With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

しばらくお待ちを

2006年01月30日 | Beatles
インフルエンザ休み中、部屋ですることもなかったので、先日のデニー・レインのライブ(!)をCDに焼いていた。
新兵器のHi-MDでリニアPCM録音をしてみたけれど(こんなこと書いていいのか)、マイクが大したことなかったので、それなりの音だった。
それを音楽編集ソフトを使って、なんとか聞ける程度の音質にして、さらにお手製ジャケットをつけて完成。ご注文いただいてる方、いましばらくお待ちください。

「メーカー・インフォより(爆)
2006年1月に行われたデニー・レイン日本公演!。
最前列中央のベスト・ポジションよりリニアPCM録音された良好オーディエンス!。
デニー・レインの部とアラン・パーソンズの部、2日分を完全収録!。
さらに全編に渡って、萌える日本人ファンのコーラス付きというスペシャル・エディション!

やりすぎです

2006年01月28日 | Band
インフルエンザでたっぷり休んでる間に、自分のいる業界は春夏商品のプレゼン時期の真っ只中!。
毎日商談で出歩かなくちゃいけなくて、またぶり返すんじゃないかとちょっと心配。
今日行ってきた得意先のバイヤーも昨日までインフルエンザで会社を休んでたそうで、マスクを着けたままでの商談。とてもつらそうで可愛そうだった。
ホントに流行ってるみたいだから、引き続きうがい、手洗いはしっかり行おう。

夜は、楽しみにしてた「The Yesterday & Today 」さんの今年初のライブ!。
今夜は新春特別企画だそうで、なんとあの映画「LET IT BE」のスタジオ・セッションとルーフトップ・ライブの再現をされるとのこと!。
ルーフトップ・ライブは色んなコピー・バンドさんが取り上げてきた、ビートルズ末期の伝説的ライブだけど、そこはY&Tさん。ただでは済まなかった。っていうかやり過ぎです

スタジオ・セッション時とルーフトップ・ライブの際は衣装が違うのはもちろんのこと、劇中のビートルズの会話まで再現していた!。もちろんあの有名なポールとジョージの喧嘩シーンも…。
衣装も極力似たものをチョイスされているけれど、さらにヅラまで極力似せてカスタマイズして装着されていて、そしてそれがまた憎らしいくらいに似合っていた。

ジョン役のレニーさん。クリソツです。

ポール役のポッツさんも、普段から似てるから、ヒゲを着けたってやっぱり似てますね。

独特のジョージのリズムの取りかたまで完璧に再現、というかジョージがのりうつってるみたい…。席が遠くてラディックさんの写真が撮れなかった(すいません)。
まさに和製「Beatlemania」!。

サウンドもすごかった。
スタジオでのダラダラ・セッションを再現するので、もちろん未完成の状態をコピーしていたり(その未完成バージョンがカッコよかったりする!)、ミスタッチや、効果音的なものまでコピーされていた…。
さらに圧巻だったのが、ジョージ役のシェイクさんの、オールローズのテレキャスターとレスリー・スピーカーのコンビネーション!。まさにあの映画や、聞き込んだ「ゲット・バック」関連の海賊盤に入っていた「あの音」が響き渡っていた!。2006年の日本で、このコンビの音が聞けるとは、なんとも贅沢な気がしたし、嬉しかったなあ…。
キーボードのNAMBATさんのプレイもトリッキーでキマっていた。「ONE AFTER 909」の演奏は見事!でした。

主役のY&Tさん以外にもオノ・ヨーコやマル・エバンス、さらにロンドン市警のオマワリさんまで登場して、もうライブというか、ミュージカル?っていう雰囲気があった。
どうせなら自分もこのオバアチャン役で出たかった。


準備やコピーには、かなり神経を使われたみたいだけど(当たり前か!)、ライブ中のメンバーさん達の顔が楽しそうに見えたのは気のせいかな。

できれば再び見たいなあ…。

今夜もお兄さん達はやってくれました…。燃えたなあ、いや、萌えたなあ…

ヒョーショージョー!

2006年01月25日 | 日常
熱も下がったし、今日から出社!

先週後半から直行・直帰だったり、インフルエンザで休んだりとで、会社に行くのはなんかひさしぶりな感じ。

しばらく居なかった机の上にはFAXの山が…。
そしてその山の上に、沖縄に遊びに行ってきた人からのおみやげが…。
「ちんすこう」。
一瞬名前を見てドキっとした。
これが沖縄名物なんだそうな…。クッキーと和菓子をミックスしたような味わいで、クッキー好きの自分いはハマりそうな味だった。でも、なんで「ちんすこう」なんだろう…。

「ちんすこう」を食べていると、風邪気味の後輩のY君が、鼻を垂らしながら近づいてきた。
「なかむらさん。昨日の新年会で表彰されてましたよ。ヘヘヘ。」と言いながらポイっと一枚の紙切れを渡してくれた。
表彰状だった!。

昨日の会社の新年会で、何人かが、表彰され、社長から直々に手渡されたそうだ。
表彰状をもらうのなんて何時以来だろう…。
小学校の頃、図画工作で女の子をブイブイ言わしてた頃以来なんじゃないかなあ。

表彰なんて多分、士気高揚のための客寄せパンダ的なものだろうけど、それでも自分の活動をある立場の人達が認めてくれたんだ、と思うとちょっと嬉しかった。
晴れの席をインフルエンザで休むというのも渋かったかな。
でも、皆の前でうやうやしく渡されるよりも、Y君からもらう方が自分らしいし…。
金一封も出るらしい!。これで車の整備ができる…。

ああ、もっと「ちんすこう」食べたいなあ

まいっちんぐ

2006年01月23日 | 日常
やっかいなことにインフルエンザに感染。会社を休む。

日曜の夕方から急に熱が出だし、先週半ばから複数のインフルエンザ持ち(!)の人と接する機会があったのを思い出し、今朝は2、3年ぶりに病院に行ってみることにした。
普段、熱くらいだったらバファリンでも飲んで済ましてしまうのだけど、もし、インフルエンザにかかっていて、そのまま会社に出てったら多くの人にもうつしてしまう恐れがあるので、面倒臭さもなんのその、張り切って出かけてみた

綿棒より細いような棒を鼻の穴に突っ込まれ、グリグリされたあと(気持ち悪かった)、待つこと15分。先生曰く「はい、思いっきりインフルエンザですね。A型です。」
が~ん。結構ショック。今朝は多少熱があったとはいえ、動けないほどでもなかったのに…。インフルエンザにかかった人達の経験からすると、かなりしんどい思いをするって聞いてたので憂鬱な気分に。
白々しく「会社に行ってもいいですか?。」と聞いてみると、「いいえ、会社には行かないでください。」ですと。
こうはっきり面と向かって会社に行かないでください、と言われるのもなんだか妙な気分。
まあ、それほどインフルエンザってもんを深刻に考えなさいということか…。

きっちり治した方が、後々の効率も良さそうなので、この際しっかり休んで、しっかり治そう

新生。初ライブ

2006年01月21日 | Band
今日はバンド「The JetSet」の今年初ライブ。
ようやくメンバー4人が揃っての初ライブで気合も入る…

が、朝からしんしんと降りしきる雪。
交通手段の混乱も予想されたので早めに家を出た。
それにしても電車での埼玉から横浜への移動は結構大変だった(笑)。

お店の開店時間になるころには、さらに雪の勢いも増してきて、お店の方、出演者、皆の口から「今日はお客さん来ねえなあ…。」という言葉が…

しかし、ありがたいことに定刻のライブ・スタートの頃になると、続々とお客さんが集まってくださり、大入りの盛況の中、ライブをすることができた。
個人的には途中で壊れてしまったけれど、会場からの暖かいヤジに励まされ楽しく演奏することができた。ありがとうございました!









横浜スターシップ 06年1月21日
01.I Saw Her Standing There
02. You Really Got A Hold On Me
03.I’ll Be On My Way
04.I Got A Woman
05.Till There Was You
06. Cring Waiting Hoping
07.Sure To Fall
08.That’s All Right
09.Act Naturally
10.A Hard Day’s Night
11.I Need You
12.You Can’t Do That
13.And I Love Her
14.Sodier Of Love
15.The Hippy Hippy Shake
16.Don’t Bother Me
17.Can’t Buy Me Love
18.Twist & Shout
アンコール.She Loves You


プレゼント

2006年01月20日 | 日常
先日のライブ余波で買ったアラン・パーソンズ・プロジェクトのベスト盤!。

プログレって、難解で、長~い曲ばっかなのかなあと、ロクに聞きこみもしないで先入観を持ってたけど、先週の(超盛り上がった!)「Alan Parsons Live Project」のライブを見て、とてもポップでメロディアスな曲たちに感動し、考えを改めた!

しばらくはこのベスト盤でも聞き込んで、プログレの方にも手を出してみよう。
しかし、ライナー見てみると、アラン・パーソンズって偉大な人なんだなあとあらためて感心。ライブ中は「ガリバーみたいな人だなあ」とか思っていたけど…(とにかくデカい人だった)。

郵便局の極上のお役所仕事のおかげで(それにしても信じられないセリフが普通に出てくるもんだ!)、ようやく手にすることのできた関西の友人Jさんからの荷物。


ポール・マッカートニーの最新アルバム「CHAOS & CREATION IN THE BACKYARD」のコード譜。MPL発行だから間違いはないんだろうな(笑)。コレは嬉しい!。


そしてCDやDVD各種…。
USツアーのサウンド・ボードものや、アビー・ロード・スタジオでのライブ映像などお宝だ(いつもすいません)。

気になっていたタイトルが、トール・ジャケットに入ったDVDで、ここには、伝説となっている02年日本ツアー、大阪ドームでの「CALICO SKIES」が収録されている。
…が、チェックしてみたところ、かなり粗い画像で、油絵の抽象画みたいになっていた。ちょっぴり残念!。


「おまけです」とポスト・イットのついたDVDも気になるところ…。
ありがとうございました。

緊張・・・

2006年01月18日 | 仕事
今日は、ついにテレビショッピングに出演した。

朝6時からの生放送番組ということで、前日から幕張のホテルにチェックイン。
テレビショッピンなんて生放送でやるもんなのかなあ、ほとんど罰ゲームだな、なんて思いながらも行ってきた!

朝4時にスタジオに集合し、準備。
プロデューサーさんやら、ナビゲーターの女性の方(めっちゃ可愛いかった!)と簡単に打ち合わせしてスタンバイ!。あ~、緊張する~

持ち時間は30分。これは結構長い!。
「同じことを繰り返し言ってください。」、「とにかく笑顔でいてください。」と言われますます緊張!。
女性ナビゲーターの方が「緊張なんかしなくても大丈夫ですよ。リラックス、リラックス!」、「私喋りまくってフォローしますから。」と、とても優しくしてくれ、オチそうになった…

そして本番…。あっという間に終わってしまった…。
「新タイプの容器採用で、中身がこぼれません。」と言ったそばからこぼしたり、「専用工場を建てました。」と言うべきところを「~建ててしまいました。」と言ってしまったりと、人間、緊張すると何を言い出すのかわからないなあ、と思った
でもまあ、いい経験さしてもらいました。

ついに、名前まで晒された!。


朝4時集合なのに、緊張して寝付けず、2時にはホテルの部屋で着替えてスタンバッてました・・・。


「おいし~これ!。」ナイス・リアクションです。さすがプロ!。
本当に助けていただきました。ありがとうございました。


「とにかく笑顔で」って言われたけれど、これが精一杯・・・

マーフィーは偉大だ。




今年の運は使い果たした!?

2006年01月14日 | Beatles
今日は休日出勤し、午前中は平和島にある問屋さんで春夏商品のプレゼン。
だいぶここの営業マンとも打ち解けてきて、新商品についての意見交換、来期への施策など、ざっくばらんな雰囲気で話しすることができてよかった。

午後からは休日モードに一時戻り、バンド「The JetSet」のリハ。いよいよ来週がホンバンだ・・・。
それにしても今日使った大塚のスタジオ。大塚の風俗地帯のド真ん中にあり、しかも風俗ビルの中にある。これで楽器かついでなかったら、絶対その手の店に入って行く人に見えちゃうんだろうなあ・・・
リハの後は、再び会社に戻り、来週のための書類作りをチャッチャとやることに・・・。

カバンから携帯を出すとメールが入っていることに気づいた。
関西の友人Jさんからだ。なんとデニー・レインを見に上京中とのこと!。しかも高速バスで。すごいなあ、わざわざ関西から出てくるなんて・・・。気合入っとる!
ん…、まてよ、確かセカンド・ステージは21時半から・・・。ここは池袋。
これから出かけても余裕で間に合うなあ(笑)。

ということでまた行ってしまった。「Alan Parsons Live Project with Denny Laine」。
前回は嬉しいことが多すぎたので、今日は落ち着いて演奏を楽しもうと決意。
でも…、今夜も自分にとっては忘れられない特別なライブとなってしまった…
(*ネタバレするので、これからライブに行こうとされる方はここから読まない方がいいです!)

幸運なことに、今日の席も前回2日目と同じ最前列、マイクの真正面!。さらにテーブルを増設した分、ステージに近くなり、デニーまで1メートル!と言ってもいいくらいの高ポジション!。

定時の21時半ピッタリにデニーとバンドメンバーがステージに揃い、ライブはスタート!。客席もほぼ満席でノリもいい。
前回行った2日目のステージとは比べ物にならないくらい最初からデニーがノリノリだ!。
ギターの音量が大きめで、たどたどしいながらも果敢にギターソロを弾きまくっている!。
ちょっとお酒も入っているのかな?、やたら動くしアクションも派手め!

今回のライブでデニーはステージに度のキツいメガネをかけて登場するのだけど、それがまるでケント・デリカットの様に見えてしまい「老けたな~」感を募らせる。でも汗をふくのにメガネを外す度、あのウィングスのデニー・レインの顔がのぞき、たまらない…。

客席のノリの良さがデニーを上機嫌にさせているのはもちろんだけど、前日の晩に六本木のライブハウスに繰り出して盛り上がったり、ここ数日のステージで日本のファンからの熱い反応を目の当たりにして、自分の素晴らしいキャリアを再確認、またはライブの楽しさを再び感じたりしたんじゃないかな?。そんなヤボな推測をしてしまうほど、デニーの演奏には熱いものがあったし、あの「時代」を見れなかった人達や、後追い世代の自分にも蘇らせてくれた

高音部分のボーカルはとてもきつそうだったけど、本編はノリノリで終了し、いよいよアンコール!。今回はここで前回の「Live And Let Die」に変わり、何と「Band On The Run」が演奏された!。おお、セット・リスト変えてきたか~。
そしてエンディングではデニー、とうとう客席に降りてきた!。そしてマイクをお客さんに向けだした!。関西のJさんにも向けられ、もちろん熱唱(笑)。そしてデニーの顔が隣に座っている自分の方に向けられた!。お、来るか!?、き、来て!、来た!!
マイクが自分の方に向けられた!。会場にいる多くのウィングス・ファンをさしおいて、自分なんかが歌っちゃっていいのか、と一瞬ためらったったけど、
「♪ばあ~ん、おん・ざ・らん♪!!。」思いっきり歌ってしまった。デニー・レインの演奏で「Band On The Run」歌っちゃうなんて、なんとういう幸せ…。もう言葉が出なかった。でも気持ちよかった…。

続くアラン・パーソンズのステージは前回に続き放心状態のまま過ごしてしまった。それでも心地よい80‘sサウンドに酔いしれることができた。
ギタリストのゴッドリー・タウンゼントとキーボード、マニー・フォカラッツオのインプロビゼーションが凄まじかった。

アランの部のアンコールで再びデニーが登場。一瞬「Blackbird」のイントロを爪弾きだしたので、あっ!、と思ったけどすぐに「Games People Play」の演奏が始まってしまった。
ショウの終了後、ドラムのスティーブ・マーフィーがスティックをこちらに向けて放り投げてくれた。


今日のステージでも自分とっては信じられないことが多すぎて、ちょっとまだ正気に戻れてない感じ。これからジワジワとクるんだろうなあ…。

今日のサインは、映画「Rock Show」のパンフにしてもらった。
でもこのパンフ、デニーのつづりが「Denny Lane」と間違ってる…。気分悪くしたかな?

余韻・・・。

2006年01月13日 | 日常
今日は昨日の余韻に浸りながら一日いい気分だった

移動のBGMはウィングスの「ロンドン・タウン」に「バック・トウ・ジ・エッグ」、さらにブートの79年のライブ・アルバムをずっと流しながらドライブ。
往復6時間の運転も苦にならなかった…かな

写真は昨日の会場で買ったデニー・レインのアルバム2枚。
よく見たら、これにもジャケットに直筆サインが入っていた!。
お店の人の話によるとこの販売されていたCD、デニーが手持ちで持ってきたらしくCD-R製で、ジャケットも手作り感あふれるものとなっている。デニーも苦労してるんだなあ

「Reborn」は聞いてみたかったアルバムだったので手に入れられてラッキー。
落ち着いたらゆっくり聞いてみよう…。


いい人だったあ・・・。

2006年01月12日 | Beatles
今日の仕事は厚木、そして平塚まで足をのばしてきた。
普段ならもうそのまま直帰のパターンなんだけど、昨日のくやしさから、
「Alan Parsons Live Project with Denny Laine」意地でも見てやろうと思い、一路東京へ!。

会場の「COTTON CLUB」はかなりオシャレ~な雰囲気で、オトナのデート・スポットってな雰囲気。

一応予約を入れて会場入りし、フロアに通されると「早いモン順ですのでお好きなお席にお座りください。」とのこと。
最前列のボーカル・マイク真ん前の席もまだ空いている。
「ここなんかでもいいんですか?。」と聞くと「どうぞ、どうぞ」とのこと。
そこまで言うんならじゃあ、ということでおそらくデニーが歌うであろうポジションの真ん前をゲット!。待ち合わせたIさんと一緒に飲みながら待つ…。

周囲の席を見回すと、丸の内のぷっくり中年サラリーマンが若いOLさんを連れたグループが目立つ。
「どうだい、オレだってこんなお洒落な店知ってんだぜ」ってな感じか。あまりウィングス好きはいなさそうな…。空席もチラホラと。

そして定刻ピッタリにデニー・レインはじめメンバーがシテージに揃いライブはスタート!。
いきなりスタートは…「Time To Hide」…マジですか?
髪は白髪になってやや後退し、老いは隠せないものの、声はもろにあのデニーの声だ!。
上体を前のめり気味にリズムをとるステージングもウィングスの時のまんま!。一気にボルテージが上がった。
「No Words」、「Deliver Your Children」と続き、これまた嬉しい「Again And Again And Again」!。このポップな曲大好きで、デニーのナンバーの中でも特にお気に入り。

そしてここまでのウィングス・ナンバーの連続に、軽く昇天寸前。ゲストって言うからてっきりちょこちょこっとギター弾いてコーラスつけるのかと思っていたら、期待を嬉しい方向に裏切られ、まさに「Denny Laine & Wings」のライブだ!。
そして出た!「Go Now」。マイクに口をくっつけ気味に、高音部になるとしんどそうにまぶたを閉じて歌う姿が、まさに「Over America」のあの姿…。ああ、高校生の時分から何度となくビデオや写真で見てきたあの姿が今、手を伸ばせば触れられる目の前に…。マジで涙がちょちょ切れそうになった

そしてデニーのステージ最後の曲は何と「Mull Of KinTyre」。やっちゃうかそれを…。
でもちょっと嬉しいことが。
後半部の「ラ~ラララ~♪」のコーラス部分。客席にも歌うように煽るのだけど、まばらな客席で、しかもこのステージはアランのファンが多かったのか、今いちノリがよくない。デニーの真ん前で、しかもデニー目当てに来てる自分としてはこのままで終わるワケにはいかないと思い、思いっきり「ラ~ラララ~!!」と声を張り上げた。するとデニーに聞こえたのか(真ん前だから聞こえて当たり前か)、こちらに向かってニコっと笑い、サム・アップしてくれた!。かあ~、たまりません。ここで一回昇天した。そしてアンコールは、「Live And Let Die」。少し歌うの苦しそうだったけど、なんのなんの、ちょっとアレンジしてあって、デニー2006年版といった感じでした。

興奮は冷めやらないまま、アラン・パーソンズのステージが始まる前にトイレに行くことにした。
短い階段を上り、スタッフにトイレの場所をたずねようとすると、あれ、デニーが立ってる!。
恐る恐る近づいて袖をチョンチョンっとすると、「Oh!、You!、You!」といって握手をしてくれた!。さらに英語で何か話しかけてくれている!。でも…解らない!。この瞬間ほど、「あ~オレは、義務教育含めて何年英語の授業受けてきたんだ…」と後悔した瞬間はなかった。
ただただ、素晴らしいショウを見せてくれた事への感謝の意を伝えようと、シドロモドロでカミカミの英語で話しかけてみると「うんうん、わかった、わかった。」とでも言うように、微笑みながらうなずいてくれている。さらに厚かましいとは知りながら、ペンと手帳を差し出すと、「お、ペンよこせ、よこせ。」とでもいうようなジェスチャーをしながらペンを取り上げ、丁寧にサインをしてくれた。

あ~、なんていい人なんだあ…。ここでもう一度昇天した
最後にもう一度感謝の気持ちを述べてかたく握手をして席に戻った。
続くアランのステージは夢見心地のまんまで、あんまり記憶に残らなかった。でも結構知ってる曲もあったりで楽しめた!

なんと言うか、幼い頃からテレビの画面や、レコード、CDジャケットの中でしか見ることのできなかった、大げさじゃなくてロック史に名を残すプレーヤーが目の前に居た、という感激に加え、変わらずファンを大事にしてくれる人柄が垣間見れたような気がして、とても幸せな気分を味わわせてもらいました。あのニコっと微笑んだ顔は、プロモなんかでポールと一緒におどける表情そのまんまでしたよ。
行ってよかった。