ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「DRACULA ~The point of no return~(AberranT)」Studio Life@ウエストエンドスタジオ

2018-02-25 13:00:00 | 観劇記&鑑賞記

はい、2回目行ってきましたー
今回は整理番号がそんなに早くなかったので、
ちょっと迷いましたが2列目センターブロックに座ってみました。
ちょっと高さが変わるだけで新鮮ですねー。

お芝居はナマモノなので、同じ作品を同じ人が演じても、
毎回違います。
今回はねー、ちょっとお疲れだったかなー?と
何となく、ですが。
アクションも多いし、狭い劇場を所狭しと駆け回るので、
かなり消耗も激しそうです。

で、前回「ん?」と思った場面、
やっぱりちーば君がセリフ間違えてたな、と再確認してみたり
次の人のセリフを取っちゃったんですよねーw
「干からびて死んでいた」
「まるで全身の血を抜かれたみたいだ」
ってなるはずが
「まるで全身の血を抜かれたみたいに干からびて死んでいた」
って言っちゃったのねw
次の人もとっさに「まるで全身の血を抜かれたみたいだ」と言わざるを得ず。
うん、それ今聞いたよ?ってwwww

回を重ねて、松本ドラのたおやかさ・・・なまめかしさ・・・
何て言ったらいいのかな、ジョナサンを心から愛おしく思う様子・・・
に磨きがかかっていたように思います。
そして、ジョナサンのことを「あなた」と呼ぶのだなぁ、と。
本当は「君」なんですけど、松本君バージョンは「あなた」なんです。
曽世ジョナサンと並ぶと、曽世さんの方がお兄さんに見えるので、
大好きな年上の先輩という関係性に変えた、と
パンフレットで倉田さんが書いてらしたのですが、
それで「君」から「あなた」に変えたんだなーと。

そんなことを思いながら見て、この日は終演後にトークショー。
歴代ドラキュラ(高根さん除くw)4人でのトークの中で
軽く疑問に思っていたことが解消されました。
一番最初に届いた公演案内に書いてあったあらすじが、
以下の内容だったんです。
全文を引用させていただきますね。

「ジョナサンを想うあまり集中力を欠いていたのか気が急いたのか、
 有り得ないミスをおかしたドラキュラ伯爵。
 棺に横たわっていた女性はルーシーという名の女性だった。
 本当はミナの喉元に噛り付くはずだったのに・・・・。
 永遠の命を授かってしまったドラキュラ伯爵の孤独は年々増していく。
 上限の月を見上げ、深い吐息をつくドラキュラ伯爵ーーー
 彼の心が満たされる日は来るのだろうか・・・・。」

脚本に手を入れます、と聞いて、お!と思ったのですが、
このあらすじを見て、「・・・コメディに変えるん?」と
ちょっとだけ不安を感じました。
ちょっとだけ・・・
ま・・・まさか大丈夫だろう、とは思っていましたが。

そしたらですね、そんな場面があったんだそうです。
ルーシーの墓場にやってきたドラキュラが、ミナだと思ったら違っていて
「すまん」と、ルーシーにが謝る場面が(爆)
「どうやっても面白になる」ってことでカットになったそうですwwww

アレですね、将を射んと欲すればまず馬を射よ、ということですね。
嫌がるジョナサンを無理やり仲間に引き入れるのは本意ではないので、
ジョナサンが心から愛するミナを仲間に引き入れて、
ミナがジョナサンを仲間に引き入れようとすれば、ジョナサンも喜んで首を差し出すだろう、と。
で、ミナに噛り付こうと思ったのに、間違えて友達のルーシー齧っちゃった…
ごめん(テヘペロ
みたいな

まぁ確かに、なぜにルーシーを選んだの?っていうのは不思議ではありますもんね。
そこを説明したかったわけですね。

ちなみに、作中で月について語る場面がありますが、
そこでは「下弦の月」と言ってるんですよね。
あらすじでは敢えて「上弦」にするとは、なかなか憎い
時間の経過を意味してますかね?

他にも時間軸が入れ替わっている、などの話が出たのですが・・・
初演は相当数観たのですが、思い出せへんわー
魔女の登場が早いな、とは思いましたが。

終演後、公演途中から販売を始めた舞台写真を買おうかなーと思って出ると、
開演前に貼ってあったところに見本がなく。
あれ?と思って見ると、石飛さんが持って立ってましたw
暗くて見づらい(舞台も暗いしw)ので、ひとしきり眺めて、よし、と。
「決まった?」
「決まった!」
「やったぁ!」
なんてやりとりがあって、なんかちょっとほっこりしましたよ(´ψψ`)

さて、次は曽世ドラです。
本当は2チーム交互に観たかったのですが、
日程の都合でできなかったんですよねー。
楽しみです!

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