エゴノキの白い花。
遠くからでもよく目立つけれど、高い木なので、近づけば近づくほど逆光になってしまってよく見えない。
クマバチがいっしょうけんめい蜜を吸っている。
ウツギかなと思うとイボタノキ。これも5月の白い花。
ハゴロモジャスミン。
スイカズラは、からまりすぎてついに手に負えなくなり、フェンスごとごっそり撤去したため、今年は少なめ。
横浜のアパートから逃げた3メートル超のニシキヘビが、4年前に購入したときは40センチだった…という記事を読んで、そうだよねえ、と思わずうなずいてしまったのは、スイカズラだってクズだってそうだからです。ほんと、あっというまに大きくなるんだから。
カラタネオガタマの白花と、
紅花。条件が良ければかなり遠くまで甘い香りが届く。
プラムは、ここ数年、赤くなる前に落ちてしまうことが多いけれど、今年はどうかしら。
大きな夏みかん(1個が500グラム以上ある)をたくさんいただいたので、マーマレードに。ビタースウィート。
外で働くのに良い季節になったと思ったら、早くも梅雨入り。
植えたいものもあるし、摘みたいものもあるし、洗濯して干したい大きなものもあるのに、おあずけだ。
雲がとても低く、空気はぬるま湯のようだ。ときおりざあざあと強い風が木の枝を揺らし、頭上から大粒の水滴をぼたぼたとふりこぼす。山桜の実が道一面に落ちていて、とても歩きにくい。
「雨がしょぼしょぼ降る晩に 豆狸(まめだ)が徳利もって酒買いに」
わらべ唄はタヌキだが、そういえば、こんな雨模様の晩に、よく出るんだよなあ、アナグマ。
と、猫ドアに目をやると、パコンと開いて、まさしくそのアナグマがひょっこり顔を出したので、タイミングの良さに笑ってしまった。先日来たのと同じ子のような気がする。
ほんとはゆっくり観察したいところだけれど、この調子で常連になられては困るので、デッキに出て「こらあーっ!」とおどかしてやる。花壇の間の細い通路をするするすると滑るように逃げていった。こんもりした後ろ姿が可愛い。
本日のコマ吉。
寝るコマ。
茶トラしっぽと黒しっぽ。
最近、コマ吉は「ブラッシング」に目覚めた。
ブラシをかけると、ゴロゴロが止まらない。
ふだんは決して膝に来ない猫なのに、ブラッシングを始めるとずんずん迫ってきて膝にあがりみ、くねくね、スリスリと、きりがない。ちょっとマタタビ的な陶酔状態かも。
うっとり~~。
(この猫用たわしが特にスゴイわけではありません。抜け毛をとるスリッカーのほうが刺激があって好きらしいんだけど、コマはわりと皮膚が弱いので、かけすぎないよう、後半はマイルドなたわしでごまかしているところ)