元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

太陽の徳

2010-12-01 22:12:23 | 健康
パーソナルトレーニングのクライアントSさん(両股関節人口関節術後リハビリ)が・・・・

「病院に行くのに駅からタクシーに乗ると、運転手さんが “お見舞いですか?”と、私に おっしゃるの・・・・・・」

運転手さん曰く・・・
病院に向かうお客さんの表情を見れば、そのお客さんが お見舞い者か、患者かが お見通しなのだそうです。
運転手として、お客を見極めるてな事は プロですね~。

しかし、そのプロの目を破って、Sさんは 患者さん。
股関節の状況は リハビリに努力され、今は ゴルフを歩きで、できるほどに。
しかし、ガンを持っておられての通院。

運転手さん曰く、「お身体がお悪いのに、表情が明るくイキイキとされている!」と、驚いていらっしゃったそう。

Sさんは とにかく前向きで明るく、オープンで大らか。
そんなお人柄が病気も転じて、どこかに飛ばしてしまわれるように思います。

私も タクシーの運転手さんと同様、色々な方の健康指導をしながら、陽と陰、明と暗に性格、行動が分かれ、健康状態も対極となる姿を見ます。

昨日の体操教室でも・・・
運動をさぼりがち、薬に頼りがちなNさんに、同じ教室のK子さんが・・・

「そうやって薬に頼ってばかりで自分で治そうとしないでいると、どんどん病気も不幸も背負いこむよ~~!!」

と、一喝していらっしゃった。

私は まだまだ若輩者で、そこまで言えないので、人生の先輩が代弁してくださって助かっていて、K子大先生と呼んでいます。

こんなふうに元気が伝染して、元気のない人が発憤されると良いな~と思っていますが、、、
なかなか、その人の性格、行動を変えるのは至難の業。
自分の力量の無さを悔んでいると、これまたクライアントのKドクターに・・・
「先生、皆が皆、助けられると思ってはいけません。」と諭される始末。
 

二宮尊徳の言葉・・・
「太陽の徳、広大なりといえども、芽を出さんとする念慮、育たんとする気力なきものは仕方がなし」

みんな平等に太陽は あたっているはずなのですが、暗いところばかり見ていると暗い運命を招き寄せ、いつも明るくと考えている人は 運命からも好かれて明るく幸せそうで、たとえ病気があっても元気。

生き方も学ぶ毎日です。



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4 コメント

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またまた・・・ (Chii )
2010-12-05 22:54:29
ありがとうございます。
そんなに、わかっちゃいないんですよ。。
反対に教えていただく事ばかり。
また、コメントをお待ちしています!!
 
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あら! (マーライオン)
2010-12-05 10:47:53
ブログのタイトルに起用いただいて。。
こちらこそ感謝です。
私自身がウツっぽく苦しんだのでよくわかるんです。
だからたぶん同じような方がいたら私もほうってはおけないかなあ。
抜け出るまでにはたくさんの応援が必要だったです。
アタック№1世代、努力根性は大好きだけど思うように体を動かそうと体に対して上位の気持ちがいけなかったなあ。
いたわりが必要だし理解も。
自然治癒の力だって引き出せなくなってしまうかなと。
今まで足りない部分を補った反対側に感謝して助けてあげるねという体への優しい思いやりと感謝が大切だったなと思います。
人に対しては痛みあると理解を求めるのですが元気な人からの頑張れだけの言葉だと反発してしまうこともありました。
だから痛みの理解をしてもらうと心が開きやすかったかなと思います。
心の扉のアプローチ方法に熱心なトレーナーさんが傍にいて幸せな教室♪
いつも参加したいなって思いながら読んでいて。
言葉の力って結構大きいです。

今では私オペして可動域が狭いの~みたいにあっけらかんと被害者意識もすっ飛ばせるようになってきました。
元気のたねのおかげですよ~
ほんとです(^3^)/~☆
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ありがとうございます! (Chii )
2010-12-04 23:52:27
マーライオンさん、いつもありがとうございます。
なかなか体質・気質を変化させるのは難しいことです。 気持ちが動き、扉を開けていただけば、エクササイズや養生法をお伝えしるのは簡単な事なのですが、心の扉の開け方が難しいです。
どんな道を通り、扉を開くか?これも ご縁で運命と言えることかもしれません。
どんな自分に会いたいか?も、人それぞれですものね。
ちょっと迷ったり、躊躇している人にマーライオンさんの言葉がポン!と肩を押してくれるかもしれないので、ブログに引用させていただきます。 
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明るいほうへ (マーライオン)
2010-12-04 08:49:18
お久しぶりです。
自骨股関節オペしたマーライオンです。
本当にSさん(*^_^*)は素敵な先輩ですね♪
K子先生も!
お二人とも日々大変なこともあるのに自身を盛り上げて切り替える能力を持って活躍されていらっしゃるのでしょう。
体が思ったように動かないとどうしてもウツになります。
その葛藤の中で努力や感謝体質になっていくと徐々に明るいほうへ抜け出せて行く。
そんな気がします。
逆に葛藤をそのまま閉じ込めてしまうと諦めになってしまう。
宝塚OG愛華みれさんもがんになられて奇跡の生還されましたが舞台で鍛えてる人でも抗がん剤はかなりきつくてウツになったそうです。
でも周囲の支えのおかげで抗がん剤を命のクスリと求めるようになってその明るさと前向きさが他の患者さんにも影響をあたえたそうです。奇跡を起こさせる本人自身のパワーがすごい。
励ましや助言を受け入れる心も大事だなあ。
被害者意識になっても何も生まれないから~。
私も~オペ後2年半。
おかげさまで週2はジム通いし体のプロの言葉のシャワーを受けているうちにこうしたらいいかな?とか自分でもメンテナンスが徐々にわかりつつあります。
あとは明るい気持ちをくれる仲間やスタッフさんや先生がいることがいいな~と思います。
お互いに支えあい明るいほうへ~
行きたいですね!!
長文ごめんなさい
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