先日行った整骨院の先生の話では、わたしの肩こりの原因は腰にあるという。
骨盤が前に傾いた、いわゆる反り腰らしい。
そのせいで背骨のS字カーブが強くなり、猫背になって頭がまえに出てきている。
その重さが首や背筋にかかって緊張を生んでいるとか。
じゃあ、反り腰を治すにはどうすればいいのかと聞くと、腹筋の内側にあるインナーマッスルを鍛えるといいらしい。
きょうも午前中、整骨院でマッサージを受け、インナーマッスルの鍛え方を教えてもらった。
その方法はとても簡単な動作なのだが、文字で書くのはむずかしい。
昼まえに整骨院を出て、ヨドバシカメラへ台紙やら小物を買いにいく。
それから大阪写真月間2012の開催しているギャラリーを4会場見て回った。
いろいろ見た中で、オリンパスギャラリーにあった辻谷顕さんの「私的な空想特撮」という作品がとても気に入った。
ウルトラマンやそれに登場する怪獣たちのフィギュアを撮ったものだが、なかなかあそび心が効いてうまく撮れている。
エレキングもよかったけど、一押しはゴモラとウルトラマンが大阪城を背景ににらみ合ってる写真だ。
あの大阪城はきっと本物だと思う。
西の丸庭園あたりでフィギュアを2体立たせて、いいアングルになるように撮っているのだと想像したら、相当あぶないカメラオヤジだ。
そのひた向きさが作品からもにじみ出ている。
写真月間の出品料を払ってまでみんなに見せたいという、その心意気が泣かせる。完全に写真家としてのそれである。
それから富士フィルムフォトサロンにあった井上香奈さんの「tadoru」はいい作品だった。
長靴とランドセルにそれぞれ花が挿してあるテーブルフォトっぽい感じの写真2点なのだが、とてもきれいに仕上げてあり、見る人の心を和ませる。
タイトルから想像すると、子供のころの記憶をたどっているのだと思うが、わたしは日曜劇場「ATARU」を連想してしまった。
まあ、この手の抽象的な作品は見る人が勝手に想像して納得すればいいのだから、tadoruでもATARUでもいいのである。
ほかに印象にのこった作品は、キヤノンギャラリーにあった渡邉克也さんの「黙遠景都市シリーズPORTUGAL」くらいか。
イエス像が横になっている写真はただフォトジェニックなだけではない、なにか深い奥行きを感じさせるものがある。
シリーズのほかの作品も見てみたい。
きょうは時間があったのでゆっくりと夕食をつくる。
・アサリのみそ汁
・鶏肉のやわらか醤油煮(※)
・イカフライ
・グリーンサラダ
・刺身こんにゃく
※下味をつけた鶏肉を鍋に入れ、サラダ油で皮に焦げ目をつける。
鍋にひたひたの水を入れ、酢を大さじ2とショウガの薄切りを加えて強火にかける。
グツグツいってきたら、弱火にしてフタをしたまま15分煮る。
15分たったら味付けをして、弱火でさらに30分煮込む。
味付けは砂糖・みりん・醤油などお好みで。豆板醤を少し入れても旨そう。
このとき鍋のフタは外して、落としブタにすること。
さいごに黒コショウをふってできあがり。
煮汁がなくなって焦げつかないように注意しましょう。わたしは時々やってしまいます。