With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

SET OF SIX / BADFINGER

2019年08月31日 | 西新宿系


お盆の頃にリリースされたBADFINGERの映像タイトル

「SET OF SIX / BADFINGER」

マンチェスターはグラナダTVのアーカイブより。
1曲、1曲の映像は既にYOU TUBEにUPされていてお馴染みだったので、てっきりその映像をまとめたものかと思いロクにインフォも読まずに購入。
R盤なので若干躊躇したけどお安かったので(笑)。



再生してみてびっくり。
まさかの超美麗映像。。。
「コレクター所有の若いジェネレーションのマスター使用」なんて次元ではなく、まさにマスター・クオリティ。
色味も鮮やかで輪郭もくっきり。


グラナダTVでこの番組のアーカイブ集リリースの予定でもあるのかな?。
その編集作業中に流出?なんて推測しても不自然じゃないほどのクオリティ。

全盛期のBADFINGERがこんなオフィシャルクオリティの画質で拝めるなんて、なんと幸せな!


「Day After Day」に始まって


「Sweet ‪Tuesday Morning‬」








「Suitcase」のすさまじいインプロビゼーションでもトムのベース捌き、ピートのソロがしっかりと目の当たりにできる。これだけの鮮明画像だと演奏にどんどん入り込んでしまう(笑)


「Take It All」でのピートのピアノ。彼が生きていれば、いつかはこんな光景を日本でも目にする事ができたのかなあ。


やや緊張気味だったピートの表情がショウが進むにつれ和らいでくる様子がたまらない。
一方ジョーイはしきりに収録を盛り上げようとしていて、キャリアのあるところを感じさせてくれる(笑)

短い映像だけど、これはBADFINGERファンは必携かも知れない。


R盤なだけにギフト盤のようなレーベルがちと寂しい。


BADFINGER - SET OF SIX: GRANADA TV MASTER 1972(DVDR)

Live at Granada Studios, Manchester, UK 3rd May 1972
(Broadcast Date: 23rd May 1972)

1. Day After Day
2. Sweet ‪Tuesday Morning‬
3. Take It All
4. Suitcase
5. Better Days
6. No Matter What
7. Johnny B. Goode (Credits)

‪Pete Ham - vocals, guitar, keyboards‬
‪Joey Molland - vocals, guitar, keyboards‬
‪Tom Evans - vocals, bass, guitar‬
Mike Gibbins - vocals, drums, percussion, keyboards

NORWEGIAN NIGHT 2004 / ‪Paul McCartney

2019年08月25日 | 西新宿系

今年の夏は梅雨が長かったせいもあるのか短い。。。。
今週なんかは、朝夕はめっきり涼しくなってきた。

昨夜は川口のスタジオでなかなか充実したバンドリハを終え、車だったから飲めなかったので、
今日は午後からデッキにチェアを出して昼ビール(笑)。

風が心地いい。やっぱりもう秋だな。

で、BGMは、挽夏の午後のひと時をフェス気分にさせてくれる(笑)ライブ・アルバム。
「04 SUMMER / NORWEGIAN NIGHT 2004 / ‪Paul McCartney‬」を聞きながら。

唐突な感もあるリリースながら、今となってはプレミアム感あるセトリが印象的な、2004年の短期ツアーの記録。


2017年、「ONE ON ONE」ツアーではアコースティック・コーナーで別アレンジで演奏された「YOU WON'T SEE ME」
この時はオリジナル・バージョンでの演奏。
エンディングがかっこよくて、当時のビートルズ・バンドでコピーしたっけ。
う~ん、懐かしい。
02年の来日からまだ日も浅く、今よりもまだまだ熱心に追いかけてた頃(笑)。
新たに取り上げられる、過去の曲だけど新たな曲たちに一喜一憂してたっけ。


今やジョージのトリビュートとして「Something」が定番なれど、このツアーでは「All Tings Must Pass」。
夏の終わりのこのタイミングにも妙にマッチする(笑)。

音質はここ数年の録音となんら遜色ない、ナチュラルな音質のオーディエンス録音。
わずらわしい周囲のオーディエンスの声をほとんど拾ってない幸運な録音で全編通して楽しめる。

もう一本プシュっといっちゃいますかね。

VALLE HOVIN STADION OSLO NORWAY June 14, 2004
DISC ONE
01. Opening DJ Performance
02. Jet
03. Got To Get You Into My Life
04. Flaming Pie
05. All My Loving
06. Let Me Roll It
07. You Won't See Me
08. She's A Woman
09. Maybe I'm Amazed
10. The Long And Winding Road
11. In Spite Of All Danger
12. Blackbird
13. We Can Work It Out
14. Here Today
15. All Things Must Pass
16. Yellow Submarine
17. I'll Follow the Sun
18. For No One
19. Calico Skies
20. I've Just Seen a Face
21. Eleanor Rigby

DISC TWO
01. Drive My Car
02. Penny Lane
03. Get Back
04. Band On The Run
05. Back In The U.S.S.R.
06. Live And Let Die
07. I've Got A Feeling
08. Improvisation
09. Lady Madonna
10. Hey Jude
11. Yesterday
12. Let It Be
13. I Saw Her Standing There
14. Helter Skelter
15. Sgt.Pepper’s Reprise - The End

MG-ZT-Tで行く河口湖自動車博物館

2019年08月18日 | Car

昨日は、ガスケット交換後好調維持中のMG-ZT-Tで
一年の内8月のひと月だけ営業という「河口湖自動車博物館」まで!

歴代のMG詣でもさることながらお目当ては、別館「飛行館」に展示されている零戦や隼、そして一式陸攻。


開館の20分ほど前に到着。まだまだ駐車場には余裕が。


入口にはいきなりF-104が。旋回性能悪そう。

自動車館に入り早速MGの始祖様達にご対面。


MG-M
戦前わずか数台輸入されただけの内の2台がここに。
戦中は改造されてトラックとして使われていたとか。素晴らしいレストア具合。
動態保存なのかな?。

いきなり時代は下がって戦後生まれのMG達


MGーTC


MG-TD
これは、今でも極まれに走っているのを見かける。。。


そしてぐっとモダンになったMG-A


ビンテージなエンブレム達


緑に囲まれとてもいい雰囲気。


カニ目に


アルピーヌも


続いて飛行館に・・・


日本で唯一の陸軍一式戦闘「隼」Ⅰ型がお出迎え。


主脚を格納した飛行時のスタイルで展示。


塗装は「加藤隼戦闘隊」でお馴染みの飛行第64戦隊、加藤隊長機仕様。


7.7ミリ機銃口


当然ながら復元後は飛行してないので外板の捻じれもなく非常に綺麗。
枕頭鋲の並びも美しくうっとりしてしまうほど。


零戦21型
なんとオリジナルの部材を90%以上使用しているとのこと。


翼端の折り畳み機構もよく見ることができる。



スケルトン状態の零戦21型。
こちらもよりオリジナルの部材や構造を観察できるよう敢えてこの状態での展示とのこと。




主脚を折りたたんだ状態での展示のため風防を真近に見ることができる。



主翼内の20ミリ機銃。


そして同じく零戦の52型。


エンジンのカウリングを一部外してあり、オリジナルの栄エンジンを眺めることができる。

同じ空間で零戦を3機一緒に見る事ができるとは。。。


そして一式陸上攻撃機22型。
とにかくデカい。
巨大さゆえに胴体のみの復元なれど、零戦と並ぶとさらにその大きさが引立つし、往時の戦爆連合の姿が偲ばれるというもの。
あらためてすごい博物館だ。。。






前方部分。特徴的な全面アクリルのキャノピーが完璧に再現されている。


搭乗員乗り組み口のある胴体部分。
日の丸のマーキング部分にあるハッチは、想像していたものより小さかった。


胴体後方部分。
後方部分がヤップ島のジャングルから回収したオリジナル部品で復元し、前方部分は新造とのこと。


尾翼も巨大。


後部20ミリ機銃座も再現。

こうして本物を目の当たりにすると、こんな巨大な飛行機、一式陸攻で2,400機、隼もシリーズ累計で5,700機、零戦は同じくシリーズ累計で1万機以上と、
まさに戦争は国家をあげての総力戦であるということを感じさせてくれる。

近年ではこうした大戦機を産業遺産として保存、復元するという意識や動きが定着して来たけれど、
戦争の巨大さ、狂気というものをこの物言わぬ機体たちが伝えてくれるという意味でもとても意義のあることだと思う。

それにしても台風一過の暑い一日でした。。。