「・・って、何?」
というわけで、うちの黒猫は協力してくれませんし、
他にそれらしい画像の持ち合わせもないので、
いつもの水玉で。
ちょいと大粒のを選んでみました♪
「ハッピー・ハロウィ~ン!」
という挨拶が正しいのかどうかよくわからないけれど、
妖怪オバケの類も人間側にとりこんで「ハッピー」にしちゃえば
怖くない・・というのは、なかなかうまいやりかたで、
オバケの側からすれば非常に口惜しいのではないだろうか。
対ハロウィン作戦をひそかに練ってたり・・は、しないか。
先日から、少々わけあって、江戸時代に書かれた
(実話だということになっている)妖怪話をとりよせて読んでいる。
和風のモンスターやらポルターガイスト現象やら、
いろんなのが日替わりでぞくぞくと出てくるが、
これがどうもいまひとつ怖くない。
どうして怖くないか(=どうしたら怖くなるか)を考えている。
わたしはホラー系の映画とか小説とか、お化け屋敷的なアトラクションとか、
その手のものは苦手であまり近寄りたくないのだけれど、
自分で書けばけっこう書けると思うし、読むにしても
怖いものは怖いように書かれていなければつまらないじゃないですか。
(なんか言ってることが矛盾してますね?)
たぶん、江戸時代のたたみと障子とふすまでできた家というものが
自分の中に実感としてないせいだろう。
思い浮かぶのは「大岡越前」か何か典型的な時代劇のセットくらい。
舞台装置が木と紙だから、出てくる妖怪が巨大で重々しくても、
そのアンバランスさだけが目立ってしまう。
つまり、怖いと思う前に、ヘンなのだ。
注文しないのにやってくるお化け屋敷の出前みたいな感じ。
しかも季節は夏。
どこもあけっぱなしですかすかしているから、入るのも楽だし、
入られたってほうきで掃き出してしまえばすむような感じがする。
それと、意外性が足りない。
存在するはずのないものが出るから怖いのであって、江戸時代なら
そんなのもいたんだろうと納得してしまうから駄目なのでしょう。
妖怪変化の中に、数人の虚無僧が尺八を吹きながらやってきて
蚊帳の内まで入ってくる・・というのがある。
これが、本によって「音がしない」と書かれているのと、
逆に「音がものすごくうるさい」と書かれているのがあって、
本当に怖いのはどっちだろうか、などと考えるのは、なかなか楽しい。
無音の尺八に取り囲まれるというのは、うまく書けば怖いかもしれない。
でも映画化するなら、やっぱり音がないともたないだろう、とかね。
ま、いちおう、魔女さんたち用のステージ作っておこう。
今年はこのへんでどうかしら。
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かわいいです。
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