With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

ダジャレって!

2005年10月08日 | Band
今日は3連休の初日。
9時過ぎに起きて、コーヒー入れながら携帯を見ると、留守電が…。
「工場でライントラブルあり。11時に工場に集合…。」
出たあ、また休日出勤だ
まあ、今回は内容的には深刻なものでなかったから、幾分か気は楽だったけど…。

移動中の景色はすでに秋の様相。
なし園の入り口付近には、リュックを背負った中高年の人達のグループが幾つもあったし、荒川の土手では草サッカーの試合の真っ最中。そしてその上をエンジン付きのパラグライダーみたいなのが旋回していて、「あ~世間は休日なんだなあ」という気分を際立たせてくれた。天気が悪いのがちょっと可哀想だったけど

休日のお仕事を終え、一路新宿のライブ・バー「Lennon House」に。
Y&Tのシェイクさん率いる「Peace On Earth」のライブがあったから。
ジョージのソロ時代の曲が聞ける貴重なユニットのライブ。

限りなくジョージのモノに近い楽器で演奏してくれること自体がとても嬉しいが、実は曲間のジョージ、と言うか西洋人(!)になり切ったMCや、これまた凝りにこった衣装や小物を使った小ネタが面白くって、ついついまた見たくなってしまう。
それに今回は、ブログ界で有名なロレッタさんがギターで参加、ということで何はともあれ行かなくちゃ、という気分で出かけた。

演奏はもう、サポートするミュージシャンの方もすご腕の方ばかりで文句なしのカッコよさ(今回は「Faster」が聞けたのが嬉しかった!)だった。ロレッタさんもレスポールがよく似合って、ソロをカッコよくキメていた。ダジャレもすごいけど、ギターもすごいんだなあ、と感心。
ただ、MCでダジャレがなかったのがちょっと寂しかった。
期待するポイントが違うか…

楽しいライブでした!。

ジョン・レノン・スーパー・ライブ

2005年10月07日 | Beatles
今日は会社帰りに、武道館にて、「ジョン・レノン・スーパーライブ2005」を見て来た!。

今年で5回目のこのイベント、日本の有名アーティストが集結し、ジョンの曲を演奏、そしてコンサートの収益は、世界中の恵まれない地域の子供達のための学校建設に使われる。

今回のこのコンサート、友人からチケットを譲ってもらって参加したわけだけど、会場に着いてみてビックリ!。アリーナほぼ中央の、前から4番目という超高ポジション!。
いきなりシートに着いた瞬間から、隣の席のオッチャン(「行列ができる法律相談所」でおなじみの丸山弁護士にそっくり!)が「こんな前の席じゃ、絶対テレビに映っちゃうよ!。燃えるなあ!。」と興奮気味に話かけてきた。オッチャン、興奮するポイントが違うよ(笑)。

このオッチャン、ライブが始まった瞬間から、変なツイストと言うか、モンキー・ダンスで踊り狂い、どう見てもやり過ぎ。ライブ行く前は、「一人で行って、カップルとかが隣だったら嫌だなあ」、と思ったけど、こっちの方がもっと嫌だった

で、ライブの方は、想像以上に素晴らしかった!。
ラヴ・サイケデリコは「Real Love」をやってくれ、前に自分がやっていたバンドの最後のライブの、最後の曲だったことを思い出した。「あ~、この曲終わったら転勤だし、みんなとサヨナラだなあ。」なんて思いながら演奏したのを思い出して一人で感動。

お目当ての(笑)、ボニー・ピンクもちょっと緊張気味で可愛いかったし、小柳ゆきの「Power To The People」も大迫力のボーカルで素晴らしかった。席が近いんでスピーカーからというよりも、生音が聞こえてくるようで、かなりシビレた(笑)。
そしてこれまた感動してしまったのが、忌野清志郎。
「日本国憲法9条は“戦争を放棄して平和のために尽くす”と言っている。ジョンの曲みたいじゃないか!。憲法9条を自慢しようぜ!。なんでもっと自慢しないんだ!」と絶叫!。
アメリカによって作られた憲法ではあるけれど、確かに清志郎の言う通りだと思った。
そして「イマジン」を日本語バージョンでアコギをかき鳴らしながら、ドラムと共に熱いパフォーマンスを見せてくれた。
隣の丸山弁護士の興奮も最高潮に達し、変なツイストも冴え渡る!。って言うか、腕があたってかなり迷惑だった。汗も飛び散ってくる。なんか、お前も踊れ、と煽ってくるよう様な目つきがとっても不気味だった。でもとうとう清志郎のパフォーマンスで燃え尽きたようだった

そして出演者の最後に登場したのが、オノ・ヨーコ。
もうこのパフォーマンスは圧巻の一語に尽きる。自分なんかのボキャブラリーではとても言い表せられない、まさに、見た人だけにしか伝わらない迫力があった。
これまでのライブの流れが止まってしまったかの様にも思えた。
ややもすると、感傷的で、懐古趣味的なイベントになりそうなこの手のコンサートが、ものすごくこの時代とリンクしてるような、リアリティのあるものに変わったような気がした。
そうだよなあ、ジョンがいなくなってからも、ずっと引き継いで今日まで来てるんだもんなあ…
会場は半分くらいが、吉井ロビンソンのファンだったと思うけど、オノ・ヨーコのあまりの迫力に、圧倒されてしまったようだった。

前後するけれど、杉真理のMCもとっても印象に残った。
「久しぶりに『イマジン』の歌詞を読み返してみて、あらためて感動しました。
『あの世には天国も地獄もない、生きてる今を天国にしようよ』って言ってるんだなって・・・。」なるほど、たまには読み返してみよう。

今回初めて参加して、想像以上に楽しめコンサート。また来年もあるのなら行ってみたいな。
素晴らしいチケットを譲ってくれたJさんに感謝!
そして偶然、会場でお会いしたTさん、お疲れ様でした!(すごい確率ですよね!?)。

お暗い帰り道・・・

2005年10月04日 | 日常
帰りの電車が人身事故のため急停車した。

それから、現場検証だとか車両点検だとかで、すし詰めに近い状態のまま1時間以上停車していた。乗務員交代を告げるアナウンスが極度に緊張していたから、飛び込みだったんだろう・・・。
「迷惑な話だな」って思った。冷たいかも知れないけど、そうとしか思わなかった。自殺するほど精神状態を追い詰められてしまったことには同情するけど、自分にはそうとしか思えなかった。

つり革を握ったまま、自分も含めた乗客が押し黙って、車両が動き出すのを待つ間、数年前自殺した大学時代の先輩Hさんのことを思い出した。

H先輩は日焼けの似合うスポーツマンで、加えて陽気な性格で人気モノだった。
ちょうど「チューブ」のボーカルの人にキャラも見た目もそっくりで、後に自ら人生の幕を降ろしてしまうなどとは、その当時、想像すらできなかった。

有志で追悼の集まりを開いた時、Hさんのお父さんも出席されていた。
自殺の理由というのは、仲間内でも知らされていなかったが、集まりの席上でHさんのお父さんが赤裸々に語ってくれた。仕事上のストレス(卒業後カウンセリングの仕事をされていたようだった)、さらに父子間の確執が原因だったという・・・。Hさんのお父さんは教育関係のお仕事をされ、Hさんも心理学部の出身だったから、お互いの教育論でぶつかるところもあったのだろう。自分達には、その二人の間の葛藤がどんなものであったかなんて想像もつかなかったけど・・・。

冷静に、努めて冷静に、自分を落ち着かせるように、時折息を吸い込みながら、集まった皆の前で話をしていたお父さんだったが、突然「こんないきかたがあるか!!。」と絶叫したあと、泣き崩れてしまった・・・。お父さんが立ち上がって再び話すことはなかった。

どんな理由、思い、葛藤があったとしても、親にこんな思いをさせる程の痛みを、Hさんは受けていたというのだろうか・・・。
人間は黙ってたっていつかは旅立たなきゃならないし、生きたくても、どうしたって生きられない人たちもいる。
自殺は、なんだろう、うまく言えないけど、放棄するというか、投げ出してしまう様なイメージが自分にはある。そしてクリアになる訳ではなく、残った人、特に身近な人達に、徹底的なダメージを与えてしまう・・・。
難しく物事を言うことも、書くこともできないけど・・・、
自殺はよくない。

ほどなくして、自分もほとんど同じ様な経験をして、しばらくの間虚脱感というか、自分の無力感に文字通り抜け殻の様になって過ごした時期があり(仕事はそういうの忘れさせてくれるもんだし、そういものがある自分は幸せだ)、その思いは一層強くなった。

中々動きだ出さない車内。
後輩のY君が、気晴らしにと、エロ画像をバンバン、メールしてきた。

もう、そういうのは、いいっつーの(笑)。
混んでて添付画像開けないし・・・。

最寄の駅まで、通常の倍の2時間かかった。
長い、長い帰り道だった・・・。

色々な人たち・・・

2005年10月02日 | 日常
バンドのリハのため新宿へ。
ちょっとその前に池袋で用事があったため、所沢で、有楽町線直通の各駅停車に乗り換えた。
この有楽町線直通の各駅停車はいつもガラガラで、急いでいない時なんかは、ゆっくり座って行こうと、たまに乗ったりする。

ちょうど自分と同じタイミングで、20代前半、水野真紀似のOLっぽい格好をした女の子が乗り込んできて、自分の前に座った。

「こんなにガラガラで座るとこいっぱいあるのに、なんでわざわざ目の前に座んのかなあ、参ったなあ。」としばらく揺られていると、女の子は駅ビルで買ってきた「Vie de France」の青い袋からパンを取り出して食べ始めた。
「電車でパン食うか?。」と思いつつ、見つめちゃ悪いんで窓の向こうに視線をそらす。
女の子の方も多少恥ずかしそうな表情はしているものの、よっぽどお腹が空いていたみたいで、食べるコトに夢中になり始めた。でも硬いパンなのか、なかなか噛み切れなくて食べにくそう・・・。

しばらくすると、一瞬、彼女の動きが止まった。ガブっとパンに噛み付いたまま固まっている。大口を開けてパンに噛み付いたせいかなかなか食いちぎれない様子。どうすんのかな?、と見るとはなしに見ていると、何とか引きちぎろうとパンと格闘している。と、次の瞬間彼女と目があってしまった。そしてそのタイミングでパンがひきちぎられた!。よっぽど力んでいたのか、食いちぎった反動で、彼女は口にパンを含んだままのけぞり、後頭部を思いっきり窓にぶつけてしまった。ゴン、という派手な音に、同乗していた他の客達も振り返った。
あまりの勢いでぶつかったので、頭がバウンドして戻ってきて、見てしまったこちらが恥ずかしくなり赤面してしまった

彼女は次の駅に着くと、そそくさと降りて行った。可哀想だったけど、清楚な彼女の佇まいと行動のアンバランスさが面白くて笑ってしまった。
パンを口に入れたまま、白目を剥きながら後ろにひっくり返り後頭部を強打する姿と、あのゴンっていう音がしばらく頭から離れなさそうだ。

と今度は目線を横方向に向けると、部活帰りと思える中学生達が、何とコンビニの割子そばを食べ始めた!。
「電車でそば食うか!?、どうなってんのこの電車は・・・。」
前におでん食ってるヤツを見たことがあったけど、若いって恐ろしいなあ・・・

写真は変わりゆく新宿。いつも使ってるスタジオのそばにメイド・カフェができた。
入り口のメイド服のディスプレイがすごい。お客さんはもちろん、そっち系の男ばかりだった・・・。

またしばらくしたら、気づかない間に違う店に変わってんだろうな・・・。