今日はレディースデーで鶏に行ったのに、
つい誘惑に負けて焼鳥丼にしちゃいましたf(^_^;
焼鳥の気分だったんだもの。
レバーも食べられますしね♪
今まで使っていた箱買いのマスクが無くなったので
初めてのやつをやってみたら、耳が痛くて…(*_*)
耳が痛いと、首~肩まで痛くなりますね(´Д`)
で、残りは誰かにあげるのかどうしようか…と。
試しにゴムを、えいっと引っ張ると、良い感じに緩むので
何とか使いきれそうですw
もったいないですもんねぇf(^_^;
2016年2本目は,野田地図です。
スローペースですねー。
いいんです,それでw
メインキャストの方々…
人魚:松たか子
モガリ・サマヨウ:瑛太
鵜飼ザコ:井上真央
サキモリ・オモウ:阿部サダヲ
鵜飼綱元:池田成志
イルカ・モノノウ:満島真之介
鰯ババア:銀粉蝶
野田秀樹:柿本魚麻呂
お席はO列の通路際だったのですが。
P列を見つけて,おっ!と
その後ろに座ってまして。
しばらくして「私Qの20番!あなたは?」とか話す
2人組のお客様がやってきて,
O,P,Q…ここやん!と(爆)
あわてて移動しました
いやぁねぇ
あ,ネタバレしますので,これからご覧になる方はご注意ください。
ネタバレせずに観た方が絶対面白いと思います。
新作なので,どういう作品なのか事前情報があまりなく。
パンフレットを読んで,水族館を舞台にしたお話しで,
人魚が出てくるらしい,と。
人魚ショーとか書いてあるし,
昔ありましたよね?
舞台に水槽があって,その中で踊るショー。
なんかそんなような,ちょっと牧歌的な作品を想像していたのですが。
実際,前半はどちらかというと,軽めのテイストではあるんですよね。
水族館(地上)と,海底とを行き来して,
まぁ腐乱死体を食べるだの何だの,というワードは出てきますが,
阿部サダヲさんとか成志さんとかが良い感じに笑いを取っていて,
気軽に見られます。
が,野田作品,そんな単純な娯楽作品なわけがないですよね。
後半,ガラッと趣が変わり,
あ…そうだ,野田さんって,こうなんだった!と。
人魚=人間魚雷,になるんです。
第二次大戦中の,あの。
人魚たちは,若い兵士たちを乗せて
次々と出発していきます。
見えないものが見えるモガリは,
聞こえない音も聞こえるよな?とサキモリに言われ
聞こえもしない爆発音(敵の船に激突した音)が「聞こえた」と言い,
人の心が読めるサキモリは「行きたくない」という兵士たちの心の声が,
自分の考えなのか何なのか分からなくなって混乱し…
前半部分のちょっと不思議な設定が,
見事にリンクしています。
モガリの乗った魚雷は,途中で動かなくなり,海底に沈み
そのままそこで最期を迎えるわけですが,
実際にそういうケースも多々あったはずで,
心にずしん,と重りを乗せられたような感じになりました。
こうして書くととてもヘビーですが,
松さんの凛とした美しさ,
瑛太さんの飄々とした明るさ,
真央ちゃんの意外なセクシーさ,などなど
色々楽しめる部分があって,
観終わってどんより…という感じではないです。
何より舞台美術が美しい!
アンサンブルの方々が,魚を演じたりしているんですけどね。
半透明だけど反転して見えたりするような素材のパネルを使って,
実際の人数以上に人がいるように見えて,
とても美しかったです。
あと,井手さんの振り付けがいいですね。
オープニングの松さんの動きがとても美しくて,
人魚っぽくて,一気に引き込まれました。
いやー,やっぱり野田さん,すごいなー。
うちの地元,回天基地ありますからね…。
小学生か中学生の頃,バス旅行とかで行ったきりかな。
色々考えさせられる作品でした。