なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

Dクラック横の細いクラックを!

2012-06-24 | 
久しぶりにUくんと2人。
ひと月ほど前に話していた、馬の背ノーマルルートと東の大壁漆畑ルートへ向かう。
4テラから道を整備したと聞いていたので使ってみる。
馬の背まで近くてびっくり!
子猫岩もこちらからがいいかも知れません。

早速、ノーマルルートでチムニー体験。


右側がボロボロ崩れていやですね。
懸垂して戻ると、ザックに入れておいた菓子パンとチョコボールとブラックサンダーが、カラスにきれいに喰われていた。
懸垂する前に、二羽のカラスがこちらを見てニヤッと笑っていたのを思い出す。
でも、バナナは残っていた。きらいなのかな?

元々は古い道らしい。
馬の背を下ると、函ガレの安全地帯を横切り、するりと東の大壁0ルート取り付きに出る。
所々Fixがあり、快適に使わせてもらう。


先人の開拓精神と整備をされた皆様への感謝の念を、相手がいないのでミミズク岩の祠に向けながら、漆畑の取り付きへ。

今日に限って、2人して赤岩本(発禁本、もとい絶版本)を忘れてしまったので、どこがルートかよくわからない。
しかし、Dクラックは認識! Dクラックを目指す。


1P終了点はケミカルアンカー。ありがたい、ありがたい。
ふと見上げると、Dクラックの右側に細いまっすぐなクラックが・・・。
これ行けそう!、と思い、ようく観察する。
なんとか手持ちのギアで行けそうだけど、核心後が不透明。

でも突っ込む。

写真左がDクラックです。

核心は越えたのに、そこからのスラブで支点が取れない。
安全地帯を求めてランナウトに耐えながら右へ寄っていく。
思惑通り、小林ルートの2P目終了点に出た。
ここもケミカルでしたね。ありがたい。
ドキドキ感に満足して、最終ピッチを抜けると、曇り空はすっかり青空になっていました。

峠でお昼を食べて、(バナナね)
西へ移動。
『アジアンビート直上』をやると、テンションがかってしまったので、もう一度。
なんとかクリアして、44に戻り皆様にご挨拶して終了。

さて、ウルシはどう出る?