先週、打ち合わせをした永島さんの家具を撮りに、池田にあるギャルリVEGAへ行く。
ギャラリー内の照明は自由度が低いので、そのままの環境光ではぜったいに撮れない。
当然、大型ストロボやスタンドが必要。
また壁面をそのまま使うのは芸がないので、背景の布も持っていく。
それを支持するためのポール類も。
素人さんはカメラさえあれば写真なんてすぐに撮れると思っているが、本当はカメラ以外の道具や機材の方が多い。
いうなればスタジオ道具一式を持っていくわけだから、カメラマンというのは写真を撮る肉体労働者に等しい。
好きでないとこんな商売やってられない。
約束の時間10分前にギャラリーに到着し、機材を運び込む。
ガラス張りで清潔感のあるお洒落なギャラリーだ。
作業のしやすさを考えて慎重に撮影場所を決める。
まずは打ち合わせのときに試し撮りした「桜のついたて」から。
きょうのライトはアンブレラとグリッドの2灯ライティング。
作品の形や大きさが一つひとつちがうので、それに応じたライトの位置や当て方を考えなければならない。
人物ならほぼ同じだから、一度セットしたらライトを動かすことはあまりないのだが。
撮影の手順を書くとこうなる。
(1)その作品の特徴がよくわかる向きやアングルを探す。
(2)立体感や質感の出るメインライトの位置を探す。
(3)強調したい部分やメインライトがフラットすぎる部分にハイライトを入れる。
一発で決まることはまずないので、(2)と(3)を繰り返しながら微調整していく。
場合によっては(1)からやり直すこともある。
この作業はものすごく集中しないといい光が見えてこないので、いったん撮影にはいると2~3時間は休憩しないことはザラだ。
人物のようにことばを交わすことはないけど、わたしにとっては商品撮影は人物撮影以上にライブ感がある。
「ここにライトを当ててよ」という声が聞こえたらワクワクする。
5時間くらいかけて作品20点ほど撮影した。
さて、気に入ってもらえるかどうか。
ギャラリー内の照明は自由度が低いので、そのままの環境光ではぜったいに撮れない。
当然、大型ストロボやスタンドが必要。
また壁面をそのまま使うのは芸がないので、背景の布も持っていく。
それを支持するためのポール類も。
素人さんはカメラさえあれば写真なんてすぐに撮れると思っているが、本当はカメラ以外の道具や機材の方が多い。
いうなればスタジオ道具一式を持っていくわけだから、カメラマンというのは写真を撮る肉体労働者に等しい。
好きでないとこんな商売やってられない。
約束の時間10分前にギャラリーに到着し、機材を運び込む。
ガラス張りで清潔感のあるお洒落なギャラリーだ。
作業のしやすさを考えて慎重に撮影場所を決める。
まずは打ち合わせのときに試し撮りした「桜のついたて」から。
きょうのライトはアンブレラとグリッドの2灯ライティング。
作品の形や大きさが一つひとつちがうので、それに応じたライトの位置や当て方を考えなければならない。
人物ならほぼ同じだから、一度セットしたらライトを動かすことはあまりないのだが。
撮影の手順を書くとこうなる。
(1)その作品の特徴がよくわかる向きやアングルを探す。
(2)立体感や質感の出るメインライトの位置を探す。
(3)強調したい部分やメインライトがフラットすぎる部分にハイライトを入れる。
一発で決まることはまずないので、(2)と(3)を繰り返しながら微調整していく。
場合によっては(1)からやり直すこともある。
この作業はものすごく集中しないといい光が見えてこないので、いったん撮影にはいると2~3時間は休憩しないことはザラだ。
人物のようにことばを交わすことはないけど、わたしにとっては商品撮影は人物撮影以上にライブ感がある。
「ここにライトを当ててよ」という声が聞こえたらワクワクする。
5時間くらいかけて作品20点ほど撮影した。
さて、気に入ってもらえるかどうか。