猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ムカデ人間2

2014-05-16 03:58:03 | 日記
2011年のオランダ・イギリス合作映画「ムカデ人間2」。
発達障害を持つ小さな男マーティンは、ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として
働きながら、母親と2人で暮らしていた。
マーティンは映画「ムカデ人間」の大ファンで、ムカデ人間を作ったハイター博士に
心酔していた。DVDを繰り返し観ているうちに、自分でもムカデ人間を作ってみたい
と思うようになった。
マーティンは夜の地下駐車場を訪れた人々を拳銃やバールで気絶させ、拉致して
倉庫に監禁する。更に「ムカデ人間」の出演者の1人を、映画のオーディションと偽り
倉庫へ連れ込む。

うーん、1作目の方がインパクトがあって物語もおもしろかったな。大体映画のシリ
ーズ物ってそういうことが多いんじゃないだろうか。私の大好きな「ハロウィン」も
そうだ。
前作はほとんどグロテスクなシーンはなかったが、こちらはグロテスク満載だ。
白黒映画になっているからなんとか観られる、って感じ。
なんと言っても主人公のマーティンが1番グロテスク。背が低くて、すごく太って
いて、この人本当に俳優なんだろうかと思うほど気持ち悪い。加えていつも大汗を
かいていて、咳き込んでいるところがなんとも。ムカデ人間なんかより主人公の方が
ずっとグロテスクだ。
それに前作は手術の天才の博士がムカデ人間を作っていたけど、こちらの主人公は
医者でもなんでもないので、やり方がむちゃくちゃだ。観ていて、”痛い”。ちょっと
やり過ぎの感はある。ホラー映画としてまとまっていたのはやっぱり前作の方だ。
でもこのムカデ人間は3部作らしいから、とりあえず3まで観よう。



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