今年は今のところ、ホントに久しぶりに「普通の」年末年始を過ごしているような…。
大掃除、いや、普通の掃除だけど終えてしばしのリスニングタイム。
今月リリースされたポールのアーカイブ・シリーズ2種のうち、「Red Rose Speedway」の当初構想の2枚組バージョンをアナログでゲット。
「Wings Wild Life 」、「Red Rose Speedway」デラックス・エディションの2箱、欲しいのはヤマヤマなれど、
やはり73年ウイングスのライブCD「Wings Over Europe」が付属したスーパー・デラックス・エディションの方を手に入れたくて・・・。
この大きな箱は秒殺で予約完売し、さらに発売後の価格高騰もすさまじく(オクでも自分がチェックしてるだけでも16万超えが2つ、10万超えが複数個・・・)、そしてこの状況はどうやら世界的にも同じようで。。。
とにかく手に入らない(通常価格では)。
でも、2ndエディションが出るんじゃないかとかすかな期待をしてて、今店頭で手に入るデラックス・エディションの方にはまだ手がでていません。
で、「Red Rose Speedway」アナログ2枚組エディション。
当初構想通りの2枚組形態でのリリース。
自分なんかは完全な後追い世代なので、その後にボーナス・トラック扱い等でリリースされた、80年代~90年代にリアルタイムで知った曲たちが、アルバムに収められた場合にどんな印象をもたらせてくれるのか大いに期待しておりました。
結論としては1枚もので正解だったのかなあ、という感想。
オリジナル・アルバムのリスト、曲順が完全に頭に刷り込まれているというのもあるので、復活収録された曲たちがどうしても浮いて聞こえてしまったり。。。
まあこの辺はこの先5年、10年とこの2枚組アルバムを聞いていけばまた印象は変わってくるのかも知れないけれど。
「Big Barn Bed」で始まって「My Love」に続くという鉄板の流れが自分的には好きかなあ、と。
そして話は変わって「Red Rose Speedway」デラックス・エディションに付属のDVD「The Bruce McMouse Show」。
これホントに存在してたの?、という幻のライブ映像。これも見たくてねえ。。。
で、この気持ちを察してくれたのか(笑)、とある紳士がコピーしてくれて(ジャケはもちろん自作。マメ!)見せていただいたところもう悶絶ものの映像が収録されていましたね。
ここまできちんと作りこまれていたものが存在していたとは。。。
映像全体の構成や表現方法には時代を感じるけれど、お蔵入りにするという判断は到底考えられないほどファンにとっては魅力的な映像。
ライブでの寄りのシーンをあらためて撮り直したり、メッセージ性ある映像を挿入したりといった作り方が、なんだか後のライブ映画「GET BACK」を彷彿とさせる。。。
スチール写真で見慣れた72年ウイングスが美麗画質で動いているという感動。
自分的なハイライトは「Blue Moon of Kentucky」の演奏シーン。
音は聞いたことあるけど、実際の演奏シーンはこんな風だったんだ。
デニー・レイン、ハープ吹く姿がめちゃくちゃカッコいい。
なんかとりとめの無さすぎる文章になってしまったけど、そう、こんなにすごいアイテムを短期間でリリースし過ぎるから消化できないんですよ(笑)
それでは皆様よい新年をお迎えください。