他力本願

本日、スポーツ医学センターにて・・・

パーソナルトレーニングのAさん８０歳、脊柱管狭窄症。

「若い頃から、腰が痛いと思ったら、マッサージに行ってたの。・・・・
もっと早くから、こんな運動をしておけば良かった・・・
そうすれば、こんなに痛まなくて良かったと思う。」


パーソナルトレーニングHさん56歳、脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニア、胸椎圧迫骨折。

脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアは　Aさんも同様に、慢性的な腰痛の後、起こる事が多いですが、圧迫骨折は　アクシデントがあり、急性に起こります。

「圧迫骨折は　どのようにして骨折したのですか？」と、お聞きすると・・・

「マッサージ屋さんで押された時。」

なんと！？

仕事を終え、テレビを見ていると・・・・

「マッサージや整体で骨折の被害・・・・」との報道。
国民生活センターによると、2007年以降で825件の相談が寄せられたそうです。

今日のHさんは　どこへも言っていないそうですし、Hさんだけでなく、過去にも数名いらっしゃいました。

私も、期待はせず、サービスだと割り切り時間つぶしにマッサージ屋さんに行くと、期待はしていないけれど、サービスだと割り切っていても、腹立つ事が多いです。
危なそうなポイントは　「そこは　結構です。」
・・・・眠くて休憩しに入ったつもりが結局、眠れもせず。

腰の調子が悪い時に、
「大腿筋膜張筋だけ、お願いします！」
と、入ったところ、制限時間が来ても、大腿筋膜張筋に触られる事はありませんでした。
この時ばかりは　クレームを出しました。
知らないなら、知らないと言ってくれたら、部位とマッサージ方法を教えましたのに・・・。

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町のマッサージ屋さんでも、スゴ腕の人も、たまにいるのです。
その時はラッキー！
マッサージも腕が良ければ、効果があります。


でも、まずは　Aさんが、おっしゃるように、トレーニングをして筋力を維持して、疲れにくい潰れにくい体を作り、ストレッチをこまめにして、睡眠、食事をキッチリとって、コンディションを整え、他力本願にならぬようにしましょう。
本当に辛い腰痛や肩コリなどは　早めに整形外科や整骨院で診察、治療を行いましょう。

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