With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

JULIAN LENNON / THE ’99 COMEBACK SPECIAL

2010年12月31日 | 西新宿系
やっと仕事納めをして、出先だったので特に納会に顔を出すということもなく部屋に戻り、
ここ数週間に買っておいたCDを聴きながら大掃除・・・。

大掃除のつもりが、この“知られざるライブ音源”につい引き込まれ、そのままビア・タイムへ・・・

ジュリアン・レノンの98年発表、現時点での最新作「PHOTOGRAPH SMILE」のプロモーションツアーの様子をサウンド・ボード収録した「THE ’99 COMEBACK SPECIAL」。

モノラル録音で、全編に渡りヒス・ノイズのようなサア―っていうノイズが乗っかってるけど、演奏中はほとんど気にならないレベル。高音質です!。
音の良さ、悪さは差し引いても、この知られざるジュリアン・レノンのライブがまるまる一公演聞けるのは何より嬉しい

個人的には、あまりライブやってるイメージがないジュリアンだけど、なんのなんの、ぎこちなさなんて微塵も感じさせない堂々としたステージにびっくり

最新作のプロモーションを兼ねたツアーなため、「PHOTOGRAPH SMILE」からの曲が中心ながら、
「GET A LIFE」や「SALTWATER」、「VALOTTE」などを織り交ぜたベストセレクション的で魅力的なリスト。

大好きな「Day After Day」は、あまりにもレコード通りで若干肩すかしをくらってしまったけれど、
「Faithful」はジュリアンの優しく情感たっぷりの声が沁み渡ってくるようでヤバイです



発表から15年後の演奏となる「VALOTTE」は、当然ながら99年当時のアレンジ、そして15年後のジュリアンが歌っているわけで、それまで意外にも(!)、黄色い歓声が飛び交っていた会場が静まり返り、聴き入っている様子が伝わってきて感動的
演奏後のジュリアンの声も心なしかうわずっているような・・・。
このアルバムの個人的ベスト・トラック。

そしてエンディングの「STAND BY ME」は、親父さんよりも優しい・・・。

ジュリアンのニュー・アルバムを渇望するファンにとっては、その渇きをうるおしてくれるのには十分過ぎるほどの好ライブ盤でした。

さて、休憩終えて、大掃除の続きでも・・・。

本年もこの拙ブログをお読みいただきありがとうございました。
来年もこんなペースでのらりくらりとアップしていきます。
よろしかったら覗いてくださいね。
では、よい新年をお迎えください!。


「JULIAN LENNON / THE ’99 COMEBACK SPECIAL」CD-R
Live at Piere’s, Fort Wayne, IN, US 19 July, 1999
DISC:1
1. Introduction 2. Get A Life 3. And She Cries 4. Day After Day 5. MC 6. I Should Have Known 7. Faithful
8. MC 9. Crucified 10. MC 11. No One But You 12. Saltwater 13. Cold 14. Valotte

DISC:2
1. Photograph Smile 2. MC 3. Make It Up To You 4. MC 5. I Don't Wanna Know
6. Too Late For Goodbyes 7. Good to Be Lonely 8. Band Introduction 9. Stand By Me

ウォルのベースと食べられなかったジャンボ餃子

2010年12月23日 | Band
「ウォルの5弦ベース披露するから、見に来なさい(ってそんな高圧的な言い方ではないけど)」と誘っていただき「大塚ウェルカムバック」へ。

ウォルと言えば、1989~1990年のゲット・バック・ツアーでポールが抱えてたものじゃあないですか!?。

楽器のロールス・ロイスなんて言われてなかったっけ?

91年頃の当時の輸入代理店だった谷口楽器のチラシ。
このチラシにも69万円なんて価格表示が。。。

低域がドーンと腹にくるような太いサウンドが持ち味で、
このベースを抱えて「Figure Of Eight」をやるポールのカッコよかったことと言ったら・・・


青春時代、初めての生ポールから送られたこのサウンドは衝撃的でさへあって、
アルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」とそれに絡んだワールド・ツアーのムードを一気に呼び起こしてくれる。
そう言えば、生でこのベースの音を聴く機会なんて、90年にポールの以来では?


お約束、と言うか、やってくれてありがとう!、と叫びたかった1曲目はもちろん「Figure Of Eight」。
音作りが難しいとのことだったけど、なんのなんの、まぎれもなく90年の3月にドームで聞いた音でしたよ!(iPhoneは綺麗に撮れないね)

続く「Jet」も、同じ楽曲ながらこうも雰囲気変わるものかな~というくらいゲット・バック・ツアーな音でした。
同じミュージシャンのファンであり、たぶん好きなツボも同じと思え、演奏時のアクション、選曲、短い時間だったけど思いっきり楽しませていただきました

ライブ終了後は、書くのも憚られるほどのくだらない所用で早々に失礼。
ホントなら池袋のジャンボ餃子で一杯いきたいところだったけど、来年に持ち越しかな?。

お疲れ様でした。




長野メシ

2010年12月20日 | 日常
たまにはグルメネタを!。

長野への日帰り出張だったので、ランチは必ず行くお蕎麦屋さん「青崎山荘」で。


まさにその名の通り、「山荘」と言った佇まい。
初めて連れてこられた時には、「集会所!?、ホントに営業してんの?」、と問い詰めてしまったほど。


ガラガラっと入口のサッシを開けて足を踏み入れると、もろに昭和な、しかも40年代な雰囲気が。
土間にはストーブが焚かれて、ほのかに漂う石油の匂いがなんとも言えない郷愁を誘います。ばあちゃん元気かな?。。。

奥のコタツでは、先客の作業着を着たおっちゃんが、手繰り寄せたそばをつゆにたっぷりつけて口に運んでいる真っ最中。うまそうだ。早く食べたい。


コタツに足を入れるとすぐに運ばれてくるのが、野沢菜とそばを揚げたもの。
野沢菜は今どきのママが苦い顔をしそうな、とてもしょっぱい味つけ。
でもそれでいいんです。

そしてここで我々が必ず注文するのは、天ぷらではなく、「きのこ」と「煮いか」。


「きのこ」。何きのこだかは知る由もないけど、シンプルな味付けと食感が絶妙。
めんつゆにちょっと浸して食べるとこれがまたグー。酒のつまみにもなりそうだ。


そして「煮いか」。
山荘なのにいか。なのにこれまたやわらか~く煮てあって、そして肉厚で最高。
添えてあるわさび漬をつけて食べると、これまたお酒が欲しくなります。


そしてメインのお蕎麦が登場。もちろん大もりで。

そばをアップで。

単身赴任の暇にまかせて、付近のそば屋を50軒以上回ったという先輩に奨められて初めて入った「青崎山荘」。
奥の大広間にはクマやらたぬきの剥製が飾られていてシュール。
でもそれ以来、完全にここの虜状態です。
長野に寄った際はぜひ!。
行ったなら、「きのこ」、「煮いか」、「大もり」の黄金オリオがお奨めです。




As I Call You Down / Fistful Of Mercy

2010年12月07日 | Music
待てど暮らせど発送の連絡がなく、
すっかり忘れかけていたアナログが到着

「As I Call You Down / Fistful of Mercy」。
もう先にCD買っちゃったよ。。。


ジャケット裏側。


ゲイトフォールド・カバーになってて、開いたところ。
バンドの意思、意気込みが静かに伝わってくるかのような写真。
ジャケットを開くと真っ先に目に飛び込んでくるのでインパク大


インナースリーブには歌詞が印刷されていて、
写真の部分だけがコーティング、というか艶ありに処理されている。
なんだか豪華。

CDよりも随分時間が経ってリリースされたのに、まるで最初から
アナログフォーマットでのリリースを念頭に製作されたかのような素晴らしい造りのジャケット。
楽曲データのダウンロード・キーが記載されたカードも付いていて、
いよいよアナログ復権か!?、なんて思ってしまう。。。

Fistful Of Mercyはベン・ハーパー(リンゴの「Y not」にもバック・ボーカルで参加)、
ジョセフ・アーサー、そしてダーニ・ハリスンから成るユニットで、これがデビュー・アルバム。
アコースティック・ギターの音とメンバー3人のハーモニーが美しい、そしてアメリカ南部サウンドの
泥臭さも感じさせるような音。
CS&Nみたい、と言うのが一番イメージしやすいのかな?



レコーディング作業はほぼ3人で行われたそうで、でも、密室にこもって作り込んだというよりも
3人の親密性が心地よいムードとなって音に現れている感じ。
歌われている内容はとても哲学的でもあるし、とても内省的なものに感じるけれど。。。

プロデュース名義も「Fistful Of Mercy」で、いわゆるスーパー・グループ的な匂いはなし。
あくまでも3人による新人バンドというこだわりが伝わってくる

ダーニもきちんとミュージシャンの一人として参画していることが感じられ何だか嬉しい。
何でもかんでもファミリーと結びつけて聞いてしまうクセは少し改めなくちゃな、と思う。

でも、でも、「Farther's Son」の歌い出しのダーニのパートは、
やっぱりお父さんにそっくり!。


(奥にダーク・ホース・レーベルのステッカーが貼られたギターが見えますね)

ぜひぜひ息の長い活動を期待してしまうグループ。



DIYでレコード棚を作る

2010年12月05日 | レコード
昨日に引き続き今日も快晴
寒すぎず、暑すぎずの気候で、絶好のスポーツ日和、ドライブ日和
・・・だったけど、家にひきこもってDIYしてました

どんどんたまっていくレコード達。
カラーボックスみたいなのに無造作にしまってあったものの、とうとうキャパを超えるまでに至った。

ネット等で販売されているオシャレなキューブ型のラックとか、いいなと思ったけど、30枚ほどの収納力で1万円超えってのは高すぎるし、かといって○ケアの家具では、今や一目見れば○ケアのだってわかるし、いかんせん耐久性がなくチープ(うちにも○ケア製家具、結構あります)。

そこでDIY、久しぶりに自分で作ることにした!。


簡単に、ほぼフリーハンドで設計図と木取り図を書く。
ラックの上に引き出しをつけて、その中にクリーナーや、小物などをしまえるように、と少々凝ったものを作ろうと思った

で、近所のホーム・センターに出かけて材料を物色してみると、設計時に想定してた規格の材がない!。
店の中で慌てて電卓取り出して設計(ってほど大したものじゃないけど)をやり直し、その場にある規格で作れるような、シンプルなラックに修正


少し作ってしまったけど、買ってきた材料。パイン材の集成材。
軽くて加工しやすい。


一旦、木工用ボンド(あの黄色い容器に赤いフタがいいっすね)で仮組。

ボンドが乾いたら木ネジでしっかり固定


背板も固定して出来上がったところ。
このままニスを塗って完成させてもOKだったけど、ここでひと手間。
エイジング加工、なんちゃって、使い古した感、味だし、をしようと塗装することに。


うすめ液でしゃばしゃばに薄めたオイルステインを布に含ませて全体に塗ったところ。
少々ムラがあっても気にしない


オイルステインが乾いたら、今度はアイボリーのペンキで全体を白く。
これも塗りムラがあっても全然気にしない

あとはペンキを完全に乾燥させて、全体にヤスリをかけて表面をならし、部分的に削ったりヤスったりして下地を覗かせ使用感を演出する予定!。

でも、ペンキの乾燥がさすがにこの季節は遅く、今日の作業はここまで。

部屋中がペンキ臭い。
・・・続く。



チリヌルヲワカ@渋谷CHELSEA HOTEL 

2010年12月01日 | Music
今夜は久しぶりに平日ライブ観戦!。

コレクターズのドラマー、Qちゃんの別ユニット「チリヌルヲワカ」を観に渋谷のライブハウス「Chelsea Hotel」まで

オープニング・アクトの演奏時には、ホールに入場できないほどの大入りで焦る。
さすがGO!GO!

Qちゃんと最接近できた場面があって、一言、二言言葉を交わさせていただく。
想像通りの優しいGentleな方でした!。
「Qちゃん!」、なんてそろそろ言いにくいお年頃になってきてるワケですが・・・。
ボクもQちゃんも・・・

今夜がツアーの初日ということで、演奏も気合十分。
ホール中に充満するユウちゃんの世界観に圧倒されっ放しだった。
ベースも跳ねてて気持ち良かった。
「カスガイ」も生でやっと聴けたし!。

CD不況と叫ばれて久しいワケだけど(個人的には買いまくってる気がする)、
こうやっていいライブを見せつけてもらえれば客は集まるし、客も求めて盛り上がる。
とても原始的な関係性が成立、いや、いい状態に戻りつつあるような気がした。
いいことだと思う、絶対。

スーツにコートと鞄持って、すし詰めで動けない過酷な状況で過ごした2時間。
地上にあがっての冬の風が気持ちよかった。

今夜も披露された新曲