行動変容

＊今日のたね＊
健康の３大柱：食事、休養、運動・・・
運動とは　スポーツウエアに着替えるまでもなく、日常着のままでもできる身体のお手入れ。
肩こりには　こんなこと。脚の疲れには　あんなこと。腰痛には　これで、回復。
自分に必要なお手入れ法（運動）をみつけましょう。

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「先生・・・なんぼ言うたかって、膝が痛いのに、運動しなあかんからって、歩きはるねん！
で、痛いから続けへんねん。
それで、家でゴロゴロするでしょ。
どんどん、気持ちも暗くなりはるしね、、
なんしか、体操に、おいでって言うねんけど、来ないのよね」
運動推進委員長！？のＭさんは　さらに分析され、、
「言うても、わからない人はね・・・まず、頭で理解できない」
→Ｍさんは一生懸命に　身体のメカニズムや運動の効果を説明されているよう。
説明は無くても、元気ハツラツＭさんを見るだけで、説得力が有りそうなものの…
「目の前に見えていても、それが良いことだと信じて自分で意識できないのよね。」
そうそう…同じものを見せても、同じ事を言っても、反応が鈍い人と鋭い人がいます。
以前、体操クラスに参加していた方が・・・
「これを続ける事って、Ｃ先生教！？　宗教のようですね。」と、おっしゃった事がありますが、しかしＭさんが言うのは　私の宣伝を行っているのではなく、もっとベーシックで、スタンダードな事なのです。
人を信じるのではなく、自分の中の自分を信じる・・・というのでしょうか。
案外、自分の身体の中身を、ほとんどの人が知らないものですから。
ひょっとして、Ｍさんが参加する神戸ゆうゆう体操の皆さんが　ヨガマットを持って、ぞろぞろと会館へ入る姿を見て、「宗教かいなぁ～？？」と思っている人がいたりして！？！？
　
「人の言うことを素直に聞けない、頑固やわ、、かと言って、ほおっておけば、いじけて、すぐ諦めたような事を言う。」
良い運が開ける人、そうでない人は　口にする言葉も違いますね。
病院の運動指導で、治っていく人と治らない人は　明らかにグループ分けができるようで、非常に興味深いものがあります。　
　
「そして、病院や薬や健康食品に依存する…
それで何年も治れへんのよね、、なんで、わかれへんのやろ？？ 」
Ｍさんは　私が担当する何十年も前から　運動を行い、健康生活を送っていらっしゃいます。
Ｍさんに声をかけてもらって、健康になられた方も多いのではないかな。
私も、７０歳を過ぎてＭさんみたいになりたいなぁ～と思っています。
Ｍさんのように、よく御自分で理解をされ運動を行っている方に体操を指導するには、全く苦労はしません。
Ｍさん曰く、“なんで、わかれへんのやろ？？”というタイプの方に運動を継続していただく事（行動変容）が　本当に難しいです。
自分の家族がであれば、これが良し！とするものは　ひっぱってでも、背中を押してでも　無理やりでもさせますが、、、
仕事としては　そんなに無理はできませんから・・・。
でも、、、Ｍさんも　私も　身体の調子が良くなった人の笑顔や「ありがとう！」という言葉が　この人も、あの人も・・・という思いを掻き立てるんだろうな。
余計なお世話だったりするんだろうけど・・・。