたが、とんこつ(トンコツ)スープのラーメンが全国的に有名な土地に店を構えているので、
このとんこつスープを使うという発想は当然と言えば当然でした。
 試しにとんこつスープと豚肉でカレーを作ってみました。
(結構美味しいぞ!!)(ビーフカレーよりこっちが良いかも・・・)

しかし、カレーと言えば「ビーフ」!!

・・と言う強い思いが自分自身にも周囲にもあり、半年間も決断を鈍らせました。

とんこつスープでビーフカレーを作っても意味がないし・・・・。

〔とんこつスープ〓ポークカレー〕でなければ・・・・。

九州で主流のビーフカレーは捨てられるのか・・・?


カレー作りは手間と時間が掛かるので、どちらも作るというのは無理だし・・・・。(-_-;)

しかし、ある事がきっかけで「ビーフカレー」から「ポークカレー」に変える決断をすることが出来ました。
それは「狂牛病」問題です。

“よし!豚で行こう”  迷いが無くなりました

それ以来ハローでは『長浜 とんこつカレー』というネーミングで豚骨スープ仕立てのポークカレーを作ってきました。
あれから8年余りが過ぎ、今では当たり前の様にとんこつスープ仕立てのポークカレーが、ポークカレーとしてではなく、〔とんこつ(豚骨)カレー〕として販売される様になりました。

嬉しい限りです。

私が始めるずっと昔から〔とんこつスープでカレー〕を作っている。
・・という方にお会いすると、何だかホットすると同時に、もっともっと美味しいとんこつ(豚骨)カレーを作らなければ・・・と言う気になってきます。






当店のカレーは大量の玉ねぎを炒める所から始まります。カレーの美味しさを決めるのはこの〔炒め玉ねぎ〕です。2~3時間程炒めれば、かさが5分の1程になって茶色に変わります。下の写真は最初この鍋にいっぱいあった玉ねぎのスライスが数十分でこんなにになりました。




★ひたすら炒め続けて2時間後、こんな風に色が変われば、“炒め玉ねぎ”は一応完成です★



とんこつスープです





当店が日替わりランチのみ(月に一度か二度)提供しているチキンカレーです。このカレーはとんこつスープ無しでも充分美味しく出来ます。チキンカレーを美味しく作るコツは玉ねぎと完熟トマトを多めに炒めて使うことです。









こんな商品を見つけたのでさっそく使ってみました。ご家庭で作ったカレーが、甘い、物足りないとおっしゃる方にはお薦めです。


五島軒メニュー

動物系を一切使わず、魚介と野菜のダシで作るあごだしラーメンとうどんを提供しています。 麺は福岡産ラー麦100%使用の自家製麺です。 ラーメンに完成は有りません。 いつでも進化の途中です。 ※土曜日の夜は休みです