川合玉堂展

岐阜県美術館で開催中（12月8日迄）の日本画の川合玉堂氏の作品展を見て来ました。

玉堂氏は愛知県生まれですが少年時代は岐阜で過ごしております。

だから岐阜には友人・知人が多く、上京してからもこれらの人達との交流は続いて居たようです。

平日だったにも来館者は多くいらっしゃって、でも静かに見る事が出来ました。

屏風図老松を始め深林宿雪・鵜飼・月天心・日光裏見瀧・細雨等沢山の作品を見る事が出来ました。

私が好きなのは氏の力強い線に反して細かい部分の細い線で描かれた部分です。

そして感心するのが鵜飼や雪・瀧で見られる水しぶき・もやの様に空気の濁った部分が何とも言えないタッチで描かれて居る事です。

限られた期間の平日ににこうした日本画の巨匠の作品を見る事が出来て良かったです。