元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ウォーキングの迷信

2011-06-21 23:09:51 | 健康
今日のブログには ウォーキングについて書こう!とパソコンに向かった瞬間、Sさんからのメールが届きました。
ますは Sさんのメールを引用させていただきます。

「今日は パーソナルトレーニング、有り難うございました。

歩く事はトレーニングの原点で 筋肉も筋力も付くと思っていました。
体全体の体重がかかる為 歩くと疲労して筋肉が硬くなるんですね。
歩いた後には お風呂に入るとか ストレッチで 疲れを取り 筋肉を柔らかくするんですね。
私の考えは間違えていました(笑)
今日のゴルフの後のトレーニング~素晴らしいものだったんですね!!
有り難うございました。」

Sさんは 本日、ゴルフに行っておられました。
カートなしで、18ホール歩きのゴルフです。

ストレッチの際、関節可動域をチェックすると、ゴルフをしない日より関節可動域が悪く、筋肉が硬くなっていました。
そして、ウォーキングの迷信についてのお話をしました。

多くの人が こう思っているでしょう・・・・
「歩くことは 健康に良い。持久力も筋力も柔軟性も向上する万能薬だ!」

これまでウォーキング講習会を行う際、必ずウォーキング愛好者の皆さんにお聞きすると、ほとんどの方が こう信じて、一生懸命歩いておられます。
しかし、歩いた後にストレッチをしている人は 大変少ないです。
柔軟性を測定すると、カラダが硬い人が多いです。

確かに、歩くのが嫌いで運動不足の人より、よく歩いている人の方が全般的に体力レベルは高いでしょう。
しかし、よく歩いている人の方が 筋肉が硬くなっている可能性もあります。

歩くと、脚腰に負荷がかかり、筋肉は 硬くなります。
下の写真は 私が 六甲山を3時間歩き、足腰が疲れたな~と感じたときの柔軟性です。
ストレッチ前
通常は 手のひらが余裕でつま先より前に伸ばせますが、たくさん歩いたときは このとおり腰や脚の筋肉が硬くなり体が前に倒れません。
3分ほどストレッチすれば、筋肉の柔軟性は回復し、足腰の疲れは和らぎます。
ストレッチ後の写真です。ストレッチ後

日常生活でも夜になると、脚腰の筋肉は硬くなり、関節可動域が狭くなります。
ストレッチをすると、関節可動域や筋肉の柔らかさの変化が自覚できます。
自分のベストポジションを知って、毎日ストレッチすることで、関節可動域を保ち、関節の状態や姿勢全体も良い状態を保つことができます。

毎日のストレッチ、おすすめします!!


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