(複数の企画が少しずつずれて同時進行してますので、
話があっちこっちに飛びますが…)
まずは、ベニヤ板の絵。
無事に出版社にお渡しすることができました。
(さすがに重くて、駅からタクシーで直行しちゃったとか)
絵は、絵だけです。ネームの入るスペースは、
およその見当で白地または薄めの色であけてあります。
文字の書体や大きさなどは、これから決まっていくわけ。
木目がどんなふうに出るか、まずは2場面ほど試し刷りを
してもらうことになりました。
このまま順調にいけば、刊行は11月ごろになりそうです。
「その2」で書いた「サンドイッチの絵本」は、いまだ進展なし。
そのあいだに別のところで第3のダミーにGOサインが出ました。
乗り物絵本のシリーズで、こんどの主役は「パトカー」です。
乗り物絵本は、2歳くらいからの小さい読者さんが多いとか。
つまり、おとなの人が読んであげる、ということですね。
お気に入りの絵本って、うちでもそうでしたが、何度も何度も
くりかえし読まされるので、文章が長いと、ほとほと疲れます。
かといって、いいかげんにとばして読もうとすると、
子どもはすでに丸暗記してて、納得してくれなかったり…。
わたしは声優さんでも紙芝居屋さんでもないし、
だいたい喉も弱いし肺活量もないので、読み聞かせって
得意じゃありません。だから、原則として
「自分でらくに読めるような文章」しか書きません。
理想は、ネーム少なめ。センテンス短め。長ぜりふもなし。
くたっと寝そべったまま読める省エネモード。
それでもなお、耳にカッコよく響く文章なら、いうことなし。
(…そういうふうに、できているかなあ?)
今回は「パトカーは、どこが、なぜカッコいいか」について、
いろいろ研究をしたので、小論文が書けそうなほど。
それと、刑事アクションものがけっこう好きなもんですから、
レインボーブリッジ(?)を舞台に派手なカーチェイスも
予定しています。どうぞおたのしみに。
(って、また絵を描く人がたいへんなので…)