With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Paul McCartney / BACK TO BUDOKAN

2017年06月29日 | 西新宿系


Paul McCartney、2017年武道館公演bootleg。
前回投稿のPicadilly circus盤にて打ち止め!、と宣言しておきながら、
EVSD&XAVELコラボの限定BOX盤もやっぱり入手。
予約段階でネット上の各ショップで完売していく様子を見ていて、とてもスルーする気にはなれなかった。



コーティングされた艶あり日本語帯付のBOX仕様!(画像は箱の裏)



内容は紙ジャケ2枚に渡り、「IEMソース+SBDソース」×2枚、「AUDソース」×2枚、「SOUND CHECK」×2枚の合計6枚のディスクが収められている。
さらに24ページに渡る当日4月25日のステージ写真集と限定番号入りのカード(当方のは120番代)、そして号外のレプリカが封入されている。

ここの所じっくり時間をとれる状況にないので、この間の日曜日に早起きして(!)まずはディスク1&2、「IEMソース+SBDソース」を聞いてみた。



一聴してわかる、今日までにリリースされてきた2017年日本公演モノとの違和感。。。もちろんいい意味で。

これは単なるイヤモニ傍受音源とオーディエンス音源のミックスなのか?。
ポールのボーカルをど真ん中に据え、ギター、ベース、ドラム、そしてキーボードの音声が、音量含め完璧なバランスで配置されている。
しかも傍受音源そのままの様なカサついた音ではなく、艶感のある太い音で鳴っている。
ウィックスだけが目立つのではなく、きちんと他のメンバーのコーラスも聞こえる。しかもバランスよく。
歓声も演奏に被るような場面もなく、ポールとのコール&レスポンスの様子もリアルに蘇らせてくれる。
一番わかりやすい表現は「まさにオフィシャル・リリースのライブ盤」を聞いているかのよう。
驚愕!というよりも不思議な音だなあ、というのが素直な印象。
ネットにUPされた音源を聞いている時のような「マトリクス盤だからバランス不自然なのはしょうがないよな」とか「もっといいAUD音源なかったのかな」とか脳内で
妙な差引きをしないで聞き進められる。

メーカー・インフォには
「ステージ上に設置されたモニタリング用スピーカーのステレオ・ライン音源、複数のステレオIEMソースなどを正真正銘プロ・ユースの機材を用いてステレオ・ミックス」とある。
各メンバーの出す音をキャッチし、1本のライブステージを再構築したという事なのだろうか。

このBOXのこの2枚のディスクを聞いて「ブートレグもここまできたか」、「最新の機材の実力はすごい!」との感想を目にする。
機材の進化、プロ・ユース機材の実力もすごいのかも知れないけど、ここまで高い質感のアルバムに仕上げる製作者のマスタリングのセンス、経験値の高さが何よりも評価されるべきなのだろう。
非公式のライブ・アルバムは、個人的には客席の喧騒をそのままパッケージしたオーディエンス録音が最高だと思っているけれど、このBOXに収められたこの2枚からは、インフォに偽りなく「別格」だなと思える衝撃を受けた。



前評判が高かったからか、初週の土曜日(6/24)のお昼過ぎにはBF店頭にて「完売」の告知がなされていた(店舗にて確認済(笑))。
好評を受け、というか予想通り?(笑)、ジャケット・デザインを変更した2nd Editionの予約が始まった。
写真集がついてるorついてない、で千円ほど価格が違うとのこと。

ERIC CLAPTON / ROYAL ALBERT HALL 2017 1ST NIGHT

2017年06月20日 | 西新宿系


クラプトン、5月に行われたロイヤル・アルバート・ホール公演。
初日の22日をオーディエンス収録したタイトル
「ERIC CLAPTON / ROYAL ALBERT HALL 2017 1ST NIGHT」。

ネット上にUPされたものをプレス盤化したもの・・・だと思う。

R盤でなくプレスにてリリースという事で、とにかく高音質。
演奏を大きく捉えてるだけでなく、録音者からステージ(かなり近い?)、そして録音者から後方のオーディエンスの間にある、空気の層までもパッケージした様な理想的な録音。



インフォに使用マイクはSchoeps MK4と高らかに記載はしてあるものの、録音場所がステージに近い、かなりの高ポジションだったのではないかと推測。
そのくらいクラプトンを近くに感じることのできる綺麗な音。

自分は遅まきながら、本盤でレゲエ・アレンジの「Bell Bottom Blues」を初体験。
昨年の日本公演を踏襲した様なメンバー、セットリストだけに、どんなアレンジになっているのかは想像できたけど・・・、ほぼ想像通りだった(笑)。
熱量を抑えた分、メロディの良さが伝わってくるシンプルなアレンジは素晴らしい。
この曲、自分は生で体験していないので、いつか再び日本に来てくれた際には演奏してもらえるんじゃないか?、という微かな希望も生まれた。
「Badge」の徐々に昇り詰めていくようなバンドの演奏も最高。

限定シール付分には同公演をオーディエンス収録したDVDRが付属するのでお買い得。

Live at Royal Albert Hall, London, UK 22nd May 2017

Disc 1
1. Intro 2. Somebody Knocking 3. Key To The Highway 4. Hoochie Coochie Man
5. I Shot The Sheriff 6. Driftin' 7. Bell Bottom Blues 8. Layla
9. Nobody Knows You When You're Down And Out 10. Tears In Heaven

Disc 2
1. Badge 2. Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen Of Spades
with Doyle Bramhall II
5. Cocaine with Doyle Bramhall II 6. Hight Time We Went with Doyle Bramhall II

Eric Clapton - guitar, vocals Chris Stainton - piano, keyboards
Paul Carrack - organ, keyboards, vocals Nathan East - bass
Steve Gadd - drums Sharlotte Gibson - backing vocals
Sharon White - backing vocals

Paul McCartney / BUDOKAN 2017

2017年06月12日 | 西新宿系


プレス盤での登場は最速か!?。
Paul McCartney 二度目の武道館公演、イヤモニ傍受音声とオーディエンス録音をミックスして仕上げられたライブアルバム
「BUDOKAN 2017 」by Picadilly Circus

ジャケット・デザインからもレーベルの気合いを感じる!。
CD世代の自分でも、このアナログ・ブートの傑作ジャケを模したデザインには、ついキュンとしてしまうもの(笑)。

肝心の中身、音の仕上がり具合は。。。

コレいいっす!



いわゆるマトリクス編集では、このマッカートニー・バンドの様にボーカリストがイヤモニを使ってない場合、当然ボーカル・パートはAUD音源しかないわけで、イヤモニ由来の音のクリアさに負けて埋没してしまうケースも多いもの。
なのにキチンとボーカルがオンな音像でセンターで聞こえるし、各楽器のバランスもいい。
不思議なほど各パートの音が艶やかに聞こえる。
そりゃまぁウィックスのイヤモニ音源を使ってるので彼のコーラス・パートは大き目に聞こえる。でもイヤモニ音源単体の物と比べるととても自然で聞きやすい。

何の事前情報も持たない人にこのアルバムを聞かせたら、普通にオフィシャルのライブアルバムを聞いてると思ってしまうだろう。

他のレーベルからリリースされる盤を聞いてないので相対評価にはならないけれど、自分には十分。武道館はもうこのタイトルで打ち止めでいい(笑)。



The Collectors LIVE at 渋谷Quattro

2017年06月10日 | Music


ザ・コレクターズ@久しぶりのクアトロ終了‼︎

武道館以降最初のレギュラーステージにしてツアー初日。



武道館とガラっとセトリを変えてきた。
ライブハウス仕様のコレクターズ。
なんだか初期のステージを観ているような感覚に。

中盤のインストの、ルシールのベース・ラインがまだ頭の中をぐるぐると…

さぁ、一杯ひっかけて帰りましょう。

ザ・コレクターズ LIVE at Shibuya Quattro 2017年6月10日

Summer of Love
ロマンチック・プラネット
Million Crossroads Rock
悪の天使と正義の悪魔
孤独な素数たち
Tough
That's Great Future
Stay Cool! Stay Hip! Stay Young!
扉をたたいて
希望の舟
マネー
inst 〜ルシール〜
東京虫バグズ
Nick! Nick! Nick!
ノビシロマックス
がんばれG.I.Joe!
世界を止めて
僕はコレクター


Paul McCartney / BUDOKAN IEM RECORDING

2017年06月02日 | 西新宿系


You TubeにアップされたPaul McCartney武道館のイヤモニ音源を、今週発売となったサージェント50周年版を差し置いてヘビロテ中。

キーボードのウィックスのイヤモニを傍受したこの音源、
リハーサルだけでなく、ライブ本編をコンプリートで収録してあり、しかも気になるノイズがほぼゼロ!という
驚異的な録音(ノイズ除去等はしてあるのかな)。
サウンドボード流出音源って言われても気づかないほどに綺麗な音質。
観客の声も適度に入っているし臨場感もたっぷり。オーディエンス録音とマトリクスしなくても十分ライブ・アルバムとして成立している・・・。

ご存知の様に、バンド・メンバーのイヤモニ電波を傍受しているので、各楽器のバランスはイヤモニ使用者の楽器やボーカルの音が大き目にミックスされている。
だからポールの声に集中して聞いているとウィックスのコーラスが不意に大きく入ってくるので結構驚いてしまう(笑)。
もちろん確認用に出力されている音だからエフェクトはかけられていないので、何だか演者側に居て演奏を聞いているかのような臨場感もある。

これ聞いて気づいた今さら?なポイント。
「JET」のエンディング、ずっとウィングスやGET BACKツアーでのリンダのキーボードで聞きなれてたので、
そう、あの唸るような、ヘタウマな(ワザと?)フニャフニャしたエンディング。
キーボードだと思ってたけど、今はギターで弾いてるんですね。
今となればあのプレイが懐かしい・・・。

今後はこれを元ネタに、オーディエンス録音をミックスさせたアルバムが続々と出てくるんでしょうね。

画像は自作の妄想ジャケです(笑)