元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ベストパフォーマンス

2009-09-23 22:33:46 | 健康
無事、娘は 合宿から戻りました。
土曜日の関西大会まで、なんだか落ち着きませんが、家ではリラックスさせ、大会までベストコンディションを祈るばかりです。

コンディショニングは 職業柄、気になります。
娘の場合、マーチングは スポーツほどハードな事はしませんので、急性の外傷(骨折、捻挫、靱帯損傷など)の発生は ほとんどありません。
しかし、オーバーユースによる障害が多いようです。

娘は ドラム担当なので、スティックを握る指が バネ指(手の指の腱鞘炎)になりかけています。
そして、特有の歩き方や小走りの連続で、ふくらはぎを中心に下肢や腰の疲れを訴えています。
アイシング、マッサージ、ストレッチ・・・
私のできることは行っています。

昨日、練習を見ていましたが、大きなチューバ(一番大きな管楽器)の担当の子が・・・
「腰が痛くて、、、休めと言われました」
と、楽器は 担いでいないものの、走りまわっていました?!

走れるぐらいなら、休むほどの腰痛ではないのになぁ~~
よほど、「ちょっと見せてください」と言いたいところでしたが、口を出せず・・・・

娘たちのチームに限らず、学生スポーツのクラブには よほどのチームしか、コンディショニングコーチ(トレーナー)は 存在しません。
残念です。

痛みがあれば安静・・・
これは 最も安全な策かもしれません。


しかし、まず日頃の身体のケアの質で障害を予防する事ができるでしょうし、コンディションをアップして、より良いパフォーマンスが望めるでしょう。


ましてや、ほんの数年・・・
いえ・・・学生さんは レギュラーを取れる、大きな大会に出れるなどのチャンスは たった1年や1シーズンと、本当に限られた短い期間しかないのです。

だから・・・
障害があれば、動く事を標準に合わせたスポーツドクターや治療家に診察してもらう事をお勧めします。
トレーナーにも相談してほしいです。
優秀なトレーナーが育ち活躍の場を広げ、一般人の身体に対する認識が向上・・・
そんな円滑なシステムが もっと整わないことかと思います。


私が勤める病院では たとえば投球肩障害の患者さんの75%以上が保存的治療(運動療法)に奏功し、最終的に手術が必要となった患者さんは 10%未満と一昔前と比べると随分少なくなりました。
手術をした場合、完全復帰する率は 非常に低いとのデータもあります。
怪我をしてからの早期復帰にも運動療法が不可欠です。
その他、一般の方の整形外科疾患(変形性膝関節症、腰痛、四十肩など)でも、運動療法・コンディショニングの効果は高いです。

ベストコンディション! 願うばかりです。

5連休が終わり、明日は 病院での仕事です。
色々な思いは ありますが、目の前の事をコツコツと・・・
自分の身体も気をつけて、ベストを尽くします!?
胃腸は 快調・・・大好きな珈琲は 控えています。



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