ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

Florilégeでお食事

2016-11-28 12:11:28 | 外飲み&ごはん♪♪

早くても1か月前くらいに
「来月いついつ東京行くけど」と連絡をくれる伯母が、
2か月くらい前に連絡をくれまして。
今なら予約取れるよね・・・と、一度行ってみたかったFlorilégeへ行ってきました。

ちょうど銀座線が運休の日だったので、
新宿で買い物をした後、そのままタクシーで行きました。
10分ちょっとで行けちゃうんですね。
オープン少し前でしたが、入口のソファーで座って待たせていただき、
店内へ。

 

カウンターがメインで、半個室が1室だけあります。
カウンターとはいえ、かなりゆったりした作りになっているので、
隣の人の話し声があまり気になりません。
向かいの人の様子も気にならないし。
(近いと、気まずいですよねw)



まずは、シャンパンをいただきました。

 
投影 さつま芋

のっけから、面白い!
焼き芋のイメージですよね。

 

こんな感じで、木に刺してあります。
細かい葉っぱが取りきれないですが、
特に気にせずいただけます。

で、最初、小さいさつま芋だと思ったんですよ。
そしたら、さつま芋っぽく作ってあるものでした。
中は、さつま芋のクリーム。
芋、そのままは出て来ないか、やっぱりww
甘くて、ホクホクです。



継続すべき味、鯵

なんか、哲学的なメニューになってるんですよねー。
味と鯵、やっぱりかけてあるんですよね?

軽く炙って、ほぼレアの鯵と玉葱のムース。
周囲に散らしてあるのはいぶりがっこ。
自家製のパスタにパプリカ、ナスタチウム。
鯵の塩気は控えめで、玉ねぎのムースの塩気でいただく感じ。



合わせていただいた甘口の白。
これ、デザートでいただいても良い感じです。



コンフィ、すっぽん

写真だと分かりにくいですが、お皿がかなり深いんです。
それに対して、ナイフとかがちょっと短め。
正直、ちょっと食べ辛いです

すっぽんのコンフィと碗蒸し、すっぽんのスープ。
コンフィじゃないすっぽんもいますね。
とぅるとぅるの食感。
上の葉っぱは金時草ですね。
国産は珍しい、とおっしゃっていたような。

すっぽんのスープが、良いお出汁が出ていて美味でした~♪



合わせて出てきたのがシェリー。
このタイミングでシェリーか!と、新鮮でした。
同じように飲み進めているお客様がいらっしゃって、
ほぼ同時に提供してくださるのですが、
ボトルが2本用意してあって、どちらにもボトルを置いてくださいます。
さすがー。



何か妙なものが出てきたぞ・・・?と思ったら。



蒸しパンでした。
珍しいですね、蒸しパン。
ふわふわもちもちです。
歯が悪い人でも食べやすいですね
あと、柔らかいのでスープをよく吸います。



コントラスト、南瓜

これだけフォアグラを使っているのに、
敢えて「南瓜」としか書かないところが憎いww
絶妙に火入れしたフォアグラに、
カボチャを練り込んだパスタが乗ってます。
そして、下には雲丹も隠れてます。
黒い粉はアクセントのコーヒーパウダー。

これもお皿が深いですw



こちらに合わせて、日本酒が出てきました。
日本酒もアリですねー。



サスティナビリティー、牛

これがですね、経産牛を使ったカルパッチョなんです。
本来なら、殺処分される経産牛を、1年間育て直して
有り難く命をいただきましょう、というお料理。

事前にネット情報で、カルパッチョがあるらしい、というのは把握していて
苦手ですって言った方がいいかなー、などと思っていたのですが。
これが、美味しかったんですよー。
柔らかくて、それでいて歯切れが良くて。
噛んでも噛んでも切れないの、ありますよね。
あれが苦手なのですが、こちらは美味しくいただけました。

白いのはジャガイモだったかな。
緑のソースはパセリ。



無濾過と分かりやすいワインですねー。
酸味しっかりめでした。



ヘテロ、牡蠣

大ぶりの牡蠣の上に、おかひじきのフリットとサラダ。
黄色いのはレモンのメレンゲ。
こちらと一緒に、小さいグラスに牡蠣を使った冷たいスープが出てきました。
温度差のコントラスをとお楽しみください、と。

おかひじきは、フリットにしてもサラダにしても、食感が楽しくていいですね~。
牡蠣も臭みが無くて美味。
レモンのメレンゲも、見た目楽しくなりますね。
さらにはこのお皿。
最初に焼き芋が乗って出てきたお皿です。
面白い。



赤を合わせていただきました。
改めて見ると、量、しっかりめですね。
嬉しい。



2個目のパンは、全粒粉を使った蒸しパン。
食べかけのパン、片づけられちゃったかしら・・・と思ったら、
ちゃんとありましたw
完食しましたよ♪



冬の到来、金目鯛 蟹

皮をカリカリに焼いた金目鯛の上に、
カニとセリの餡かけ。
更にセリの根のフリット。
これが香ばしくて美味しかったです。
ごぼうっぽい香り。

手前の餡のところはやや塩気が強かったですが、
それ以外はちょうど良いお味でした。
茶色っぽいのはカニみそだっけかな。
全体的に、和っぽい雰囲気のお皿。



Chardonnayです。
明らかに背後にピントが合ってますww



分かち合う

最初にブロックのお肉を持って回って
「こちらのお肉を皆さんで分かち合っていただきます」と。
なるほどー。

で、そのブロック肉が結構脂たっぷりで、大丈夫かなーと思っていたのですが、
脂部分はそぎ落として出てきました。
かなりしっかりした肉質で、ギザギザしたナイフでもいいかも。
しっかりと噛みしめていただきます。
2時間オーブンで火を通したというパプリカ。
中にパプリカのクリームが詰めてあったのですが、
柔らかいけど果肉の食感がちゃんと残っていて、
パプリカの甘味が凝縮されていて美味しかったです。

お肉の上に乗っているのは赤ワイン煮で、
緑のソースは紫蘇。
紫蘇って、ちょっと珍しいかも。

 

最後にいただいた赤。
なんかね、お料理を食べるのに真剣になっちゃって、
ワインの味をあまりよく覚えていません



旬、柿

葛にみたてた柿のゼリーと、パウダー状にしたアイス。
柿のコンポートと、カリカリにキャラメリゼしたアーモンド。
柿の種に見立ててあります。
提供の仕方が面白いですねぇ。
サッパリした甘味で、ペロリといただけます。



自家製、チーズ

最初、蜜柑を載せただけのお皿が出てきて、???と思ったら、
後からチーズを乗せてくれます。
チーズの盛り合わせ的なものを想像してましたが、
そんなわけないですよねーw

ヨーグルトでコーティングしたチーズのデザートでした。
優しい甘さ。
そして、和歌山県産蜜柑は、しっかり酸っぱい。



 贈り物、アマゾンカカオ

チョコレートをキャラメルで包んだものをオーブンで温めたものに、
チョコレートクッキー。
白いのは何だったっけ・・・アイスではなかったような。
キャラメルなので、濃厚な甘さ。
ですが、デセール3品でも、サッパリした甘さのものが多いので、
「もういいです!」な感じにならず、美味しくいただけました。



食後の飲みものは、日本茶、ウーロン茶、フレッシュハーブティー、コーヒー、から選べます。
・・・紅茶もあったっけ?

フレッシュハーブティーをいただきました。
生のレモングラスとミントを使って入れてくれます。
いい香りです。



最後は、杏子ジャムでコーティングした、ほおずき。
これが乗っているコルク、カウンター内に積んであったものなんです。
(一番最初の写真参照)
飾りかと思ったら、違ったのね~。

ゆっくりと3時間かけていただきました。
スタッフさんは、裏でお皿を洗っている人も含めて10人。
多いですよねー。
カウンターをきれいにお掃除しながらお料理を作っていらして、
つい見とれてしまいました。

腕に盛大に刺青を入れた人がいて、
おおお・・・と思っていたのですが。
お隣にいらした外国人のお客様に
「来日して3年目のアメリカ人です」と自己紹介していて、
ちょっと納得
(アジア系だったの)
他にももう1組、外国人のお客様がいらしていて、
多国籍な雰囲気でした。

カクテルペアリングもあって、こちらのサーブもかなり凝ってました。
鉢植えの蜜柑まで出てきて。
あれは、複数オーダー入ると大変そうだな・・・。

いやー、面白かったです!
お腹もいっぱいになりました 

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