食材としてのタケノコは別として、竹という植物には
これまでさほど興味がなかったのだけれど、
このごろ、青竹の色を美しいと思えるようになってきた。
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朝、竹の皮の表面に、したたるほどの水滴がついている。
ポア水玉だ。
この時期の竹は、根から大量の水を吸い上げるらしい。
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先端のほうではひときわ大きな水玉に。
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季節限定、しかも期間限定。
あっというまにのびて、手が届かなくなる。
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こうやって下から順に一枚ずつ皮をぬいでいくと、
しっとりみずみずしい若竹があらわれる。
足元には落ちた皮がどんどん積もる。
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ここまではタケ。ここから上はまだタケノコ。
境目のところに金色のうぶ毛がはえていて、すごくきれい。
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青竹を見ていると、水羊羹が食べたくなるんですが。
どういうわけか(・・笑)
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天をめざしてのびる。
タケノコを縦に切ると、中がはしごのように段々になっているが、
あのはしごが、ずずずうっと引き伸ばされたと思えばいい。
1か月で10~12メートルの高さまで一気にのびてしまうそうだ。
ということは、1日平均30~40センチ!
のびきったあとは、何年たっても、それ以上高くも太くもならない。
(竹の成長の早い理由は→こちらがわかりやすいです)
以前、北海道から来た人が、ここの竹やぶを見て、
「うわあっ、竹が・・ほんとに立ってる!」と珍しがっていた。
北海道には竹がないので、竹製品になったものしか見たことがなく、
こんなのが実際に生えているというのが信じられなかったそうだ。
たしかに、物干し竿に枝葉がついて直立していると言われても想像しにくい。
竹藪の竹は、地下茎でつながった「群れ」だ。
60年から120年周期で一斉に花が咲き、咲き終わると枯れるという。
あらためて考えてみると、これ、かなり不思議な植物ですよね。
本日のにゃんこ。
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酔猫(すいきゃっと)さんちに来てみたけどお留守だった・・。
本日の「いいね!」
「和」テイストのパフォーマンスを2つ。
その1
Sanddorn balance (動画)
羽と木のバランスに息をのむMiyoko Shida Rigoloの妙技。
(こちらは同じサーカスの別の人ですが、構造がよくわかります)
その2
忍者vsカラス (動画)
・・っていう演題ではないと思うけど(笑)。
いやー、面白いの、これ。
大きい音が出ます。こっそり見る人は笑わないようにご注意。