元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

AED:九死に一生を得る

2007-05-02 23:21:29 | 健康
*今日のたね*
AEDを知っていますか?

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“大阪府岸和田市の私立飛翔館高校で4月30日行われた春季近畿地区高校野球大会大阪府予選の試合中、打球が同校2年の投手(16)の左胸を直撃、一時心肺停止の状態に陥る事故があった。
偶然観戦していた岸和田消防署の救急救命士(39)が、電気ショックを与えて蘇生(そせい)を図る医療機器、自動体外式除細動器(AED)を使い、投手を救った。AEDは同校の卒業生が寄贈したものだった。”~ZAQニュースより

このニュースを今朝、朝食を取りながら、主人に話すと…
「A・E・D・・・ナニ?それ???」
えっ!! ナニ、それってね~!?!?・・・・・・・・・・
おそらく、「AEDを置いています!」の看板は あちらこちらで、目にしていると思うのですが、“AED”が、何なのかが、わかっていなければ、話になりません。

AED(自動体外式除細動器)が 心臓が けいれんし、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与えて、正常なリズムに戻すための医療機器だということを知っていても、消防署の救急救命士やドクターでなくても誰でもが 使える物だと知っていなければ、役には 立ちません。

私たち、フィットネスインストラクターは 各専門団体の資格認定を受ける際、救命救急法:CPRの認定も義務づけられている場合があります。
私も 20年前から、2年に1度、CPR資格の更新を続けています。
幸運な事に まだ、CPR実施には至った事はありませんが…。

CHEERSでは 去年、体操教室に来られている方のご希望により、CPR講習会を行いましたので、参加された方は バッチリ…!?!?
いえいえ、事故がないに越した事はありません。

今回、ニュースになった事故のように、スポーツ中に衝突などが原因で、意識を失い、心肺停止状態に陥る事もありますが、その他スポーツ中、または 生活のなかで起こる事故は まず、既に危険因子が備わっている場合が ほとんどです。
記憶に深く刻まれているのは バレーボール選手のハイマンさん。
ベンチで崩れるように倒れ、そのまま亡くなってしまいました。
日頃のメディカルチェックや健康管理が まずは大切です。
中高年者の場合、メタボリックシンドロームと診断されている場合は 十分に注意が必要です。
まずは 大きな事故に至らないように、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
自分を救うため、人を救うため、AED・心肺蘇生法は 知っ得です!
関連サイト:AED普及協会 http://www.aedjapan.com


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