With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Please Please Me Back To Basics / The Beatles 

2011年04月28日 | 西新宿系
海外コレクター制作、ネット上で無料配布されているタイトルをプレスした銀盤!。

ファースト・アルバム「Please Please Me」のアウトテイクやバージョン違いがたっぷりCD2枚に収録されており、1st好きにはたまらいない内容
同タイトルのプレス盤はSECRET GARDENレーベルからもリリースされて(こちらの方が、音質が優れているとの評判)いるものの、自分はちょっとケチってこちらのSmilin’ Ears盤をチョイス

少し前までは音源のネット落としにハマってた時期があったんだけど、データをCD-Rに焼いたり整理するのが追っつかなくなっちゃって、何より気になるタイトルはプレスで、アイテムとして持っておきたいという欲求から、相変わらず買っちゃってますね


ジャケはリバーシブル

こちらには、オリジナルに含まれていなかったUS編集盤「Rock ‘N’ Roll Music」のアセテート盤からのミックスも収録してあって(オリジナルの尊重という意味では好みが分かれるところだけど)ちょっとだけお得

そしてこのタイトルの一番のウリは、未発表「Besame Mucho」の完奏バージョンが収録されていること!。
今手軽に聞ける、アンソロジーに収録されているバージョンは、ジェフ・エメリックによりエンディング部分をループさせフェイド・アウトして終わっているところを、本バージョンでは、フェイド・アウトこそしていくものの、きちんと最後まで演奏されて終わっている
デッカ・テープに収録されているように「チャッチャッブーッ」てヤツです。
音質は、若干ヨレているけれど、この1曲だけでも新曲が発掘、収録されたというコトで、枯渇感のあるビートルズ・ブート界では衝撃的なタイトルだと思う次第であります


ゴールド・パーロフォンを模したレーベル面がイカす!。

このシリーズ、2枚目の「With The Beatles」のリリースももうそろそろということで楽しみ。

Please Please Me Studio Sessions Back To Basics / Smilin' EarsECD-002A/B]
DISC ONE
I SAW HER STANDING THERE
01. TAKE 1 (STEREO) 02. TAKE 2 (STEREO) 03. TAKE 3 EDIT PIECES (STEREO) 04. TAKE 4 EDIT PIECES (STEREO) 05. TAKE 5 EDIT PIECES (STEREO) 06. TAKE 6 (STEREO) 07. TAKE 7 (STEREO) 08. TAKE 8 (STEREO) 09. TAKE 9 (STEREO) 10. TAKE 10 (MONO) 11. TAKE 11 (MONO) 12. TAKE 12 (MONO) 13. REMIX STEREO OF TAKE 9 (STEREO) 14. US “ROCK 'N' ROLL MUSIC” ACETATE (STEREO) 15. US “ROCK 'N' ROLL MUSIC” MIX (STEREO) 16. “ROCKBAND” MIX
MISERY 17. TAKE 1 (MONO) 18. TAKE 2 (MONO) 19. TAKE 3 (MONO) 20. TAKE 4 (MONO) 21. TAKE 5 (MONO) 22. TAKE 6 (MONO) 23. TAKE 7 (MONO) 24. TAKE 8 (MONO) 25. TAKE 16 REMIX MONO 1 US EDIT (MONO) 26. US “RARITIES” MIX (STEREO)

BOYS 27. US “ROCK 'N' ROLL MUSIC” ACETATE (STEREO) 28. US “ROCK 'N' ROLL MUSIC” MIX (STEREO) 29. “ROCKBAND” MIX
PLEASE PLEASE ME 30. REMIX MONO OF UNKNOWN TAKE (MONO) 31. UK 1963 SINGLE MIX (MONO)
32. STEREO MIX OF TAKES 16-18 (STEREO)
LOVE ME DO 33. PETE BEST ON DRUMS (MONO) 34. REMIX MONO OF UNKNOWN TAKE, RINGO ON DRUMS (MONO)
35. “ANTHOLOGY” TV MIX (STEREO)
DISC TWO
DO YOU WANT TO KNOW A SECRET?
01. TAKE 7 (MONO) 02. TAKE 8 (MONO) 03. ROCKBAND MIX
A TASTE OF HONEY 04. TAKE 6 (MONO) 05. TAKE 7 (MONO)
THERE’S A PLACE 06. TAKE 1 (STEREO) 07. TAKE 2 (STEREO) 08. TAKE 3 (STEREO) 09. TAKE 4 (STEREO) 10. TAKE 5 (STEREO) 11. TAKE 6 (STEREO) 12. TAKE 7 (STEREO) 13. TAKE 8 (STEREO) 14. TAKE 9 (STEREO) 15. TAKE 10 (STEREO) 16. TAKE 11 (MONO) 17. TAKE 12 (MONO) 18. TAKE 13 (MONO) 19. US “RARITIES” MIX (STEREO)

THE COLLECTORS @ SHIBUYA QUATTRO

2011年04月25日 | Music
自粛する気も、自粛を強要される気も全くないので、今年も花見を満喫して、

上野のさくら猫図

お酒もガンガン飲んでますが、なぜか地震があってから自発的に音楽を聴く気持ちになれなくて(こんなに音楽を聴かない日々が続いたのは人生初めて!)、淡々と日々を過ごしてきましたが、仕事も落ち着きを見せ始めたし、そろそろ自分の生活のペースを取り戻していこう・・・と。

大自然の猛威にさらされ甚大な被害も受けたけど、豊かな自然の恵みをこの日本の大地からいただいてきたのも事実。
それでもこの場所でこれからも生きていくんだ、という前向きな気持ちがふつふつと湧いてきましたよ。

そんなわけで昨夜からライブ解禁!。
しかもザ・コレクターズの渋谷クアトロ・マンスリー初日!

コレクターズにとっても昨夜のライブが震災後関東での初ライブ(だったのかな?)。
ヒゲを生やしたコータローの目つきがいつにも増して鋭かったのが印象的だった。
コータローは、地震発生後からずっと被災地や、復興に従事するファンに向けて、背中にそっと手を添えてくれるようなツイートを繰り返してくれてた。
この人のこういう細やかで優しいところは忘れられないっすね。

全編クライマックスと言ってもいい昨夜のライブだったけど、自分にとってのハイライトは序盤に演奏された「今が最高!」。
「Bad Times Gone, Good Times Round 昨日には戻れないし 明日はわからない 今日キミが見たモノがすべてだぜ すべてだ! 今を生きよう 」
などの歌詞のひとつひとつが、今の時期だからなのか胸に響く
間髪をいれずに演奏されたスモール・フェイシズのカバー「Sha La La La Lee」での会場が一体となった大合唱では思わず涙がちょちょ切れてしまいましたよ

他の曲の歌詞達も、なんだかまるでこのタイミングのために作られてきたように、今夜は妙に意味を持って響いてくる。
かつて英国の某バンドの元メンバーが「おれ達の曲は、『親を捨てて、家を飛び出せ!』なんて歌ったことはない。全て平和と愛について歌ってる」なんて語ってたのを思い出しちゃった。

終演後のBGMは、原発が爆発したと歌う「真実はかくせない」。
リーダーの「ポポポポ~ン」なMCとは裏腹に、コレクターズは今夜、特別な想いを胸に臨んでくれたステージだったに違いない。

今年も9月の日比谷まで、がっつりお付き合いさせていただきたいと思います。

↓昨日発売の最新DVD。青春ミラー最高!。






WAITING FOR THE BAND

2011年04月04日 | 日常
久しぶりの更新となります。

3月11日の地震発生から生活が一変。
このブログを見てくださっている皆さんにも様々な出来事が降りかかってきたかと思いますが、当然自分にも・・・。
昨日まで一日も休みを取れない状況となり、ようやく本日、一日だけ休めることになりました。

地震発生から10日間くらいは、もう脳みそがキュっと萎縮してしまったかのような、軽いパニック状態が自分にも職場でも続き、ここ数日になって漸くやや落ち着きを取り戻してきたという感じです。

綺麗なことを言ってもしょうがないので言いますが、疲れた・・・。

でも、この数週間でうまく言えないけど、熱い気持ち、というか何だかせき立てられるような思いと言うか・・・、少し気持ちが若くなったような気もします。

今自分がやっている本来の仕事とは違った内容の業務も、回りまわってやがて被災地の方たちに届くんだ、との思いひとつでなんとか昨日までやってきたようなところもあります。
とはいえ・・・、やっぱりそろそろ疲れも。

休日、ましてや曜日の概念すらなくなってしまった被災地の方たちを前にして非常に甘ったれた考えかとも思いますが、休めると思うと、気持ちだけでも脳みその中に空気がすうっと入ってきて、未来を見渡す気持ちがわいてくるような気がするもんです。

先日、再開された東北道を走っていると、自衛隊の救援車両、毛布やら救援物資などのダンボールいっぱい詰め込んだセダン、そして他府県ナンバーのタンクローリーが被災地目指して駆け上っていく姿が目に入り、「みんな頑張ってるんだなあ」と、ガラにもなく泣けてきてしまったり、やはり普通ではない心理状態だったのかも知れません。

食いっぱぐれない環境にいて、暖かい部屋から他力本願な憂国ツイートを繰り返すような人にはなりたくないので、こうやって動いていることで気持ちを平静に保てた部分もありましたね。

今夜はこれから、ホントに久しぶりに、音楽を聞いて過ごそうかと思います。
3月11日以降、音楽を聴く気分に一切なれず、アンプのスイッチにも一度も触れなかったから。
いきなりポールやビートルズ、コレクターズの声を聞くと、なんだかまだ心をかき乱されてしまいそうなので、インスト交じりのこのニッキー・ホプキンスの優しい声とピアノを聞いてクール・ダウンしようと思います。





被災に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。