一週間前の武道館、午後6時過ぎ。
ザ・コレクターズ、デビュー30年目にしてたどり着いた武道館ワンマン。
一週間経った今日のこの時間になっても、あの2時間半を思い出すとウルっときそうな感覚が消えず・・・。
見どころ満載過ぎてなかなか咀嚼できていないけれど(笑)。
とりあえず、この写真から約30分後の瞬間が忘れられない。
客電が落とされた瞬間、悲鳴のようなオーディエンスの歓声があがり、
丁度Paul McCartneyのライブの様に、コレクターズ30年の歴史を綴ったオープニング・フィルムがスタート。
このフィルムが腰を抜かす程にカッコよかった。
コレクターズの名曲から印象的なメロディ、ギターリフ、コーラスをミックスして綴られた5分弱の映像。
何より嬉しかったのが、歴代メンバー、特に自分が好きになった時期のコレクターズを支えたベースの小里くん、ドラムのQちゃんの姿がきちんと映し出されたこと。
そしてフィルムのラストには「BUDOKAN」の文字が!(ポールの場合はヘフナー・ベースが大写しになる瞬間ですね)。
ステージ上にはスモークがたかれ、ゆっくりとメンバーが定位置につき、そして一瞬の静寂が訪れた瞬間に「愛ある世界」のイントロが・・・。
もうすっかりオッサンとなってしまったのに気持ち悪いけど、自然と涙があふれてしまった。泣いちゃった。
こんな体験したのは初めてかもしれない。
廻りを見回すと同じように涙をぬぐう人たちが大勢。
これこそ長く応援し続けた「時間」の重みなのかも知れない。
18の高校生がもう40代のおっさんだもんなあ。。。
しばらくコレクターズ・モードのままです。