老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

高遠のサクラ

2016-04-14 09:32:18 | 日記
12日(火曜)にバスツァーで長野・高遠城跡公園のコヒガンサクラを見に行ってきました。

中央自動車道の駒ヶ根ICから一般道を少し行くと山裾の緑の中にこんもりと白い部分が見えました。

この位置からその存在が見られるのは城跡公園はきっと桜の木でいっぱいだなと期待をしました。

女性ツァーコンダクターさんの話に因ると道の渋滞もなくて、予定の公園の傍の大型バス駐車場に駐車できると。

公園の入り口ゲートに着くと期待以上にさくら・サクラで超々満開の状態でした。

そして公園を訪れた人も平日だと思えないほどの沢山の人・人でいっぱい。

写真を撮ろうとしてもどうしても人の群れが写ってしまいます。

ツァー会社で用意して頂いた花見弁当とビニールの敷物を手に、食事場所を捜すがなかなか良いところが無い。

やっと少し低めの所の芝生に場所を決めました。ここだと上方に咲く桜を見ながら美味しく頂けます。

食事を始めた昼頃から少し風が出てきて、満開の役目を終えた花弁が膝の上のお弁当に舞い落ちます。

なんと風情のある昼食時でしょうか。隣に座っている家族連れの幼児の頭にも花びらが載っています。

一服したところでもう一度公園を散策です。先に見た”天下第1の桜”の石碑に続いて”無字の碑”その他歌碑や句碑がここの桜を愛でて居ります。

案内図を見て公園外に在る”絵島囲み屋敷”に行ってみました。徳川家宣将軍時代に大奥の年寄だった絵島が晩年閉じ込められた屋敷だそうです。

ドラマでも有名なあの絵島・生島事件の当事者です。江戸城を追われこの藩で管理されて27年の月日、食事をはじめ文の読み書き・散歩も制限されて過ごした場所です。

花見で浮かれた気分が少し冷静な心に戻りました。また園内へ戻って桜ソフトを並んで買って食べ陽気になりました。

滞在時間2時間弱はあっという間でした。ここから近くの”前光寺”さんに参拝です。

ここは参道の石垣の奥に在るひかり苔で有名なお寺でした。コンダクターの説明では夏期によく見えるけど・・・
でしたが、石垣の奥を覗きながら数カ所でひかる苔を見つけて教えてくれました。

もう一つのしだれ桜はまだ少し早かったのですが、ひかり苔が見れらて満足です。

お寺の前にはスイセン畑があり今が盛りのスイセンの花も観賞できました。お天気も良く満開のサクラとその花吹雪に大満足の一日でした。