元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

交信

2007-11-22 23:43:34 | 健康
じょじみさん…コメント回答、ありがとう!
昨日の「ヒラメ」の最後のクイズ:
「粗末に扱うと、身体の中に「ある動物」が現れます。
その動物とは 何でしょう?」
答え:ねずみ
じょじみさん、正解でちゅ~☆
肘や膝で、繰り返し外力がかかると関節軟骨や骨の一部がはがれることがあります。はがれたかけらが関節内を動きまわることを関節ねずみと言います。
可愛い名前でしょ。でも、関節ねずみが現れると、激痛がするそうです。

今日、朝いちの患者さんは 以前、右膝が 膝蓋軟骨軟化症と診断され、数年経って、今回は 左膝で、内側半月板損傷の診断。
ドクターからは 大腿四頭筋(太腿の前)のトレーニングを・・・というオーダーでした。
患者さんに、痛みが起きたエピソードをお伺いすると・・・
立ち仕事で無理をしていて、ふくらはぎが痛いな~と思っていると、そのうちに膝が痛くなってきた…
とのこと。
筋肉の拘縮は 大腿四頭筋よりも ふくらはぎが カチカチの状態でした。
昨日書いたように、ふくらはぎの中の腓腹筋は 膝関節を通過して太腿の骨にくっついているので、膝の関節にも影響を及ぼします。
腓腹筋が 硬くカチカチになると、膝が曲がって、膝のお皿を前側にポコンと押し出すようになってしまいます。
その患者さんの大腿四頭筋は?というと、膝を伸ばし、膝関節を支えるべき筋肉なのですが、こちらは プヨプヨ…膝を伸ばすチカラが出ていない状態でした。
それで、膝の関節に負担が掛かるというわけです。
しかも、立ち仕事のようですし…。
大腿四頭筋の筋力強化エクササイズ・ストレッチと、ふくらはぎのストレッチを指導しました。
このエクササイズの指導に入るまで、患者さんは どれだけ膝について語られたでしょうか…。
『えらい、深刻になってはるなぁ~気持ちで、しんどそう~』と思いながら、ひとしきり、お話を聞き・・・
「私も若い頃、バレーボールをしていて、膝蓋軟骨軟化症&半月板損傷と診断された事があるんです~」と言うと、、
「え~!? あ~~~~」と言いながら、涙を浮かばせて、握手を求めてこられました!?
ちょっとビックリ!?
人の痛みは その人によって、捉える大きさは 色々なんだな~。
客観的に見て、ドクターの診断からも手術の必要もなく、普通に生活が出来て歩けるから、それほど大したものでもないな~なんて思っていました。
「ストレスが貯まる」という表現をしますが、ストレスは 正しくは ストレス源があり、その処理をどうするか?
小さなストレス源でも、溜め込む人と、そんなの関係ねぇ~と鈍感力を発揮する人…と色々です。
膝に関しては 「そんなの関係ね~!」と痛みを堪え、随分と変形してしまってから痛い~~!と嘆き、運動療法で痛みは軽減したとしても、変形した膝の形は治せない・・・と言うパターンが多いので、鈍感力?忍耐力もホドホドに…
身体の声を聞いてあげましょう。
私の指導のあと、その患者さんは 受付のTOMOZOUさんに30分も語っていたな~。
患者さんの心と身体の間の交信をするもの、私たちの仕事かもしれませんね。
じょじみさん…コメントありがとう。
昨夜、南船場より テレパシーを送ったので、交信できたかな?!


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