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無常観 と 無常感

2020-02-11 | ◆日記・エッセイ・コラム


【方丈記】の文中の解説、短文ながら秀逸で明快、説明不要。
しかし、こんな難しいことを考えながら読んでいるわけでもない。
が、
ジジイなら、これくらいは考えて読んでるだろう。
「徒然草」でも「方丈記」でも、もちろん、西行さんでも、結局
ある程度の人生の「悲哀」を経験しないと判らないですね。

でも、中学生から親しまないと読めない。

紀野一義(故人)さんの仏教書は今でもあちこちで目にすることは出来ます。
戦地から帰ってきたら家族は原爆でなくなっていたという非常につらい経験をされ、印哲(まあ仏教です)から沢山の著作を残された戦後を代表する仏教学者さんです。

昨今のメディア受けする「宗教学者」とは違います。
機会があれば何を目を通して下さい。

さて、「キリスト」は好きだけど「キリスト教(あるいは各教会)」は嫌いという人はいますが、日本では「オシャカ様」は好きだけど「教団は嫌い」と言う人は中々いません。

「教団」が宗教そのものになってますね。だから同じ「お釈迦」を思ってるのに違うわけで、「お釈迦様」が教祖になっていなくて、その解釈者が教祖です。
まあ、これ徳川の檀家制度の影響ですが、親と同じ教団ですね。

「お前だって、道元、贔屓じゃないか?」と言われれば、まあそうです。
まあキリスト教でも後継者で分派しますが・・まあ、どうでも良いです。
それ以前に個々の個人が自分の中に何かしらの「哲学」のようなものを持っていて、それが昔の鴨長明さんも持っていた。当り前ですが人は、昔も今も変わらないけで「持ってる無常観」も変わらない。

だから、つまりは「シェークスピア」なんだと・・

まあ、そんな事考えても、生きて、働いて、死ぬだけですけどね・・
エヘヘです。「エヘヘ」でも済むし「悩み悶え、苦しみ」ながら死ぬことも出来ますが他人から見れば、エヘヘです。
人は自分の人生を良く抜くことで精一杯です。

「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月の頃」 

私はこの半分でいいです。
花見の途中で、酔っ払って、居眠りしながら逝きたいわさ、
西行さんも仕方なく、決まり事で下の句をつけた感じもしませんか?笑

まあね、古典から学ぶことはないです。
三国志でも、徳川家康読んでも、それは人の世の出来事だということで、今も昔も変わらない。普遍性ってヤツです。
シェークスピアは、1600年に、妖精という手段を使って、人間を操り描いたことがオモロイですな。

で、アンタは何を読んでんだ?オススメは?
特務飛行隊KG200 です。娯楽小説です。意味ないです。
雲霧仁左衛門(池波正太郎)なんでもいいです。



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