元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

自分探究

2007-12-17 21:35:34 | 健康
たった2日間の東京応援ツアーだったのに、何日間も異次元の世界に行っていた気分で、スポーツ医学センターに出勤しました。
20歳代男性、肩の疾患のクライアント…テニスのコーチをしているそうです。
ドクターによる診察も終了し、リハビリも 日常生活には 支障がないレベルに・・・
一般の方なら、トレーニングの指導も終了していただくのですが…。
「どのレベルを目指すの?」という質問をしました。
 ①口だけで指導する ②ほどほどにプレーする  ③選手レベルのプレーができることを目指す 
スポーツの指導者でも 色々な方がいらっしゃいます。
先日、数々のプロ野球選手を生み出したある高校野球部の監督さんのリハビリトレーニングを担当しました。
癌手術をきっかけに筋力が低下し、それでも無理をしてノック練習をされ、肩を故障したそうです。
“名監督”だと名乗っていただかなくても、素晴らしい指導者だということは 分かりました。
“どのレベルをめざしてリハビリをするか?”も、聞かずにでも 読み取るように 監督さんからは 伝わってきました。
もちろん、自分がリハビリトレーニングを実施することに熱心です。
「同じように選手が 肩を壊したときに、自分がしてやれることはないか?」と、私の説明に対しても大変興味を持って、質問されました。

テニスのコーチは 私の「リハビリをどうするか?」の質問に対して・・・
「僕、夢が ないんです。 将来、何をしたいかが 見つからないんです。」
と、答えました。

「夢がない」と自覚しているだけ、いいですよね。
夢がないことに問題意識を持っているのですから。
そこから、何かが 始まる可能性があります。

リハビリを終了せず、基礎的なコアトレーニングのプログラムを伝えました。
なぜ、自分は ケガをしたのか?を探りながら、自分を再確認すれば、必ずテニスの指導レベルも変わるはず。
テニスの指導者として、クライアントにしてあげれることは もっと、あるはず。
自分探求度や自分満足度を高めれば、何かが見えてくるかもしれない。
同じスポーツ界にいる人だから、頑張ってほしいな。 


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