メンタルトレーニング

スポーツは　心技体と言いますが、オリンピックを見ていると、選手の心の動きが表情や身体の動きに反映しているように思います。

私は　中学高校バレーボールの現役選手だった頃、メンタルの弱い選手でした。
一番怖かったのは　サーブレシーブだったかな・・・
「こい！！」と言いながら、心の中では「こんといて～」と思っていました。
あの長い間（ま）で色々考えてしまうんですよね～ネガティブなことを。

もっと言えば、小学生の頃は　人前で話す事も緊張して、声が出なくなる気の弱い子供でした。

それが、今・・・！？！？

自分が過去にそんな性格だったために、この仕事をはじめ、一時期メンタルトレーニングに興味を持って、“メンタルタフネス”を読み、スポーツ心理学会に入って、勉強をしました。
そして人前に立つという経験と勉強をした知識があって、かなりメンタルコントロールが出来るようになったと思います。
落語をしても緊張しませんっ！？　緊張しなさ過ぎも、いけませんね～。


「緊張で潰れてしまう自分から、強い自分に変われるんだよ！」
と話したのは昨日・・・
娘の部活のお手伝いに行っていると、腹痛で練習を中断している子がいました。
症状などを聞いていると、緊張すると、いつもお腹が痛くなるんだそうです。
大会や本番の時は　必ず、お腹が痛くなって、心臓もドキドキして、気分が悪くなるんだそうです。

痛みが和らぐまで安静にして、痛みが和らいだ頃、症状を聞いて・・・
ネガティブだった私の話をして・・・
痛みが無くなって、メンタルトレーニングの話を・・・
①自分と、もう一人の自分を用意する。もう一人の自分は　自分を客観的に見る。
②分析する。一番良い状態をゼロとして、今どんな状態なのか？数値化できる物差しを心に用意する。
　実際にノートに記録しても良し。
③緊張している時の身体の調整方法を身につける。
　→　呼吸法、筋弛緩法
などなど・・・・・・・・・・・・・・・

ニコニコしながら、話を聞いてくれて、お弁当も平らげて、練習に復活しました。
「なんでマーチングを始めたの？」と聞くと、
小さな声で、
「笑顔が素敵だったから・・・」
「あなたの笑顔も素敵よ！！」
すごい、かわいらしい子でした。
鉄のような娘とは、えらい違い・・・（笑）

メンタルトレーニング→http://www.cramer.co.jp/training/mental_01.html

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