With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

McCARTNEY III / Paul McCartney

2020年12月18日 | Beatles


師走の首都高大渋滞にもめげず、
滑り込みでなんとか発売日にPaulの新譜を入手。


ユニバーサルのネット・ストアで運良く予約できたアナログの「赤盤」が、さらに発売日延期になってしまったので、待とうかどうしようか迷ったけれど…
いやはや、やはり早く聞きたいもので。


ポール・マッカートニー、78歳の新譜。
ジャケットを手にし、眺めているだけでちょっと胸が熱くなったりして(笑)。




聴くのは明日。
実験的な曲達に交じって、キラっと光る彼らしいメロディーの小曲が入ってるアルバムだったらいいな。




imagine / john lennon

2019年12月09日 | Beatles
いつもジョンの曲は身近にあるものなので、特にこの日に何かを、という心持ちでもないんだけど、今夜は外出先から早く帰ってきたし、奥さんも忘年会で遅くなるというので
ひとり、久しぶりにイマジンをUK盤で。


インナースリーブがオリジナルでないけれどポスターとポストカードは付属。
自分がまだ高校生の頃、よく出入りした喫茶店にこのポスター貼ってあったなぁ…(そんな喫茶店なり飲食店、当時は結構ありましたよね)

少し前にLHからリリースされた、フィル・スペクターのオーケストラ・アレンジをそぎ落としたVerも面白かったけど、


やっぱり、真空管にぼおっと灯りがともるような温かみのあるアレンジ、サウンドがこのアルバムには合っていると思う。




それにこのUK盤は、US盤より音のバランスも繊細でベースも甘くなく聞こえて、自分はお気に入り。

ももう39年ですよ…




WHAT'S MY NAME / RINGO STARR

2019年11月07日 | Beatles
連休中に楽しもうと思っていたリンゴ・スターの新譜をようやく開封。
今回もアナログ盤で。


いつも通りピース・サインのリンゴが大きくレイアウトされたジャケット(笑)

全体的に前作の延長・・・、というかこれまで以上にポジティブさが全体に漂っている印象。
ほぼリンゴが曲作りに携わり、もちろん全曲でドラムを叩く。


パワーPOP的なイントロが印象的な「IT'S NOT LOVE THAT YOU WANT」。
S・ルカサーのギターが大きくフューチャされた「MAGIC」は今のところのお気に入り。
「MONEY」はジョンの様なロックンロールではなく、ボーカルにエフェクトがかけられてパーティ・ソングのような仕上がり。
ライブでやったら盛り上がるんでしょう。


エンディングの「WHAT'S MY NAME」。
タイトルはリンゴのライブに行ったことのある人ならすぐにピンをくる、コール&レスポンスから。
お約束的に曲中にも「What's My
Name?」、「Ringoooo!」のコール&レスポンスが織り込まれていて、これもライブで演奏されたら盛り上がるんだろう。
でもこれリンゴの曲じゃなくてコリン・ヘイの曲なんですね。


丁度このリリースのタイミングで2020年のツアー日程も発表され、いかにもアルバムのプロモーション・ツアーが始まる!と感じさせてくれる現役感が嬉しい。
うちの親と比べるのもアレだけど、年齢的には終活の時期に入っていく…なんて寂しさは微塵も感じられない。
この「いつも通り感」はいったいなんなんだろう(笑)。


インナー・スリーブ。
背景は波しぶき?。なんか演歌歌手のポスターみたい。

そんなポジティブさに溢れたアルバムに感傷的なムードと深みを与えているのは、そう「GROW OLD WITH ME」。
味わいのあるボーカルもさることながら、つい耳を傾けてしまうのはポール・マッカートニーのベース。
ベースラインがちょっとあざといなぁと思いつつも、リンゴのボーカルよりも歌っていて、じわりと涙がこみ上げてくる。
使われてるベースはサステインの短さからヘフナーかな。
音色も他のプレイヤーの弾くそれよりも明らかに枯れていて、79歳の歌う「GROW OLD WITH ME」に深みを持たせている。。。

残念ながら自分はポールのコーラスは判別できなかった(笑)。

ABBEY ROAD ANNIVERSARY EDITION / The Beatles

2019年10月06日 | Beatles

ブルー・レイ・オーディオに収録された、「96kHz/24bit」音源。
自分の環境では5.1chは聞けないので、2chにて最新リミックス音源を楽しむ。


ディスクを挿入すると立ち上がる画面。
今回はほぼこのまま静止画なのがいい(木々が揺れたり鳥が飛んでったりするけれど)。
ホワイトアルバムの時は画像がスライドショウで細目に切り替わるもんだから音に集中しにくかった(汗)。

さすがのハイレゾ音源。とても濃密で生々しい音がスピーカーから流れてくる。。。
リミックス効果はあるとしても、それなりの音量で鳴らすと自分が一番欲しいビートルズの「実在感」が勢いよく立ち上がってくる。
いやあ、いい。

全体通して感じたのは、ドラムの音がかなり見直されたんじゃないかなということ。
音色はもちろん配置まで。非常にライブ感が増している。これを違和感として感じる人も多いかも知れない。
「Something」のイントロのドラムなんて、ドキっとさせられてしまった(笑)。一瞬自分が録音ブースの近くに居るかのような錯覚に。

あとはコーラスのバランスも見直されたのか、個々の声の存在感が増した様に感じる。

一通り聞いて、今の時点でのお気に入りは「Here Comes The Sun」。
ジョージのギターの音色が瑞々しく部屋に広がるのはもちろん、ジョンとポールのコーラスがジョージのすぐ後ろから圧倒的な実在感を伴って聞こえてくるのがなんともいい。

ベースもクリアに聞こえ、自分がバンドでコピーしてたベースラインがいかにでたらめだったかがよくわかる(笑)

楽器、声の一つ一つに、よりリアリティさを感じられる様になったのは嬉しい反面、全体としてのバランスにやや違和感を感じるのも事実。
特にギターが、曲によっては随分引っ込んで聞こえるフレーズがあったり…。
ここら辺の感覚、さじ加減はなかなか難しいんだろうなぁ。

それでも今回のリミックス、自分的にはアリですね。もちろんオリジナルありきだけど。

ボーナスでオリジナル・ミックスも入れて欲しかった。

到着 ABBEY ROAD ANNIVERSARY EDITION

2019年09月27日 | Beatles


目出度く「ABBEY ROAD ANNIVERSARY EDITION」発売日にゲット。嬉しい〜。

明日も仕事なので、ゆっくり聴けるのは日曜日かな?。

取り急ぎ外観だけチェック!


重厚なLPサイズのBOXからBook型の本体を取り出すと


BOX


ディスクの収められた資料集的な趣きのある本体。艶感がたまりません(笑)


スパイン。
アニバーサリー・エディションの表記のみで、特に50周年とかは謳ってないんだな。


2019年リミックスを収録したCDとBlu-Ray Audio ディスク。
それぞれオープントップの紙ジャケに。
レーベルもいい感じ。


セッション音源を収めた2枚のCDの紙ジャケには、アルバムカバーのアウトテイク写真が。


鮮明な写真が並ぶ…

ほぼ事前情報をシャットアウトしてるのでどんな驚きを与えてもらえるのか楽しみ。


発売まであと少し

2019年09月23日 | Beatles

いよいよ今週発売となるABBEY ROAD50周年記念盤。

祝日の昼下がりレココレ読みながら(鈴木総一郎氏、直枝政広氏の対談がとても楽しい)09リマスターを聞いてます(09リマスターからももう10年!)

自分はセッションズと題された、アウトテイクやデモ音源をディスク2枚に渡り収録した「スーパー・デラックス・エディション」を予約。

ぶっちゃけジャイルズ・マーティンによる2019年リミックスよりも、bootlegで慣れ親しんだアウトテイク達の、オフィシャルならではの構成なり音質向上が楽しみだったりします(こんな人多いんじゃないかな)。


レココレ内のコラム「初盤道」を読みながら手持ちのレフトアップル・ジャケ(最近ではすっかり印刷エラー説が定着したような)と正しく印刷されたジャケ(笑)を見比べ。


レフトアップルのトリミングが大きいのはよくわかるけど、自分の「正しく印刷された」方は、逆にトリミングが小さかったような…


横断歩道の未塗装?部分が随分大きく残ってる。
下が「レフトアップル」、上が「正しく印刷された版」いやいや、これも正解じゃないのかも知れないな。

ビートルズだからこそ話題になるものの、この手のエラーは同時期の様々なジャケットに見られるんでしょうね。






PAUL IS LIVE / Paul McCartney

2019年09月19日 | Beatles


7月に発売済の‪Paul McCartney‬ライブ・アルバム、リイシュー・シリーズ。

当初はリアルタイムでリリースに立ち会えた3枚(「バック・イン・ザ・U.S.S.R」、「Paul is Live」、「Ameba
Secret Live」)のみ揃えてみたものの、カードのポイントがたまったりしてたので「Wings Over America(以下WOA)」もお買い上げ。

アナログは~、ちょっと迷ったけど、自分にとって大きな購買動機となるジャケットの再現性について、特に初版の再現を目指した様でもないので、拘りの感じられる日本製紙ジャケットに収められたCDをチョイス。

「WOA」を除いた3作は2019年リマスターが施されているとのことで、本日は「Paul is live」をプレーヤーにセット。

従来版よりナチュラル感が増して音圧も上がり、小さく鳴っていた感じから拡がりのある音場に生まれ変わった印象。
懐かしい「Robbie's bit」のギターの音も艶やかに。

これはロシアンアルバムにも言えることで、CDフォーマットに押し込める際にカットされた空気の層が今回のリマスターではうまく付加されていてとてもアナログ盤的な音質に変化した印象。
これはかなりいいんじゃないかな。

紙ジャケットの画像をば。


ニス塗りのような深い艶のあるジャケット。


ギリギリ「51 IS」読めるか(笑)


アナログは2枚組なのでもちろんゲイトフォールド仕様。
ジャケット内側。コラージュされた写真も懐かしい。


付属品。両面印刷ポスター、インナーバックは2枚、そして日本語解説書。

サクっと再発された感のある今回の3作(WOA除く)。
抜けてるけど、肝心のコレはじっくりとアーカイブ・シリーズの一環としてリリースされるのかな?。


やっぱり80年代後半からリアルタイマーな自分としては、ある意味「WOA」よりも重要なライブ・アルバムなもので。

RINGO STARR LIVE AT HITOMI KINEN KODO 2019

2019年04月04日 | Beatles

昨夜は約2年半ぶりの‪リンゴ・スター‬@昭和女子大人見記念講堂(!)


前回もながら自分の場合、少しでもその雄姿を自身の小さな脳みそに焼き付けようと、リンゴの一挙手一投足を‪2時‬間凝視し続けるんです。


オカズの少ないドラミング、ボーカルをとる曲で頭を振りながらマイクに向かうその姿に集中していると、64年ワシントンDCコロシアムでのドカドカと叩きまくる姿が、現在の姿に被さる様に見えてくるんですね~。

お~目の前にいるのはまさしくビートルズのリンゴだ!って(笑)




もう一人、昨夜は目を奪われっぱなしのメンバーが。


そうお久しぶりのヘイミッシュ・スチュアート。

ベースを抱え込むように構え、身体全体でリズムをとる佇まいがなんともかっこいい。
巧いよな~。


手練れのメンバーもさすがにAWBの曲を演るのは難しいのかなとも感じたけれど、名曲の数々が聞けて嬉しかった。


ステージ正面の最高のシートで堪能させてもらえ、しばし、ちとつらい感じのここ最近の日常を忘れられてありがたかったです。

感謝。

Paul McCartney and Wings / Red Rose Speedway

2018年12月31日 | Beatles


今年は今のところ、ホントに久しぶりに「普通の」年末年始を過ごしているような…。

大掃除、いや、普通の掃除だけど終えてしばしのリスニングタイム。
今月リリースされたポールのアーカイブ・シリーズ2種のうち、「Red Rose Speedway」の当初構想の2枚組バージョンをアナログでゲット。

「Wings Wild  Life 」、「Red Rose Speedway」デラックス・エディションの2箱、欲しいのはヤマヤマなれど、
やはり73年‪ウイングス‬のライブCD「Wings Over Europe」が付属したスーパー・デラックス・エディションの方を手に入れたくて・・・。
この大きな箱は秒殺で予約完売し、さらに発売後の価格高騰もすさまじく(オクでも自分がチェックしてるだけでも16万超えが2つ、10万超えが複数個・・・)、そしてこの状況はどうやら世界的にも同じようで。。。
とにかく手に入らない(通常価格では)。
でも、2ndエディションが出るんじゃないかとかすかな期待をしてて、今店頭で手に入るデラックス・エディションの方にはまだ手がでていません。

で、「Red Rose Speedway」アナログ2枚組エディション。
当初構想通りの2枚組形態でのリリース。

自分なんかは完全な後追い世代なので、その後にボーナス・トラック扱い等でリリースされた、80年代~90年代にリアルタイムで知った曲たちが、アルバムに収められた場合にどんな印象をもたらせてくれるのか大いに期待しておりました。

結論としては1枚もので正解だったのかなあ、という感想。
オリジナル・アルバムのリスト、曲順が完全に頭に刷り込まれているというのもあるので、復活収録された曲たちがどうしても浮いて聞こえてしまったり。。。
まあこの辺はこの先5年、10年とこの2枚組アルバムを聞いていけばまた印象は変わってくるのかも知れないけれど。
「Big Barn Bed」で始まって「My Love」に続くという鉄板の流れが自分的には好きかなあ、と。

そして話は変わって「Red Rose Speedway」デラックス・エディションに付属のDVD「The Bruce McMouse Show」。
これホントに存在してたの?、という幻のライブ映像。これも見たくてねえ。。。


で、この気持ちを察してくれたのか(笑)、とある紳士がコピーしてくれて(ジャケはもちろん自作。マメ!)見せていただいたところもう悶絶ものの映像が収録されていましたね。
ここまできちんと作りこまれていたものが存在していたとは。。。


映像全体の構成や表現方法には時代を感じるけれど、お蔵入りにするという判断は到底考えられないほどファンにとっては魅力的な映像。


ライブでの寄りのシーンをあらためて撮り直したり、メッセージ性ある映像を挿入したりといった作り方が、なんだか後のライブ映画「GET BACK」を彷彿とさせる。。。


スチール写真で見慣れた72年‪ウイングス‬が美麗画質で動いているという感動。


自分的なハイライトは「Blue Moon of Kentucky」の演奏シーン。
音は聞いたことあるけど、実際の演奏シーンはこんな風だったんだ。


デニー・レイン、ハープ吹く姿がめちゃくちゃカッコいい。

なんかとりとめの無さすぎる文章になってしまったけど、そう、こんなにすごいアイテムを短期間でリリースし過ぎるから消化できないんですよ(笑)

それでは皆様よい新年をお迎えください。

O2アリーナでのサプライズ

2018年12月17日 | Beatles


今日は午前中に嬉しい、そして驚くべき(笑)ニュースが入ってきたので
昼休みに思わず更新!

‪ポール・マッカートニー、今年最後の公演となるロンドン、O2アリーナでのライブに、‬
なんと‪リンゴ・スター‬とストーンズのロン・ウッドがサプライズ登場したとのこと。

12月の英国3公演のうち、リバプールでは「Wonderful Christmastime」がサプライズ演奏されたものの(後の2回の公演でも演奏)、続くグラスゴー公演では多くの人が期待した「Mull of Kintyre」の演奏はなく、じゃあ最後のロンドンはサプライズ・ゲストくらい登場するんだろうな、と思いつつまさかリンゴとロニーが出てくるとは思わなかった(デイブ・グロールあたりかな~なんて)。


リンゴのtwitterより。

演奏曲は「Get Back」。これまたFreshen Upツアーでは初登場曲。
日本から行かれた人たちにも最高のクリスマス・プレゼントになっただろう。


それにしても76歳になってもなお、とびきりの話題性を提供しながらロック・ショウを展開し続けるこの現役感はなんなんだろう。
ポール自身が「リタイア」に関することを一言でも口にするまでは、余計な心配、詮索などせず黙ってついていった方がいいだろう。