あけましておめでとうございます。
元日には風もやみ、穏やかな年の始めとなりました。
暮れのうちに息子のK(←2日からお仕事の人)とEちゃん夫妻が来てくれて、にぎやかに食事をして、よく喋りました。ノンアル梅酒の炭酸割り美味し(笑)。
そのあとバタバタとお正月に続いたので、恒例の「年越し蕎麦@西タウン」は見送りに。あの古いお蕎麦屋さん、まだあるのかどうか…1年後もありますように。
年々あらたまらなくなる我が家のお正月。親族が集まることもなくなって、わたしもすっかり気が緩み、2日から普通にお洗濯したり、お餅を横目にソース焼きそばを食べたり。3日目には早くも紅白なますにマヨネーズ足してサラダにリメイクし、お煮しめの残りは刻んで炊きこみご飯にしてしまいました。
Mが28日にご近所でついてきたお餅は、例年よりかびが出るのが早く、水分が多かったのか(すごく柔らかくて美味しいお餅だった!)、これも暖冬のせいなのか。いまは鏡餅なんて、とても鏡開きまでもたないですよね。昔の日本家屋は、暖房といっても火鉢とこたつしかなかったから、食品の保存には良かったんだろうな。
年末年始のTVは、いつもの箱根駅伝だけ。中継所の繰り上げスタートというのは、やむをえないとはいえずいぶん無慈悲なルールで、かわいそうでしかたがない。どこが優勝かということよりも、繰り上げとシード権争いのほうが切実な感じではらはらします。
いただいた年賀状の中には「今年限りで…」との添え書きもちらほら見かけました。
本来は直接お年始に訪ねて行くのがスタンダードで、面会できないときは玄関先に名刺を置いてきた…それにかわるものが年賀状だったとか。明治時代に郵便制度ができて以降、訪ねて行けない遠距離間でも(あるいは訪ねて行くほどでない間柄でも)新年の挨拶を交わす習慣が、急速に広まっていったわけですね。
そこから180年あまりで、年賀状だけでなく郵便事業そのものが終焉を迎える時代が来るとは。
などと、感慨深く思いつつ、お正月からアマゾンぽちっとしてしまった閑猫。(コマやのゴハンが地元で買えないのよ!)
昨夏の猛暑で枯れたかと心配していた満月ロウバイが、庭の隅でひっそり咲いていました。
クレ9歳。
コマ7歳。
2にゃんと2人の閑猫堂を、今年もよろしくお願いいたします。