１０分の１

今日は 今年初の落語教室。

年始から気持ちを正し毎日お稽古し、仕事が始まってからは お風呂に入ってる間、、、
と、言うより、ネタがスムーズに言えるまで、のぼせそうになりながら、お稽古をしました。
今日は すら～っと噺すとまでは、まだまだ、まだまだ、まだまだ言えないけど、
間違わず発表できると思い、ちょっぴり余裕でギリギリまで仕事をしていました。

とほほ。。のデキでした。

今月は イレギュラーな仕事が多く、教室を（反省会？飲み会？！）失礼ながら早引けさせていただきました。
今月の本業を考えると、暢気に落語を楽しんでいるゆとりがないのですが・・・
稽古量、勉強量の１０分の１ほどが本番で発揮できれば良いところ・・・
と、肝に銘じて、本業にも取り組みます。

ちなみに落語を始めたキッカケ・・・
①話上手になりたい（声のトーン、間など）
②難しい健康話をおもしろくしたい
③日本の伝統文化に触れたい
④眠っている着物を利用したい
⑤笑うって良いじゃない！！　などなど・・・・

これも今のところ、１０分の１も達成できず、落語をしながら笑えず、難しい顔になっている私。。。

でも大きく学べたことは　桂　九雀さんの教え方の上手な事。
思う事は　おそらく沢山ある（いつもメモを沢山書かれている）のでしょうが、１０分の１ぐらいしか、次回への課題を伝えていないだろうな～。
その課題も超えれそうなその人のレベルにあったもの。
指示も言葉を上手に選んで人に、すごく優しい。
落語は　同じネタを１０人がしてもそれぞれの色になり、違ったように聞こえます。
その人の人柄が自然と出るんですね。
教える立場の人間として、大変勉強になっています。