2014年のアメリカ映画「フューリー」。
1945年4月、ドイツへ侵攻する連合軍の米兵ドン(ブラッド・ピット)は、自ら「フューリー」と
命名した戦車に乗り、戦いを続けていた。ドンと3人の仲間に新兵のノーマンも加わり、
5人となった部隊は絆を深めていくが、進軍中にドイツ軍の攻撃を受け、他部隊がほぼ
全滅。なんとか生き残ったドンの部隊にも、過酷なミッションが下される。
とにかくリアルで迫力のある戦争映画だった。戦車がメインの映画はあまり観たことが
ないと思うが、とてもおもしろかった。あまりに次々と人が死ぬので、観ていてきつい面も
あったが、それは新兵のノーマンの目を通しても描かれている。
ノーマンは若く、職業はタイピストで、人を撃ったこともない。死んでいく人たちに心を痛
める。そんなノーマンに、ドンは戦場の厳しさを教え込もうとし、人を撃たせたりする。ドン
に反発しながらも、次第にノーマンはたくましくなっていく。
この辺りはノーマンがかわいそうに思える。彼はドンのように戦闘慣れしていない、普通
の人なのだ。そしてその普通の人が人を撃ち殺すようになるのが、戦争なのである。
後半、他部隊が全滅し、300人くらいのドイツ兵と、ドンたち5人が戦うことになるのだが、
そのシーンが凄かった。1台の戦車で、300人を相手にするのである。時間も長く、とても
迫力があった。戦争は恐ろしい。戦争映画はいくつも観たが、改めてそう思った。
ブラッド・ピットのかっこよさも印象的だった。
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1945年4月、ドイツへ侵攻する連合軍の米兵ドン(ブラッド・ピット)は、自ら「フューリー」と
命名した戦車に乗り、戦いを続けていた。ドンと3人の仲間に新兵のノーマンも加わり、
5人となった部隊は絆を深めていくが、進軍中にドイツ軍の攻撃を受け、他部隊がほぼ
全滅。なんとか生き残ったドンの部隊にも、過酷なミッションが下される。
とにかくリアルで迫力のある戦争映画だった。戦車がメインの映画はあまり観たことが
ないと思うが、とてもおもしろかった。あまりに次々と人が死ぬので、観ていてきつい面も
あったが、それは新兵のノーマンの目を通しても描かれている。
ノーマンは若く、職業はタイピストで、人を撃ったこともない。死んでいく人たちに心を痛
める。そんなノーマンに、ドンは戦場の厳しさを教え込もうとし、人を撃たせたりする。ドン
に反発しながらも、次第にノーマンはたくましくなっていく。
この辺りはノーマンがかわいそうに思える。彼はドンのように戦闘慣れしていない、普通
の人なのだ。そしてその普通の人が人を撃ち殺すようになるのが、戦争なのである。
後半、他部隊が全滅し、300人くらいのドイツ兵と、ドンたち5人が戦うことになるのだが、
そのシーンが凄かった。1台の戦車で、300人を相手にするのである。時間も長く、とても
迫力があった。戦争は恐ろしい。戦争映画はいくつも観たが、改めてそう思った。
ブラッド・ピットのかっこよさも印象的だった。
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